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小さなことからコツコツと

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今日の夕方、
空は異常な数のカラスでした。
もしかして大地震の予兆?
今日は、逃げる準備をして寝ることにしよう!



「自分はテストや受験のためだけに教えているわけではない!」
と普段は啖呵を切っている私ですが、
生徒から「先生、点数上がったよ!」と言われると、やはり嬉しいものです。

自分がやってきたこと、頑張ってきたことが目に見える形で結果に表れることは、
子供たちのモチベーションを上げ、「やる気」につながることは間違いありません。
ですから私は、定期テストに限らず、
普段の小テストも決してバカにしないで取り組むよう、生徒たちには言っています。

受験勉強となると、「何から手をつけたらいいかわからない」という生徒も多いですが、
小テスト程度の範囲なら、やろうと思えば、何とかなるはずです。

中学校までに覚えなければならないようなことは、それほど多くはありません。
単元テストがある度に、しっかり取り組んでさえいれば、
受験でもそれほど苦労することはありません。
そういった小さなことを疎かにしていては、後でツケが回ってくるのは明らかです。

「オレはやるときはやる男だから・・・」「私は本番に強いから・・・」と言って、
普段の勉強で手を抜いている人間を私は決して信用しません。
普段できないことが、本番でできるわけがありません。
「本番に強い」人とは、普段それ以上の練習をしているから強い、ただそれだけのことです。

自分が期待した以上の結果が出ることは、まずないと思って間違いないと思います。
60点を目指して勉強した人は、良くても60点です。
80点を目指して勉強した人は、80点が上限です。

つまり80点を取りたければ、80点以上の勉強をする必要があります。
100点を取るつもりで勉強をして、はじめて80点が取れる。
このぐらいの気持ちでいるぐらいが、ちょうどいいのではないかと思います。

「最小の努力で最高の結果を!」
「誰でも簡単に点数が取れるテクニックを教えます!」
最近こういった言葉が飛び交っているようですが、
私は「古い人間」なので、こういった言葉はあまり好きになれません。

「最高の結果を出したければ、最大の努力を!」
「いい点数を取りたければ、苦労を惜しむな!」。
私が子供たちに伝えたいのは、こういったことです。

自分の努力不足を、先生や親、世間のせいにする人間には育てたくありません。

だから、私は生徒たちに何度も言います。
「小さいことをバカにするな!」と。

4月から受け持っている中学生の女の子が、先日言ってくれました。
「先生、点数上がったよ!」。

定期テストにはまだ早いはずなので、「何の点数?」と思っていたら、
どうやらゴールデンウィーク中の宿題の確認テストで、
今までにない高得点が取れたということ。

もちろん、それは私の指導力でも何でもなく、彼女の努力の結果。
私はそのテストがあることすら知らなかったんですから。

「おぉ!すごいじゃん!頑張ったんだね!」と言う私に、
「うん!わかると(勉強)楽しいから・・・」とちょっと得意顔。
たまらない瞬間でございます。

もちろん、このくらいでいつまでも喜んでいるわけにはいきませんが、
私がいつも言っていることが、生徒に少しでも伝わったこと。
彼女の「きっかけ」を少しだけ作ってあげることができたこと。
点数どうこうよりも、そのことが何よりの私の喜びです。

生徒からまた「元気」をもらうことができました。
生徒と、大切なお子さんを私に預けてくださった親御さんに感謝です!
by sawayoshi45 | 2006-05-13 23:59 | 勉強のこと


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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