「怖いものなし」ほど怖いものはなし

f0015391_058889.jpg
遅ればせながら、
山本昌投手、ノーヒットノーラン達成!
しかも41歳1か月の最年長記録!
好きな選手だけに、いまだ興奮状態のサワダです。



生徒の前では、いつもエラそうな態度をとっている私ですが、
実は年上の人に対しては、とたんに尻込みしまうところがあります。

自分より年上ということは、少なくとも自分よりも人生経験が豊富ということ。
そういった人を相手に、自分がいくら粋がったところで、絶対に勝てない。
何となく、そんな気がして弱気になってしまうところが私にはあります。
(これが良いのか悪いのかはよくわかりませんが・・・)

私は3人兄弟の末っ子。
上には兄と姉がいますが、いずれも年が離れていて、
一緒に遊んだ記憶はほとんどありません。

私が小学校に入学する頃、兄は中3。
私が中学校に入学する頃には、兄はすでに社会人。
これでは、兄にとっては、私なんて遊び相手どころか、
ケンカ相手にもならない存在だったのではないかと思います。

ですから、私は兄弟がいるにも関わらず、一人っ子のような感覚で育ちました。
兄弟ゲンカもしたことがありませんし、今まで兄に逆らったことは一度もありません。

別に何かされるわけではありませんが、私にとって、兄は父親よりも「怖い存在」。
「兄には絶対勝てない」という思いが心のどこかにありました。

今でもその感覚は抜けておらず、たまに実家に帰ることがあっても、
兄とは対等の立場で話をしたことはありません。
たいてい兄の言いなり状態になっている私です。
もちろん、こちらが勝手に意識しているだけで、兄は何とも思っていないんでしょうけど・・・

まあ、そういったことがトラウマ(?)になっているかどうかはよくわかりませんが、
私にとって自分より年上の人は、どこか「怖い存在」という意識が強く働いてしまいます。

今は先輩・後輩の上下関係があまりないと聞きますが、
昔の先輩ってやっぱり怖かったですよね。
それと似たような感覚です。

ただ、こういった感覚って、実はとても大切なような気がしないでもありません。

その「怖い存在」のおかげで、暴走(?)することなく、
自分の行動を抑制してこられたのも事実だと思います。
もし、「怖い存在」がなかったら、
私はきっと今以上にワガママで傲慢な人間になっていたかもしれません。

「友達親子」という言葉をよく聞くようになりました。
親と子供が、まるで友達のように遊んだり買い物したり。
最近では、「友達」どころか、子供のほうが親よりも「上」になっているんじゃないか、
そう思われる親子関係も見受けられるようになりました。

長いこと親と兄の存在に脅え(?)続けてきた私にとっては、
ハッキリ言って、とても信じ難い光景です。

このように王子様・お姫様として育てられた「怖いものなし」の子供たちが、
将来、どんな大人になっていくのか、
余計なお世話と言われるかもしれませんが、考えるとちょっと恐ろしい気がします。

「上の立場」の人間が、その立場を濫用するというのは問題ありですが、
ある程度の上下関係は、人間関係においては必要なことだと私は思っています。
特に、親と子の上下関係、教師と子供の上下関係が逆転してしまった状態で、
良い教育が出来るとは私には思えません。

今日(ホントは昨日)は「敬老の日」。
もちろん、年上だからといって、みんなが正しいということではありませんが、
自分よりも多くの経験を積んできている人であることは確か。

年上の人を敬う気持ち、年上の人を怖れる気持ちは忘れてはいけないと思うし、
私自身、子供たちとの関係においては、決して友達になるのではなく、
きちんとケジメをつけて接していかなければと思います。

「怖いものなし」の子供ほど怖いものはなし、ですからね。

う~ん、そのためには、私にはまだまだ威厳が足りないかも・・・・・
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-09-19 01:20 | 教育のこと | Comments(2)
Commented by tea*rose at 2006-09-19 10:33 x
レッスンで必ず味わってもらおうと思っているのが、「万能感を失う感覚」です。生徒は始め、それこそ、プリンスプリンセスでございます。以前は彼らが、騒いで抵抗した後に、「ああ、もう僕はだめだなぁ」と寂しい背中を見せることが辛くてなりませんでした。
しかし、やっぱりそれ、味わった方がいいんですよね。

このことって、「怖いものがある」感につながっていくと思うんです。

今の社会、なんだかお金やら学歴やらブランドやらで、「おいらは最強」を子どもの頃のままに握り締めてオトナになってるひと多いんじゃないかねェ。うへへ。(←やっかみ)

そういう意味で、サワダ先生のお兄様は、いろんなことをおしえてくれた方ですね。
Commented by sawayoshi45 at 2006-09-19 23:15
>tea*rose さん
そうですね。
「勉強が出来た」とか「親がお金持ち」というだけで、
「自分は偉い!」と勘違いしている人間、
確かに子供にもオトナにも多いかも知れませんね。
まあ、私の場合は「自分は偉い!」と思えるほど「勉強が出来た」わけでもないし、
「親がお金持ち」でもなかったので、その心配はありませんでしたが・・・(笑)
(あっ、でも正直に言えば、ちょっと思った時期があったかも・・・)

tea*rose さんのおっしゃる「万能感を失う感覚」を味わうこと、
私もとても大事なことだと思います。
「自分が思っているほど、自分は天才でも何でもない」。
それを認識しない限り、努力の大切さを学ぶことは不可能でしょうからね。

>サワダ先生のお兄様は、いろんなことをおしえてくれた方ですね。

本人に「教えた」という意識はまったくないでしょうけど、
兄の存在のおかげで、いろんな意味で勉強できたことは確かかも知れません。
「怖い兄」を持てた私は、とっても幸せ者でございます。(←タテマエ)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


by sawayoshi45

プロフィールを見る

札幌の家庭教師 学びの森

以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
more...

カテゴリ

家庭教師 学びの森
自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと

最新のコメント

おおっ、それはおめでとう..
by sawayoshi45 at 11:16
またまたお久しぶり。 ..
by gaku at 22:42
アドバイス、ありがとう。..
by gaku at 14:15
知らん! というか、あの..
by sawayoshi45 at 14:33
お久しぶり。うちの息子が..
by gaku at 17:34
MAPさん ありが..
by sawayoshi45 at 10:48
お誕生日おめでとうござい..
by MAP at 07:39
とても魅力的な記事でした..
by 株のやり方 at 17:27
>missKaytieさ..
by sawayoshi45 at 01:16
お誕生日おめでとうござい..
by missKaytie at 17:25

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

北海道
受験・勉強