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百の言葉より無言の心

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北朝鮮がミサイル発射。
科学発達の行き着く先が、
こんなことかと思うと、
何だか悲しくなりますね。



昨日「オーラの泉」という番組を見ていたら、
「百の言葉より無言の心」という言葉が出てきて、ちょっと考えさせられました。

私たちは言葉でもって物事を考え、言葉でもって人とのコミュニケーションをとります。
読むこと、書くこと、相手を理解すること、自分を表現すること、
これらはすべて、言葉を媒体として成り立っていることはたしかですよね。

何かと攻撃的で暴力的な人というのは、もちろん性格的なこともあるでしょうが、
言葉を知らないことが原因のひとつだとも言われています。
自分の主張を言葉でうまく表現できない。
そのもどかしさからつい先に手が出てしまう、といったところでしょうか。

そういった意味では、私たちの生活にとって言葉は必要不可欠なもの。
そのために、より多くの言葉を覚えて、語彙力を身につけることが大切であることは、
今さら言うまでもないことだと思います。

ただ、言葉を覚えるのはもちろん大切なことですが、
その結果として、私たちは言葉に頼り過ぎていることも多いんじゃないか、
ふとそんなことも考えてみました。

自分の心の弱さ、醜さを悟られまいとして、
つい言葉で飾ったり、言葉でごまかしたり、といったこと、
意外と多いのではないかと思います。

私自身、過去を振り返ってみても、
自分がなかなかうまくいっていない時ほど、
聞こえのいい言葉やカッコいい言葉で飾って、
自分をごまかしていたことが多かったような気がします。

逆に、自分の生活にある程度の満足感を感じているときは、
発する言葉も質素になるし、謙虚な気持ちにもなれる。
そんな気がします。

つまり、
人は自信のないときほど、必要以上に表面を飾ってごまかそうとするわけで、
本当に自信のある人というのは、飾らない強さを持っている人、
と言えるのではないかと思います。

「百の言葉より無言の心」。

表面上の「言葉」だけでなく、その言葉を発した人の「心」を汲み取ること。
そして、自分自身も上っ面の言葉で飾るだけではなく、
できるだけ「心」のこもった「言葉」を発せられるよう努めること。

こういったことが大切なことなんじゃないかなと思いました。
とクチで言うのは簡単ですが、実際はこれが一番難しいことなのかも知れません。

「ころころ変わる」から「こころ」と言うように、自分の「心」も含めて、
「心」を理解するのも、「心」をコントロールするのも、
それだけ難しいということなんでしょうね。

以上、毎日のようにブログで自分を飾ってごまかしている、
本当は自信のないサワダの戯言でした。
by sawayoshi45 | 2006-07-06 23:59 | 人生のこと


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


by sawayoshi45

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