フジ子・ヘミング

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今日は寒い1日でした。
道東では雪が降ったそうな。
もうすぐゴールデンウィークだというのに・・・。




スピリチュアルな世界のことは正直よくわかりませんが、
美輪明宏さんと江原啓之さんの「オーラの泉」という番組はいつも観るようにしています。

今日はその2時間スペシャル。
仕事から帰って、録画したのを急いで観て、今これを書いています。
ゲストは船越英一郎さんと、フジ子・ヘミングさん、長谷川理恵さんの3人。

みな、それぞれに興味深いお話で、いろいろ考えさせられることが多かったのですが、
その中でも、私が最も感銘を受けたのが、フジ子・ヘミングさんのお話でした。

妻が持っている「美輪明宏のおしゃれ大図鑑」という本に、
ちょうどフジ子さんのことが書かれてあったので、
それをもとに簡単に紹介させていただきます。

フジ子さんはベルリン生まれ。
異国人の父親は彼女が幼い時に家を後にしました。
ピアニストだった母親に厳しくピアノを仕込まれ、
早くから才能を発揮していたにもかかわらず、下手だ下手だとしかられて、
決してほめてもらえなかったとか。
そして16歳の頃、病気で片耳が聞こえなくなってしまいました。

東京音楽学校(現・東京芸術大学)を卒業してもピアニストの職はなく、
留学を志しても国籍問題からなかなか実現せず、
ヨーロッパに渡ったのは30歳になってから。
日本からの送金は少なく、極貧を味わったといいます。

留学生仲間の妬みやそねみもひどかったとか。
約10年後、千載一遇のチャンスをつかみ、
デビューリサイタルを開催するところまでこぎつけたのですが、
練習中に高熱を発し、今度は聴覚を一切失うというトラブルに見舞われます。
まったく音が聞こえないまま演奏した結果、リサイタルは失敗。
それ以後、治療してある程度まで聴覚を回復し、ドイツでピアノ教師の職につき、
時折小規模の演奏会を開きながら、細々と暮らしてきました。

1995年、母親の死をきっかけに、何十年ぶりに日本に帰国。
母校の講堂や自宅でこじんまりとしたコンサートを開き、
それをたまたま聴いた人たちのクチコミによって、
その演奏の見事さは徐々に広がっていきました。
そんな彼女の波瀾の人生を、NHKがドキュメンタリー番組に取り上げたのです。

番組の中、要所要所に流れるフジ子さんの演奏は、
テレビを観ていた人たちの度肝を抜きました。
こんなクラシックは初めて聴いた、どこに行けばCDを買えるのかと、
全国から問い合わせが殺到したといいます。

「簡単に」と言いながら、けっこう長くなっちゃいましたね。

「大器晩成」という言葉がありますが、
ものすごい「遅咲き」といってもいいのではないでしょうか。

私はピアノのことはよくわかりませんが、
彼女が人生で味わってきたさまざまな思いが、彼女の演奏に詰まっているからこそ、
私たちはそれを聴いて、何かを感じるのかも知れませんね。

勉強も同じですが、小手先のテクニックだけじゃ何も伝わらないということですね。
私も気をつけなければと思います。

書きたいことはまだあるのですが、何だか長くなってしまいそうなので、
最後に言った彼女の言葉を紹介して、今日は終わりにしときます。

私は50歳になるまでテレビはなかったのよ。
今の人、みんなケータイ持たなきゃ気が済まないじゃない。
人間なんて食べるものがちょっとだけあれば、健康に生きていけるのよ。

神様は、いつも助けてくださっているのに、それに感謝もせず、
何で人間は「もっと、もっと、もっと、もっと・・・」とやるのかな。

人が持っていたら羨ましがって、
「オレもそれを持たないと不幸せだ」と思うことがとんでもないこと。
(今の人は)自分の中に同じだけの幸せがあるのに、それを見ようともしない。

現代に生きる私たちが、心しなければならない言葉だと思います。
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by sawayoshi45 | 2006-04-24 23:59 | 人生のこと | Comments(2)
Commented by tea*rose at 2006-04-25 13:10 x
私も観ました~。前世のことはやっぱり私もわからないけれど、江原さんたちに対して、ゲストが心を開きながら話していく様子を見るのはとても好きです。・・・江原さんの見えているものを信じるには私は何もわからないけど、あの人の「癒しの方向性」が「前を向いて歩いていきましょう」ということのような気がするので、心して聞くようにもしてます。
フジ子さんの存在は、生きることそのものを表現しているようで、いつもいろんなことを思わされます。
・・・ケータイを持たずにいられない私は、昨日、友達が見せてくれたDS+えいご漬けのソフトを羨み、早速、今日買ってしまったのでした。うわーん。来月、いろいろときつそうです。
Commented by sawayoshi45 at 2006-04-25 13:55
> tea*roseさん
そうそう。
私も前世だとか守護霊といったものはよくわかりませんが、
あの番組を観ることで、自分自身も癒されているような気分になりますし、
とても前向きな気持ちにもなることができます。
「あっ、これでいいんだな」と勝手に自分を慰めてみたり・・・。
まあ、人間ってそれだけ「弱い生き物」であり、
自分を励ましてくれる人をどこかで待っているということかも知れませんね。

つい「衝動買い」してしまうところは私も同じでございます。
買っては反省の日々。ホント、どうしようもないなって自分でも思います。
こういうのって、治らないんですかねぇ・・・。


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