評価
今日の札幌は快晴!
久しぶりに気分の良い1日!
フトンもよく乾いたと、
妻も大喜びでございます。
子供たちが通知表を見せてくれます。
上がった生徒もいれば、思い通りに上がらなかった生徒もいます。
上がった生徒には、
「良かったね、これからもこの調子で頑張ってね!」、
上がらなかった生徒には、
「終わったことはしょうがない、この次頑張ればいいっしょ!」
とひと言だけ言って、それ以上ツッコミを入れることはしません。
その悔しさは、本人が一番感じているはずですから、
周りの人間がとやかく言うことではないと思っています。
あとは本人が反省し、今後の生活を見直していけばいいだけの話です。
私の教え子たちは、通っている学校がバラバラです。
子供たちの通知表を見比べると、学校によって評価がまったく違うことがよくわかります。
評価の基準が相対評価から絶対評価になってからというもの、なおさらそれを感じます。
私から見て同じような実力の持ち主であっても、
通っている学校によっては、5段階評価で2つも差があることがあります。
もちろん、普段の授業態度や提出物などの影響もあるのでしょうが、
逆に考えれば、評価なんてその程度のものでしかないとも言えそうです。
まあ、私の見る目が正しいかどうかはわかりませんが・・・。
でも、子供たちの通知表ばかりに限りません。
私たちが、「あの人はいい人だ」「あの人はイヤな人だ」という他人に下す評価も、
かなり主観的なものに過ぎません。
ある人にとって「いい人」が、必ずしもみんなにとっての「いい人」とは限りませんし、
その逆もありますよね。
塾に勤めているとき、
いかにもやる気のなさそうに見える先生が、意外と生徒に人気があったり、
一生懸命がんばっている(ように見える)先生ほど、生徒には人気がなかったり、
というのはよくあることでした。
大人の下す評価と子供の下す評価がまったく違うということなんでしょうね。
私たちは、自分に都合の良い評価を鵜呑みにし、
自分に都合の悪い評価にはつい目をつぶってしまいがちです。
私も含めて、教育という世界に携わっている人には、
特にその傾向が強いような気がします。
自分を良く評価してくれる生徒や親御さんは「いい人」で、
自分を悪く評価してくる生徒や親御さんは「何もわかっていない人」というように・・・。
お恥ずかしながら、私も昔はよくやらかしておりました。
いや、今でもそういった一面がまったくないとは言えません。
でも、それでは教育者としての成長はないですよね。
批判されていい気分になる人はいないと思います。
もちろん私だって腹が立つこともあります。
でも、批判されるということは、自分にもその原因が必ずあるはず。
どんな理由であれ、人の評価にはしっかり耳を傾け、
自分が今までしてきたことを反省する姿勢だけは忘れないようにしたいと思います。
まあ、いずれにしても、人を評価するって難しいですよね。
自分が人に下す評価も含めて、
人が人に下す評価ほど曖昧で、あてにならないものはないのかも知れません。
ただ、少なくとも、自分から「悪意の種」をばら蒔くことだけはしないよう、
気をつけたいところでございます。
by sawayoshi45
| 2006-07-25 23:23
| 人生のこと
【札幌の家庭教師 学びの森】 サワダと申します。
by sawayoshi45
札幌の家庭教師 学びの森
【学びの森 ホームページ】
【自己紹介】
----------------------
【Link】
関根正明のデスク
加藤諦三ホームページ
私立小学校で教師修行!!
日本の教育は、これでよいのか
Souldoctor's Diary Room
爆発的に勉強をやる気にさせる
自由を求めて彷徨い迷子
don't worry!な毎日
piano street
モニママの教育日記
ゆめ芝居 それがしの申します~
ほるもんTの学級通信
ゼロからスタートの08年中学受験
ぽかぽか日和
GOAL通信
札幌家庭教師ガイド
---------------------------
【ブログランキング】
人気blogランキングへ
人気UPランキング>育児・教育
ブログリンク&ランキング
----------------------
以前の記事
2019年 10月2019年 03月
2019年 02月
more...
カテゴリ
家庭教師 学びの森自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと