早ければいいってもんじゃ・・・
明日はオールスター!
札幌は2回目の花火大会!
お祭りムード満載です!
でもその時間、私はもちろん仕事です!
私は基本的に、先取り学習といったことは、しておりません。
学校の予習という形でほんの少しだけ、先のことを教えることはありますが、
基本的には、その子の学校の進度に合わせて授業を進めるようにしています。
主な理由は二つあります。
ひとつは、
先のことを教えすぎると、学校の授業を聞かなくなる生徒が出てくるからです。
「そんなの知ってるよ!」と言っては、学校の授業を疎かにする。
これでは本末転倒です。
また、先の勉強をしているというだけで、
他の生徒に優越感を抱いてしまう生徒も多いようです。
自分の教え子を、こういった生徒にはしたくはありません。
そしてもうひとつは、
塾や家庭教師は、あくまでウラの存在であるべきだという思いがあるからです。
特別な事情がある場合を除いて、子供たちの勉強のメインはあくまで学校。
塾の宿題が忙しくて、学校の宿題が出来ない。
これも明らかに本末転倒です。
私たちのような存在は、あくまでサポート役。
塾が学校より目立つ存在になるのは、教育の崩壊につながる。
私はそう思っています。
過去の生徒のお話。
大手の学習塾に通い、学校よりも一つも二つも先の単元の勉強をやっていました。
その進学塾の先生の話によると、
「先取り学習をしておけば、学校の授業が簡単になるはず」という理屈だそうです。
その割には、その子の成績は、決していいわけではありません。
「どうせ塾でやったから・・・」
こういった姿勢が、結局、成績の伸び悩みにつながっていたのだと思います。
お次は、ウチの妻のお話。
小学校高学年に近所の英会話教室に通ったことがあるそうです。
まあ、たいしたことをやっていたわけではありませんが、
それでも、中学校に入る前までには、
アルファベットや簡単な英単語の知識くらいはあったそうです。
でも、それがアダになりました。
他の生徒が、一生懸命アルファベットを練習している時に、
彼女は「そんなの知ってるよ!」と油断したそうです。
そして、「英語なんて簡単さ!」と思いながら、文法の勉強をサボっているうちに、
いつの間にか、英語がまったくわからなくなってしまったそうな。
その後の成績の急落ぶりは、みなさんご想像の通りということで・・・。
勉強も仕事も、しっかり地に足をつけた状態で、先に進むのならいいですが、
ただ、やみくもに早く進むことばかりを考えても、ろくな結果にはならない。
そんな気がします。
あっ、背後から冷たい視線が・・・・・
by sawayoshi45
| 2006-07-20 23:57
| 勉強のこと
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