孤独を楽しむチカラ
自分で放火して、
写真をブログで公開って・・・。
ブログを書くための話題作りでも、
したかったんだろうか?
私は決して孤独が嫌いではありません。
ひとりで部屋にこもって本を読んだり、音楽を聞いたり、ボーッとしたりということは、
今でもよくあることです。
好きな映画も、基本的には、ひとりで観に行くことが多いです。
友人も少ないほうだと思いますが、さほど気にはなりません。
でも、私が今このようなことを言っていられるのは、
「本当は孤独ではない」という安心感があるからだと思います。
家に帰れば妻がいる。
離れて暮らしてはいるけど、
いざとなったときは、支えになってくれる(であろう)母や兄弟がいる。
そして、数は少なくても、自分を信頼してくれている(であろう)子供たちがいる。
そういった安心感があるからこそ、こんなことを言っていられるのだと思います。
もし自分が、本当に「ひとりぼっち」といった状況であったとしたら、
おそらく言うことも行動も、まったく変わってくるのではないかと思います。
「世の中、お金だけがすべてじゃない!」というのも、
とりあえず明日も何とか生きていけるという安心感があるからこそ、
言える言葉なのかもしれません。
もし、自分が「明日食べるものもない」という状況におかれていたとしたら、
きっとそんな悠長なことは言っていられないと思います。
戦後の日本がそうであったように、
食べるために必死になっている自分がいるのではないかと思います。
(あっ、今もけっこう必死ですが・・・)
勉強は、ある意味、「孤独との闘い」です。
孤独に耐えられない人は、どうしても気持ちが外に向いてしまい、
落ち着いて物事を考えられなくなります。
自分を客観的に見つめる作業、「内観」も「孤独」から生まれるものですよね。
つまり、勉強に落ち着いて取り組むためには、
「孤独を楽しむチカラ」が、ある程度必要だということです。
そして、その「孤独を楽しむチカラ」を子供たちに身に付けさせるために、
私たち大人は何をするべきか。
逆説的な表現になりますが、
子供たちに「孤独を感じさせないこと」ではないかと思います。
「自分は孤独ではない」と言う安心感があればこそ、
「孤独を楽しむ心の余裕」が生まれるのではないかと思います。
一緒に暮らしているから、「孤独を感じない」というわけではありません。
親兄弟と一緒に暮らしていたとしても、
「孤独を感じている」子供たちは、たくさんいます。
逆に、離れて暮らしていたとしても、しっかりと心がつながってさえいれば、
「孤独を感じること」はないと思います。
直接、言葉にはしなくとも、
「あなたはひとりじゃない」
「私はあなたを見捨てない」といったメッセージを子供たちに送り続けること。
それが、私たちオトナの務めではないかと思います。
ただ、あまりに熱心に送り続けるのは、それはそれで厚かましく思われてしまうわけで、
そのあたりの加減が難しいところですけどね。
あくまで、「さりげなく」というのを心がけたいところです。
by sawayoshi45
| 2006-07-11 23:31
| 教育のこと
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