教育に「例外」はあってもいい?

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5月とは思えない寒さです。
写真は、ススキノにできた観覧車。
明日3日オープンだそうな。
そのビルの名前が「ノルベサ」。
観覧車に乗るべさ~?



どんな状況であっても、最も優先されるべきは人の命だと思います。
体罰を容認する人がいたとしても、
じゃあ、もし自分の子供がその犠牲者になるかも知れないということになれば、
話はまったく違ってくるはずです。

たとえ100人中99人がそういった方法で立ち直ることが出来たとしても、
残りの1人がその犠牲となって命を落とすことがあったとしたら、
それは「正しい教育」とは言えないと思います。

ただ、だからといって、
100人中100人が必ず立ち直る絶対的な方法があるかどうかも、私にはわかりません。

だからこそ、教える立場にある人間は、
一生迷い、悩み、葛藤する覚悟がなければならないと思っています。
教師側にとっては、「その他大勢」の中の一人に過ぎない子供であったとしても、
その親御さんにとっては、「かけがえのない存在」であることは間違いありません。

教育現場における事件、事故は絶えません。
その度に教師は世間の批判の的にされます。
たしかに「教師が気の毒かも」と思える事故もないわけではありません。

でも、だからといって、
「そんな事故はどこの世界でもあることでしょ」
「自分はそんなことはしないから・・・」
と「例外」として片付け、教師側が開き直るのは、やはりおかしいと思います。

今日の昼のワイドショーに、戸塚ヨットスクールの校長、戸塚宏氏が出演していました。
全部見たわけではありませんが、
「体罰は教育であり、絶対必要なもの」と堂々とおっしゃっていたような気がします。

体罰そのものの是非は、正直私にはわかりません。
もしかしたら、場合によっては必要なこともあるのかも知れません。
でも、彼のこの「絶対的な自信」はいったいどこからくるのでしょうか? 

たしかに彼は今までたくさんの子供を救ってきた実績があるかも知れません。
でも、亡くなったお子さんのご遺族の方が、このテレビを見たらどう思うか、
十分考慮したうえでの発言なのでしょうか?

「例外」を「例外」としてしか捉えることができず、
自分に都合の悪いことには目をつぶる。
そして、自分の指導に「絶対的な自信」を持っている人間。

彼に限らず、こういった人間が教育現場に携わっているというのには、
正直疑問を感じてしまう今日この頃でございます。

それにしても、
「戸塚ヨットスクールを支援する会」の会長が、石原慎太郎だったとは驚きです。

ゴールデンウィークだというのに、何だか堅苦しい話になってしまってすいません・・・。
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by sawayoshi45 | 2006-05-02 23:24 | 教育のこと | Comments(6)
Commented by MAP at 2006-05-04 09:29 x
新聞で知り「戸塚・・・」にコーチ(?)、生徒が在籍していて存続していたことに驚き呆れ立腹しました。会長は適任だと思います。彼は先日小学校の「英語教育」を批判していましたが出発点がたぶん彼の「愛国心」かと考えてしまい、うなずけませんでした。
Commented by sawayoshi45 at 2006-05-04 14:10
>MAPさん
私も、まさか存続しているとは思ってもいませんでした。
ただ、存続しているということは、そういった場所でも子供を行かせざるを得ない家庭があるということなわけで、むしろ、そちらのほうが今の日本が抱えている問題なのかも知れませんね。
それにしても、入学金が315万円。授業料(生活費)が月11万かかると聞いて、思わずため息が出てしまったサワダでございます。
Commented by MAP at 2006-05-04 19:39 x
おっしゃる通りだと思います。明日は「子どもの日」、世界中の子どもたちが笑顔で過ごせるようになるといいですね。自分に何ができるか考えてみます。
Commented by sawayoshi45 at 2006-05-04 22:39
>MAPさん
再度のコメント、ありがとうございます。
「世界中の子どもたち」には、まったく無力かも知れませんが、
「目の前にいる子供たち」には、自分に出来ることをしっかりやっていこうと思います。
Commented by tea*rose at 2006-05-06 12:33 x
体罰は、恐怖支配のために行うものだと思います。手っ取り早いけど、相手の心の中に何が生まれているか・・・ねぇ???!!
あんなに自信を持って自分が正しい、と言えることがおかしいのだといつかわかって欲しいものですが。
Commented by sawayoshi45 at 2006-05-06 13:43
>tea*roseさん
そうですね。
「その場しのぎ」にはとても有効な方法かもしれませんが、本当に子供の心に響くかどうかは、かなり疑問ですよね。
たしかに立ち直る例もなかにはあるかと思いますが、それ以上に「憎しみ」を生み出していることも、忘れてはいけないと思います。


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