「教える」という言葉

「教える」という言葉、私も仕事柄よく使う言葉ですが、
正直言ってあまり好きな言葉ではありません。
なんか「一方通行」のような感じがして・・・。
ですから「教える師」と書く「教師」という言葉もちょっと抵抗があります。
あっ、誤解しないでくださいね。
「教師」が好きじゃないということではなく、
「教師という言葉」に抵抗があるということです。

以前、自分で自分のことを「先生」と呼ぶことに抵抗があって
いまだに言えないという記事を書いたことがありますが、
これもまあ、同じような理由です。
「先に生まれた人」というだけの意味で使うなら別ですが、「お調子者」の私は、
何だかそれだけで子供に対して傲慢になってしまうんじゃないか、
という気がしてしまうんです。

私は今、一応「プロ家庭教師」なんてエラそうに名乗ってますが、
実はほんのちょっと前までは、「教育アドバイザー」という肩書きにしていました。
「教師」という言葉を使いたくなかったということもそうですし、
自分にできる仕事は「教え導く」というよりは、
親御さんや子供たちに「教育的なアドバイス」をするに過ぎない、
という感覚があったからです。

でも、これだと世間の人たちには、
具体的に何をやっている人なのかよくわかってもらえないということもあり、
今はやむなく、認知度の高い「家庭教師」という言葉を使っています。

「プロ家庭教師」という言葉から世間が連想するのはきっと、
「それなりの高学歴を持ち、有名校にバンバン合格させる合格請負人」
という感じじゃないでしょうか。
でも残念ながら、私はそんな「やり手」ではありません。
むしろ、どちらかと言うと、それとは対極的な人間です。

「今まで紆余曲折を経ながら、子供や親御さんに助けられて何とかここまで生きてきた」
という感覚を持っています。
こんな私のような人間に、
大事なお子さんを預けてくれた親御さんがいなかったら、
今の私はなかったと思います。

ですから、授業をするときも、
必ず生徒やその親御さんに感謝の気持ちを持って、子供たちと接するようにしています。
だからといって、別に媚を売って授業をしているわけではありませんよ。
媚を売ったところで、子供たちはすぐに見抜きますから。
あくまで「気持ち」の問題です。

ですからこの「プロ家庭教師」という言葉も、
私にとっては結構な重荷ではあるんですが、
今は他にいい言葉が見つからないので、とりあえずそういうことにしています。

世間の人からすれば、
「そんなこと、どうでもいいじゃん! 細かいことにこだわり過ぎ!」
と言われそうですが、
私は「勉強」というのは、もともとは「言語学」だと思っています。
国語や英語はもちろんですが、数学も社会も理科も、
「言葉」を使って伝えていく教科である以上、
やはり「言語学」に通じているんじゃないかと思うんです。
私自身、「語彙力」という点では正直あまり自信はありませんが、
「言葉」を扱って子供に伝える仕事をしている以上、
やはり、ひとつひとつの「言葉」に敏感でありたいなと思っています。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-01-12 00:21 | 自分のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


by sawayoshi45

プロフィールを見る

札幌の家庭教師 学びの森

以前の記事

2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
more...

カテゴリ

家庭教師 学びの森
自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと

最新のコメント

おおっ、それはおめでとう..
by sawayoshi45 at 11:16
またまたお久しぶり。 ..
by gaku at 22:42
アドバイス、ありがとう。..
by gaku at 14:15
知らん! というか、あの..
by sawayoshi45 at 14:33
お久しぶり。うちの息子が..
by gaku at 17:34
MAPさん ありが..
by sawayoshi45 at 10:48
お誕生日おめでとうござい..
by MAP at 07:39
とても魅力的な記事でした..
by 株のやり方 at 17:27
>missKaytieさ..
by sawayoshi45 at 01:16
お誕生日おめでとうござい..
by missKaytie at 17:25

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

北海道
受験・勉強