「どうして出来ないの?」より「どうして出来たの?」
祝・ドラゴンズ優勝!
ドラゴンズファン暦25年のサワダ。
今日はいい夢が見れそうでございます。
ただ、北朝鮮の核実験のおかげで、
目立たないのが、ちと寂しい・・・・・
走るのが苦手な子どもに向かって、「どうしてもっと速く走れないの?」
料理が苦手なお母さんに、「どうしてもっと美味しく作れないの?」
頑張って働いているお父さんに、「どうしてもっと稼げないの?」
これほど、残酷な質問はありませんよね。
こう言われて、「よし、頑張ろう!」という気になる人は少ないのではないでしょうか。
でも、これと同じこと、私たちは普段から子どもたちにしていますよね。
そう、「どうして出来ないの?」です。
わからなかった問題、出来なかった問題について、
「どうしてこんな問題も出来ないの?」と言っていないでしょうか。
言われた子どもにしてみれば、
「そんなこと言ったって、出来ないものは出来ない」というのがホンネ。
そもそも、そういった質問に答えられる人は、ある程度「出来る」人に限られますから、
勉強が苦手な子どもに、「どうして出来ないの?」と質問したところで、
答えが返ってこないのは、当たり前のことです。
(と言いつつ、私もたまにやってしまうんですが・・・)
勉強が苦手な子どもたちに有効なのは、
「どうして出来ないの?」ではなく、
「どうして出来たの?」だと思います。
「出来なかった理由」は言えなくても、
「出来た理由」なら、子どもたちは得意げに話してくれます。
他人に話すこと、他人に説明することで、知識は定着しますから、
こちらのほうがよっぽど前向きですよね。
そして、そのときに大事なのは、こちらが先回りしてクチを挟まないこと。
しっかり最後まで聴いてあげる姿勢を崩さないことですね。
「どうして出来ないの?」よりも、「どうして出来たの?」
出来なかったものを責めるよりも、出来たものを褒める。
そういったことで、子どもたちは少しずつやる気を出してくるんじゃないか、
そんな気がしますが、いかがでしょう?
「どうして美味しい料理が作れないの?」と、
「どうしてこんなに美味しい料理が作れるの?」。
お母さんなら、どちらが「頑張って作ろう!」という気になりますか?
by sawayoshi45
| 2006-10-11 00:29
| 教育のこと
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