子供の好奇心を奪わないで
先日、3~4歳ぐらいの女の子とそのお母さんが、
私の少し前を歩いていました。
道端に咲く花が気になったのか、
その花につく虫に目が行ったのかはわかりませんが、
その女の子は突然立ち止まり、花を眺めていました。
私からすると、とても微笑ましい光景に見えましたが、
その子に対して、お母さんはすかさず、
「何やってるの! 早く来なさい!」と叱って、
無理やり子供を連れて行きました。
その様子を見ていて、
何だかとても残念な気持ちになりました。
何か急ぐ理由があったなら仕方ないですが、
せっかく芽生えたその子の好奇心が、
大人の都合であっさりと潰されてしまった。
そんな気がしました。
「何やってるの!」ではなく、
「どうしたの?」と聞いてあげることで、
その子の好奇心はもっと膨らんだかもしれません。
さらにそこから植物や動物に興味を持ち始め、
理科が大好きな子供に育ったかもしれません。
でもその可能性を「何やってるの!」のひと言で、
そのお母さんは潰してしまいました。
私の勝手なネガティブ妄想ですが、
きっとこのお母さんは何年か後に、
「うちの子、理科が苦手なんですけど」とか
「うちの子、まったくやる気がなくて」と言って、
子供を塾に通わせる日が来るのかなと、
そんな想像までしてしまいました。
東大をはじめ難関大学に入った生徒の多くが、
小中学校時代に何かに夢中になった経験を持っているそうです。
読書や歴史、科学といったものでしたら、
そのまま勉強にも直結しているのはわかりますが、
スポーツ、音楽、楽器、将棋、漫画、お笑いなど、
一見、勉強とはあまり関係ないように見えるものであっても、
そこからいろんな情報を得て頭を鍛えることで、
結果的に勉強にも役立っているということだと思います。
ただ机に向かって問題集を解いてさえいれば、
勉強が出来るようになるわけではありません。
そこには子供の好奇心が大きく関わっていると思います。
大人の都合で、子供の好奇心を潰すことだけは避けたいものですね。
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