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捨てる勇気

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今日から6月!
といっても、札幌はまだ寒いです!
夜中は暖房が要るぐらい。
「クールビズ」とは無縁でございます。



田舎で育ち、近所に行きたい高校がなかったため、
高校の3年間、下宿生活を送りました。
私にとって、初めて親元から離れての生活。
不安がないわけではありませんが、何となく「自由」を得たような気になって、
すごくワクワクしていたのを憶えています。

当然、下宿には私ひとりではなく、「下宿仲間」が存在します。
みな、私と同じように初めて親元を離れ、「自由」を手に入れてきた(?)仲間たちです。
最初はそれぞれに緊張気味ですが、
やはり同じ屋根の下で暮らし、同じ釜の飯を食う仲間。

数日もすれば、お互いに慣れてきて、お互いの部屋を行き来するようになります。
「自由」を得てしまった私たちには、それを規制する人はいません。
場合によっては夜中まで、いや朝方まで誰かの部屋で騒いでいたこともよくありました。
そのなかでも、私の部屋は常に人が集まってくる部屋でした。

それはなぜか。
テレビがあったからです。
子供の部屋にテレビがあるのは、今では珍しいことではありませんが、
当時の下宿仲間のなかでは私ひとりでした。
まあ、早い話が、いいように利用されたということです。

そんな生活をしていては、いい成績を保てるわけもありません。
当然のごとく、成績は落ちていきました(というか最初から悪かったです・・・)。

それまで勉強については、ほとんど口を出してこなかった私の親も、
このときばかりは、あまりの成績の悪さに、少し心配したようです。
そんな時、担任の先生から「部屋にテレビは置かないほうがいい」と言われ、
強制撤去(?)されることになりました。

最初は「イヤだ!」と突っ撥ねていた私ですが、
「このままでは自分はダメになる」という思いも心のどこかにあったので、
しぶしぶ了解しました。

それからは、少し心を入れ替えました。
下宿仲間にも断って、部屋に鍵をかけて自分を監禁(?)し、勉強し始めました。
成績も徐々に上がっていき、何とか大学受験に間に合いました。

結果論にはなりますが、
私にとっては、この「テレビを捨てた生活」を2年以上送ったことが、
ひとつの転機になったと思います。
これがなかったら、きっといつまでも下のほうでウロチョロしていたと思います。
そういう意味では担任の先生には、とても感謝しています。

私たちが普段当たり前に使っているものを「捨てる」というのは、
けっこう勇気がいるものですよね。

今の子供たちにとっては、概ね「ゲーム」か「ケータイ」といったところでしょうか。
大人にとっては「パソコン」かも知れませんね。
「パソコンがなければ仕事にならない」と思っている方も多いかと思います。

でも「ゲーム」も「ケータイ」も「パソコン」も、もともとはなかったもの。
人間、なければないなりに、何とかやっていくものだと私は思っています。

今の世の中、何かと「手に入れること」ばかりを気にしている方が多いようですが、
たまには「捨てる勇気」を持つことも必要なんじゃないかなと思う今日この頃でございます。

といっても、私の場合は「捨てる勇気」というよりは、
「捨てざるを得ない」状況に追い込まれた結果に過ぎませんけど・・・。
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by sawayoshi45 | 2006-06-01 23:59 | 自分のこと | Comments(4)
Commented by tea*rose at 2006-06-02 14:37 x
楽しい一人突っ込み、笑って読みました。
零細個人として、今、一番の目標は、「テレビ」「ゲーム」よりピアノが楽しくなる方法です。(一番の有望株が、只今ゲームに撃沈中)
Commented by sawayoshi45 at 2006-06-02 15:48
>tea*rose さん
う~ん、「テレビ」「ゲーム」より「勉強」が楽しくなる手っ取り早い方法、
誰か教えてくれないかな~。
と言いつつも、いつも「誘惑」に負けてしまう弱い私。
子供に偉そうに言えまへんがな~(冷汗)。
Commented by soul_doctor2005 at 2006-06-02 16:22
「思い切って捨てるととても気持ち良かったりするのかも」と読みながら感じました。何となく絶叫マシーンに乗るときのことを考えて読んでいました。乗り込むまでは心底恐いし、嫌なのですが、一度乗ると「もう一回!」って思っちゃうんですよね。
最初の踏ん切りがなかなかつかない。
そういう時に必要なのが「捨てる勇気」のような気がします。
Commented by sawayoshi45 at 2006-06-02 22:24
> soul_doctorさん
「案ずるよりも産むが易し!」といったところでしょうか。
思い切って捨ててみると、自分がいかに「モノ」に支配された生活をしていたか、
よくわかるような気がします。
なかでも「お金」が、その代表格かも知れませんね。
といっても、「お金」を捨てるわけにはいきませんので、
「お金を欲しがる気持ち」を少しだけ捨てることができれば、
人間、もっとラクに生きていけるんじゃないかと思います。

う~ん、でもこのパソコンを今捨てることは出来ないな~。
やっぱり矛盾だらけのサワダです。


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