意識

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「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
涼しくなったら涼しくなったで、
あの夏の暑さが懐かしく感じられる今日この頃。
人間(私?)ってワガママよね。



私は小学生の頃まで、鉛筆の持ち方も箸の持ち方も間違えて覚えていました。
それを指摘してくれたのは、中学校の担任の先生でした。
言われてすぐに、私は直しました。

すぐに直すことが出来たのは、
「直さなければ」と、強く「意識」したからだと思います。

「このまま大人になったら、きっといつか恥ずかしい思いをするんじゃないか、
そんなのは絶対にイヤだ!」。
そう思ったからこそ、「直そう」という「意識」が強く働いたのだと思います。

最初は少し苦労しましたが、直した後は、
鉛筆も箸も正しい持ち方をしたほうが自然でラクであることがよくわかりました。
まあ、当たり前のことですけどね。

でも、もしあの時、
「そんなのどうでもいいじゃん! 別に人に迷惑かけるわけでもないし・・・」と思って、
「直そう」と「意識」していなかったら、きっと今でも間違った持ち方をしていたと思います。
もしかしたら、どこかで恥をかいていたかもしれません。
今でも、その先生にはとても感謝しています。

また、中学生の頃、きれいな字を書ける人に憧れました。
自分もカッコいい字を書けるようになりたいと思い、
ノートをとる時も、自分で勉強する時も、それを「意識」して書いていた時期がありました。

まあ、その割には、自分の字にさほど自信があるわけではありませんが、
その頃、「意識」したことによって、
少しはマシな字が書けるようになったのではないかと自分では思っています。

「勉強はしているのに、成績が上がらない」と悩む生徒がいます。

そういった生徒と話をすると、
「1日○時間やっている」とか「1日○ページやっている」といった話はよく聞きますが、
肝心の、「何を覚えたか」「何を理解したか」といった部分が、
欠落している生徒が多いような気がします。

何となく問題集をやってみる。
出来た問題には赤ペンで○を付けて、出来なかった問題は上から解答を丸写し。
その後、解説を読むこともなく、そのまま問題集を閉じて勉強した気になっている。
これで成績が上がると思っているほうが大間違いだと思います。

問題には必ず出題者の意図があります。

「この問題を通して、出題者はいったい何を自分に聞こうとしているのか」、
それを強く「意識」して勉強するだけで、
問題の風景はまったく違ったものに見えてくるはずです。
ただ漠然と問題を解いているだけでは、なかなか力はつきません。

中学校程度の問題であれば、
質問の内容をしっかり把握できさえすれば、解ける問題はたくさんあるはずです。
それなのに、なぜ出来ないのか。
それは問題の意図を把握しようという「意識」が足りないからだと思います。

聞かれていることに対して、忠実に、簡潔に答えていくのが勉強です。
聞かれていないことにまで、答える必要はありません。
国語の問題などで、わざわざ余計なことまで書いて減点される傾向のある人は、
そういった「意識」が弱いのではないかと思います。

やるからには成績を上げたい。
誰もがそう思うはずです。
でも、成績を上げるためには、成績が上がるような勉強が必要です。

勉強しているのに結果がなかなか出ないという人は、
「○時間やった」「○ページやった」といった「意識」から、
「何を覚えたか」「何を理解したか」といった「意識」に、
シフトチェンジしてみたら、いかがでしょうか?
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by sawayoshi45 | 2006-09-02 00:29 | 勉強のこと | Comments(6)
Commented by tea*rose at 2006-09-02 17:16 x
たぶんね、すべてにおいてサワダ先生は、意識が高い方なのだと思うのです。そういう方は勉強をしても身になるし、何を言われても吸収するのだと思うのです。

今、たくさんの子どもたちが、何かを失っているのは、その「意識の高さ」だと思うのですね。

自分の人生を、自分で切り開かなければならないという思いがないのだと思います。

それほどに過保護に、次の手も足も、周りが手伝ってしまっているのだと思うのですよ。

だから、勉強の中でサワダ先生が子どもたちとまっすぐに対峙することで、彼らを育てていると思いますよ。
Commented by soul_doctor2001 at 2006-09-02 17:57
「うんうん、そづだよなあ」と思いながら、読みました。
今日社会で歴史人物のテストをやったんですが、何回注意しても
「菅原道真」の「菅」を「くさかんむり」なのに「たけかんむり」で書く子がたくさんいました。「卑弥呼」を「ひみ子」と書く子もちらほら。
これってやっぱり「気をつけよう」いう「意識」の不足なんでしょうか?
一方で、「こういう間違いをしやすいよ。」と授業で注意すると間違った方を覚えてしまう子もいます。これって「意識」が高すぎるってことなんでしょうか?
いつものことなんですが、上手く行かないなあと感じますね。
Commented by sawayoshi45 at 2006-09-02 23:44
>tea*rose さん
いやいや、「すべてにおいて」というのは買い被りでございます。
興味のないものに関しては、
まったく見向きもしないところが多々ございますので・・・(笑)

それに、「意識が高い」というよりは、「貧乏性」なのかも知れません。
何でもフルに活用しないと、「もったいない」という感情が出てきます。
勉強も、どうせやらなければならないものなら、
しっかりやって結果を出さないと「もったいない」と思ってしまいます。
教科書も問題集も、「宝の持ち腐れ」にはしたくないですからね。
Commented by sawayoshi45 at 2006-09-02 23:53
> soul_doctor さん
こんばんは。お久しぶりです。
本当に覚えて欲しいところは、なかなか覚えてくれないのに、
覚えなくてもいいようなものは、簡単に覚えてしまう。
ホント、なかなかうまくはいかないものですよね。
私も似たような悩みを持っております。
やはり、勉強を「受け身」でしかとらえていない生徒が多いんでしょうね。
Commented by 今日 at 2006-09-04 06:15 x
この意識、これも、指導しなくてはならないものなのではないでしょうか。放っておくと、意識に登らない場合があるからです。

TBして見ます。
Commented by sawayoshi45 at 2006-09-04 14:41
>今日さん
そうですね。
「意識させる」ことも指導者としての役割ですよね。
なかなか「すべての生徒に」というわけにはいかないですが、
なるべく多くの子供たちに「意識」させられるよう努力が必要ですね。

TBありがとうございました。


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