勉強は長距離走
この仕事を長くやっていると、
同じ生徒さんを長い期間に渡って担当させて頂くことが多いです。
小学校高学年あたりから高校3年生まで、
長い生徒は10年近く担当させて頂くこともあります。
そういった経験を経て痛感したのは、
勉強は短距離走ではなく、あくまで長距離走であるということ。
どんなに優秀な生徒であっても、
5年も6年もやる気を持続させることはまずありません。
最初はやる気満々で頑張っていたとしても、
どこかで必ず中だるみの時期がやってきます。
特に中2と高1の頃にその時期が訪れることが多いようです。
親御さんの多くはその事態に焦りを感じ、
「何とかしなくては」という気持ちが強くなるようです。
でも、そういった時期に焦って動けば動くほど、
事態は悪化することのほうが多いような気がします。
ただでさえ学校生活でストレスを抱えている子供たちが、
周りからさらなるプレッシャーをかけられることで、
体調に異変を生じてしまうことも少なくありません。
そうなってしまってからでは、立ち直ることも難しくなります。
「このまま成績が下がってしまったらどうしよう」
「このままでは受験が心配」
親御さんの焦る気持ちは本当によくわかりますが、
勉強はあくまで長距離走。
無理に動いて事態を悪化させるよりも、ここはとりあえず我慢。
子供に自ら考える時間を与える心の余裕も必要なのではないでしょうか。
勉強は長距離走。
お子さんの勉強にはまだまだ続きがあります。
その続きを犠牲にしてまでも、
目先の5点、10点にこだわる必要は本当にあるんでしょうか。
私自身、指導する立場として、やる気満々の生徒との授業は、
とても楽しく、教えがいもあります。
でも、そういった機会に恵まれることは正直ほとんどありません。
やる気がいまいちな生徒のいまいちな時期に、
辛抱強くその子に向き合っていくことこそが、
指導者としての責任ではないかと思っています。(自戒を込めて)
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