根を張る時期と伸びる時期

お父さんがどれだけ仕事を頑張ったとしても、
必ずしも会社の業績が右肩上がりに伸び続けるとは限りません。

それと同様、子どもがどれだけ頑張って勉強しても、
必ずしも成績が右肩上がりに上昇し続けるとは限りません。

自分で一生懸命勉強したことのある方であれば、
きっと誰もが経験しているのではないかと思うのですが、
自分ではそれなりに頑張っているつもりでも、
なかなか思うように結果が出せない「停滞期」というのが訪れます。
もちろん私にもありました。

そんなとき周囲の人たちは、

「やり方が悪いんじゃないの?」
「やっているフリして、本当はサボっているんじゃないの?」

と好き勝手なことを言ってきます。

でも、それで一番苦しんでいるのは当の本人。
自分が本当に苦しんでいる時に、そんなことを言われて、
やる気を持続できる子どもは、果たしてどれだけいるでしょうか?

過去に1年近く成績が停滞した生徒がいました。
でも私から見る限り、決して力がないわけでもないし、
勉強のやり方が間違っていたわけではありません。

私は彼女に言い続けました。
「時期が来れば必ず結果は出るから、心配せずに今のやり方を続けなさい」と。

彼女はその言葉を信じて頑張ってくれ、
約1年後、今では学年トップクラスの成績を維持できるようになりました。
そういった例は、実はそんなに珍しいことではありません。

教え子で停滞期に入っている生徒がいた場合、
私は「今は根を張っている時期」といった説明をするようにしています。

植物同様、人間にも「根を張る時期」と「伸びる時期」があると思います。

「根を張る時期」は目に見える結果はなかなか出てきませんが、
「伸びる時期」のための力を蓄えている時期です。

もちろん結果については、生徒によって個人差はありますが、
やり方さえ間違っていなければ、
どんな子にも、必ず「伸びる時期」は訪れます。

「根を張る時期」に結果が出ないからといって、
簡単に諦めたり、やり方を変えたりするのは、
せっかくの「伸びる時期」を自ら遅らせることになります。
とても勿体ないことだと思います。

その場しのぎの付け焼刃の勉強を続けてきた生徒は、
学年が上がっていけば成績は下降していきます。

でも、しっかり根を張った勉強を続けてきた生徒は、
学年が上がっていくごとに頭角を表してきます。

停滞期を子ども自身がどう過ごすか。
そして停滞期に入っている子どもを周りがどう見守っていけるか。

たった1回のテストが悪かったからといって子どもを叱りつける。
これは我が子の「伸びる時期」をお母さん自ら潰していることになります。

もっと長い目で、子どもを見てあげることが大切ではないでしょうか。
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by sawayoshi45 | 2010-09-06 13:29 | 教育のこと | Comments(0)


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