遅読
ベスト8の時点ではブラジルを予想し、
ベスト4の時点ではドイツを予想し、
決勝では、フランスを予想したサワダ。
そう、全問不正解でございました。
あっ、モニママさん、ゴメンなさい!
本を読むのは好きですが、読むスピードは決して速いほうではありません。
もちろん内容にもよりますが、一冊の本を何日もかけて読むこともあります。
マンガを読むのは、きっと子供たちより遅いと思います。
「速読」や「斜め読み」といったものは、私には無縁のもの。
むしろ「遅読」ですし、それでいいと思っています。
昨日の記事にも通じますが、
私にとっての読書は、「途中の風景」を楽しむことが最大の目的です。
「せっかく身銭をきって買ったんだから、一字一句きちんと読まないともったいない」
やっぱり貧乏性なのかもしれませんね。
(その割には、読んだ内容をあまり覚えていないのが、情けないところですが・・・)
国語の苦手な子供に文章を読ませると、「間」を考えずに、やたらと速く読みたがります。
数学の苦手な子供に問題を解かせると、「手」を使わずに、やたらと速く答を出したがります。
どちらも、「面倒なことは早く済ませたい」という気持ちが見え見え。
「途中の風景」を楽しむ心の余裕は微塵も感じられません。
それともこれは、
「文章は速く読め!」
「問題は速く解け!」と言われ続けてきた指導の賜物(?)でしょうか?
このようなやり方をしている限り、問題を速く解けるようになることはあっても、
勉強の面白さに気付く事は、決してないと思います。
子供たちにとっては、「近道」をしているつもりなのかもしれませんが、
むしろかなりの「遠回り」ではないでしょうか。
少しぐらい、読むのが遅くてもいいではありませんか。
少しぐらい、解くのに時間がかかってもいいではありませんか。
ただ機械的に問題を解くだけの「受験マシーン(?)」になるよりは、
たまには、「途中の風景」に感動したり、ちょっと立ち止まってふと考えてみたり、
私なら、子供たちにそういった人間になって欲しいと思っています。
それが結果的には、「近道」につながる。
私はそう信じています。
by sawayoshi45
| 2006-07-10 23:59
| 教育のこと
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