出すほうが先
懐はいつも氷河期(?)の私ですが、
今日の暑さには、さすがにまいりました。
ちょっと疲れ気味のサワダでございます。
今日は早く寝ようっと!
「出入り口」とは言いますが、「入り出口」とは言いません。
電車も地下鉄も、乗る人よりも降りる人が先、
つまり「入れる」よりも「出す」ほうが先だということですね。
私たちは、ときに「出す」ことを惜しんで、「入れる」ことばかりを望んでしまうことがあります。
「自分はこうなりたい」
「そのためには自分はこうしたい」
「だから相手にはこうして欲しい」と。
でも「入れる」ことばかり考えている人の周りからは、どんどん人は離れていきます。
お金だって、有効に使ってこそ入ってくるわけで、
「入れる」ことばかりではなく、ときには「出す」ことも考えないと、
人間関係は、決してうまくはいかないのではないかと思います。
相手に自分を理解して欲しいと思ったら、まずは自分が相手を理解しようとすること。
このことは、絶対に忘れてはいけないことだと思います。
世の中にはいろんな人がいます。
自分の想像を絶するほどの体験をしている人もいます。
ものの見方も考え方も、ひとりひとりみな違います。
ですから、相手を理解することは、とても難しいことです。
いや、不可能といってもいいと思います。
でも、だからといって、
「そんなヤツのことは知らん!」といった発言をするのは、どうかと思います。
特に教える立場にある人間が、子供に向かってそんなことを言っているのを聞くと、
とても腹が立ちます。
子供に自分を合わせようとするのではなく、自分に子供を合わせようとする。
そして、自分に合わせようとしない子供たちをバカにする。
自分の評判を上げるために、子供を平気で踏み台にしようとする。
「医者の不養生」という言葉がありますが、
これは「教師の無教養」といったところでしょうか。
完全に相手を理解することは不可能です。
これは、たとえ親兄弟であっても不可能だと思います。
他人であればなおさらのことです。
でも、それを認めつつも、出来るだけ相手の目線に立って、物事を考える努力をする。
そして、相手のために、今の自分に出来ることを考える。
こういったことが大切ではないかと思います。
「ギブ&テイク」という言葉はあっても、
「テイク&ギブ」という言葉がないのと同じですね。
何事も、「もらう」「入れる」ことよりも、「与える」「出す」ことが先だということ、
忘れてはならないことだと思います。
あっ、でも教育という世界に身を置くのであれば、
「ギブ&テイク」ではなく、「ギブ&ギブ」の覚悟が必要なのかもしれませんね。
う~ん、でもさすがにそこまでの心境には、なれきれないような気が・・・。
まだまだ修行が足りないようでございます。
by sawayoshi45
| 2006-07-13 23:59
| 教育のこと
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