人気ブログランキング | 話題のタグを見る

信頼関係

信頼関係_f0015391_1262970.jpg

松居一代の「超整理・収納術」「超おそうじ術」。
先日、この本を買ってきてからというもの、
ゴミ袋片手に、捨てるものを探し続ける掃除オタク(?)の妻。
まあ、それはそれでいいんだけど、
さっきから、何だかこちらをチラチラと。
ま、まさか次に捨てるつもりなのは・・・・・



同じ内容のことを言われたとしても、
もともと好感を抱いている人から言われた場合と、
嫌悪感を抱いている人から言われた場合とでは、
受ける印象がまったく違ってくるものですよね。

前者の場合は、「なるほどなあ」と素直に耳を傾けられるのに、
後者の場合は、「何をエラそうに・・・」「自分はどうなのよ!」と、
何かとケチを付けたくなってしまうことが多いのではないでしょうか。

つまり人間は、言葉そのものよりも、
その言葉を発した人によって印象が大きく左右される、そんな気がします。

その言葉を発した人が、
自分にとって信頼できる人間だと思うからこそ、
その言葉に説得力を感じるのではないかと思います。

「オレは子供に好かれようと思って指導しているわけじゃない!」
「子供のためなら、自分が嫌われ者になってもかまわない!」

確かに聞こえのいい言葉ですね。
でも、もともと「イヤだ!」と思っている先生の言うことに、
素直に耳を傾けられる生徒、いったいどれだけいるでしょうか。

たとえ表面上は従わせることが出来たとしても、
きっと心の中まで動かすことは出来ないのではないかと思います。
強制力を行使した指導が決していい結果を生まないことは、
ニュースや新聞を見れば、明らかですよね。

ですから指導の上でまず必要なのは、生徒からの信頼を得ることだと私は思っています。
あっ、だからといって、生徒に媚を売るということではありませんよ。
生徒の目は節穴ではありません。
媚を売ってもすぐに見抜かれて、逆に信頼を失う結果になると思います。

では、子供たちの信頼を得るためには何をするべきか。

時間を守る。
約束を守る。
自分に出来ないことは相手に押し付けない。
自分の間違いに気づいたときは、たとえ相手が子供であっても、誤魔化さずに謝る。

まあ、言ってみれば、当たり前のことですよね。
そう、信頼を得るということは、何か特別なことをすることではなく、
人間として当たり前のことを当たり前にすることではないかと私は思っています。

自分はやらないのに、子供にだけ押し付ける。
自分には甘いのに、子供には厳しい。
自分のミスは認めないのに、子供のミスは平気で罵倒する。
脅しや体罰(虐待)で、子供を支配しようとする。
自分の指導力不足を棚に上げて、思い通りにならない生徒は親のしつけのせいにする。

まあ、私自身、どの生徒からも信頼されるなんて思ってはおりませんが、
こういったことで、自ら信頼を失うことのないよう気をつけたいなと思っています。

教育とは、お互いの「信頼関係」があってこそ成り立つものですからね。
by sawayoshi45 | 2006-09-04 01:40 | 教育のこと


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


by sawayoshi45

札幌の家庭教師 学びの森

以前の記事

2019年 10月
2019年 03月
2019年 02月
more...

カテゴリ

家庭教師 学びの森
自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

北海道
受験・勉強