書くことは考えること
本州の方には申し訳ありませんが、
昨日からの雷雨、
ようやくおさまったご様子。
ふぅ~。
小学生の頃、作文や読書感想文を書くのが大嫌いでした。
宿題に出てもいつも後回し。
提出日ギリギリになって、無理矢理、行を埋めるように書いていたのを憶えています。
中学校では、「三行日記」(のようなもの)を提出するという課題がありました。
三行程度の日記を毎日書いて、翌日の朝に提出。
先生はそれをチェックして、ひと言コメントを添えて帰りに返却、といった感じです。
最初はとても苦痛でした。
「毎日毎日書くことなんて、そんなにないよ」と思いました。
課題だからしかたなく、イヤイヤ書いていた部分が多かったと思います。
ただ、後で先生に教えてもらいましたが、
三年間、毎日欠かさず提出し続けたのは、
クラスで私ひとりだけだったそうです(ちょっと自慢!?)。
あの頃は、イヤイヤ書いて(書かされて?)いましたが、
今思えば、あの課題があったからこそ、
今はさほど書くことを苦痛に感じなくなったのではないかと思います。
先生からのコメントに励まされたり、いい言葉や諺を教えてもらったり、
そういったことがあったから、書き続けることが出来たような気がします。
まあ、そういった意味では、このブログも一緒ですよね。
いつも読んでくれる方がいて、コメントをくださる方がいる。
だからこそ、書き続けることが出来る、そう思います。
あっ、話がちょっと逸れたので修正しますね。
人間は、書く前に考え、書きながら考え、書いてから考えます。
つまり「書くことは考えること」だと思います。
「頭でゴチャゴチャ考えるのではなく、手を使って考えろ!」
私がよく子供たちに言っている言葉です。
成績のあまり芳しくない生徒ほど、手を使っていないことが多いです。
頭の中だけで、「ああでもない、こうでもない」と悩んでいても、
頭が整理されることはないと思います。
自分の思いや考えを、文章にしたり図式化したりすることで、
はじめて自分の知識になると私は思っています。
教科書を何時間も眺めたところで、テストの成績は上がりません。
それは、テスト勉強とは言いません。
「勉強したのに成績が上がらない」という生徒の中には、
こういった生徒が、意外と多いような気がします。
自分の手を使って何度も書いて、頭ではなく体に覚えこませる。
そういった過程を経て、はじめて自分の知識になるのではないでしょうか。
漢字や英単語も、ただ覚えればいいというものではありません。
覚えたら、使えるようにならなければ意味がありません。
そのためには、自分の言葉で文章を書くクセを付けること。
やはりこれが一番だと思います。
「書くことは考えること」
これからも私は、書く前に考え、書きながら考え、書いてから考える。
この作業を出来る限り、続けていこうと思っています。
「継続は力なり」ですからね。
というわけで、みなさん、これからもよろしくお願い致します。
by sawayoshi45
| 2006-07-18 23:59
| 勉強のこと
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