間(ま)
札幌もようやく暖かくなってきました。
私もようやくヘルメット、
じゃなくて髪を切ってサッパリです。
札幌はこれからがサクラの季節。楽しみです。
世はお笑いブームでございます。
テレビを見ていてもお笑い芸人を見ない日はほとんどありません。
私が小学校高学年の頃から中学にかけても、ちょうど漫才ブームの時期でしたので、
私もお笑い番組を見ながら育ったクチでございます。
ですから私もお笑いは決して嫌いではありません。
というか、むしろどちらかと言えば、好きなほうです。
私の中で、「お笑い芸人」はかなり高い位置を占めていますし、尊敬もしています。
「笑われる」ことは簡単ですが「笑わせる」ことって、意外と難しいことですからね。
ところで、お笑いで一番大事なのは「間(ま)」の取り方だとよく言います。
この「間」を取るのが下手な人を「間抜け」というそうです。
機関銃のように一方的にしゃべるのもダメ、
だからといってシーンとさせてしまうのもダメ。
適度なしゃべりと、「間」をうまく使ってお客さんを笑わせる「空気」を作り出す。
これが一流のお笑い芸人のなせる技といったところでしょうか。
でもこれって、何も「お笑い」に限ったことではないですよね。
私も授業をしていて、この「間」の大切さをつくづく感じます。
限られた時間の中で、出来るだけ多くのことを伝えたい。
これは「先生」と呼ばれる職業に就いている人の共通の感情だと思いますが、
その気持ちが強くなると、どうしても「機関銃のしゃべり」になってしまいがち。
私も昔はよくこういった過ちを犯していたような気がします。
自分では気付いていないだけで、今でもやっていることがあるかも知れません。
気を付けなければいけませんね。
そして人とのコミュニケーションでも、適度に「間」を取ることは大事だと思います。
自分の思いばかりをぶつけて、人の話に耳を傾けない人は、やはり引いちゃいますよね。
人間には、口がひとつしかないのに耳がふたつあるのは、
自分が話すことの2倍、他人の話を聴くためであるという話を聞いたことがありますが、
たしかにそうかも知れませんね。
授業においても、日常生活においても、
「間」を上手に取れる人間、子供や人の話にしっかり耳を傾けられる人間、
ああ、そんな人間に私はなりたいでございます。
by sawayoshi45
| 2006-04-30 23:59
| 世間のこと
【札幌の家庭教師 学びの森】 サワダと申します。
by sawayoshi45
札幌の家庭教師 学びの森
【学びの森 ホームページ】
【自己紹介】
----------------------
【Link】
関根正明のデスク
加藤諦三ホームページ
私立小学校で教師修行!!
日本の教育は、これでよいのか
Souldoctor's Diary Room
爆発的に勉強をやる気にさせる
自由を求めて彷徨い迷子
don't worry!な毎日
piano street
モニママの教育日記
ゆめ芝居 それがしの申します~
ほるもんTの学級通信
ゼロからスタートの08年中学受験
ぽかぽか日和
GOAL通信
札幌家庭教師ガイド
---------------------------
【ブログランキング】
人気blogランキングへ
人気UPランキング>育児・教育
ブログリンク&ランキング
----------------------
以前の記事
2019年 10月2019年 03月
2019年 02月
more...
カテゴリ
家庭教師 学びの森自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと