英語と日本語

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マンションの耐震「偽装」の次は、
年金の納付率「偽装」ですか。
塾の合格率「偽装」も珍しくはないし、
世の中「偽装」だらけでございます。
私も「偽装」人間と言われないように気をつけなきゃ!





私は高校の前半まで、国語や作文がとても苦手でした。
お恥ずかしながら、それまでマンガ以外の本を読むことも、ほとんどありませんでした。
学校の定期テスト程度なら、授業のノートを覚えていけば、
ある程度の点数を取ることはありましたが、
それでも苦手意識がなくなるということはありませんでした。

「国語ってあいまいだよね」
「国語の勉強の仕方がよくわからない」
「どうせ同じ文章がテストで出るわけでもないし・・・」

多くの子供たちから、こういった言葉をよく聞きますが、
当時の私も、同じように考え、特にこれといった解決策もないままに、
学校生活を送っていました。

そんな私が、大学受験時には、何と国語が好きな教科のひとつになっていました。
といっても、特別国語に時間をかけて、勉強したわけでもなければ、
誰かに特別な勉強法を教えてもらったわけでもありません。

では、なぜ急に好きになったか。
これは私なりの考えですが、「英語を勉強したから」だと思っています。

英語は当時から割と好きな教科だったので、
高校時代、授業の予習を中心に、英語の勉強だけは毎日欠かさずやっていました。

そのときに気をつけたのは、
教科書や問題集の英文の和訳をきちんとノートに書くこと。
しかも、ただ形どおりに訳すのではなく、
自然な日本語として、きちんと意味が通じる文章を心がけて書くことでした。
ですから、たった一文を訳すのに、辞書を何度も引きながら、
何十分も悪戦苦闘することも、珍しくはありませんでした。

そうやって勉強をして、英語というものが多少わかりかけてきた頃から、
自然に国語の点数も上がり、
自分で文章を書くのも、それほど苦にならなくなっていったような気がします。

一見、時間もかかるし、「非効率的」な勉強方法に見えますが、
まあ、結果的には、英語を勉強することを通じて、
同時に国語の勉強もできたわけですから、
私にとっては、まさに「一石二鳥」といった感じです。

英語も日本語も「言葉」であることに、変わりはありません。
だから私は、英語と日本語は、教科として、それぞれ独立した存在ではなく、
必ずどこかでつながっているものだと思います。
まあ、これは他の教科にもいえることですけどね。

小学校英語の導入について、いろいろ意見が聞かれます。
「英語よりまずは日本語に力を入れるべきだ!」という意見を聞くと、
「確かにそうだ!」という気もしますし、
「早いうちに慣れ親しんだほうがいい」と言われると、
何となくそんな気もしてしまう、どっちつかずの私です。

ただ、英語も日本語も、さらには数学も理科も社会も、
すべての教科は「言葉」をベースとした勉強である以上、
やはり、どこかでつながっているんじゃないかと私は思っています。

「英語ばかりやっているから、国語ができなくなる」
「国語ばかりやっているから、数学ができなくなる」ということではないと思います。

「英語をやったら、国語もできるようになった」
「国語をやったら、数学もできるようになった」
「国語がわかるようになったら、英語も数学もさらに深く理解できるようになった」
これが本当の勉強ではないかと私は思います。

一見、何の関係もないように見えるものでも、
深く掘り下げていくと、どこかでつながっていることに気付くというのはよくあること。
そういった「つながり」を発見することも、勉強のひとつの楽しみではないかと思います。
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by sawayoshi45 | 2006-05-26 23:59 | 勉強のこと | Comments(2)
Commented by tea*rose at 2006-05-27 09:24 x
ほんとに素敵な勉強の仕方ですね。
片付け仕事のように、ノルマのようにでなく、英語を言語として味わっていくうちに、国語もできるようになるっていいですね。
そういえば、私は、漢文や古文が文章としておもしろいなぁと思いました。まるで物語を読むように楽しんでいたら、スルスルと文法が頭に入ってしまって、それからいつでもテストなんてラクチンになっちゃったんだった!
Commented by sawayoshi45 at 2006-05-27 13:01
>tea*rose さん
一見「ムダ」なものに見えても、後で振り返ってみて、
「あぁ、あのときやっておいてよかったなぁ」と思うことってけっこう多いですよね。
役に立たないように見えて、実はとても役に立っていることも多い。
でも、「効率重視」の勉強ばかりをしていたら、そのことになかなか気付かず、勉強を「いい学校」に入るための「手段」としてしか捉えられなくなる。
非常にもったいない話だと思います。

漢文や古文。
文法は苦手でしたが、話の面白さに気付き、自分への教訓として読むようになってからは、私も好きになったのを憶えています。

何でも「急がば回れ」ですかね。


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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