教え過ぎ、与え過ぎ、やらせ過ぎ

f0015391_2553123.jpg
祝・ファイターズ優勝!
すっかり寒くなりましたが、
今日の札幌は「熱い」1日でした!
日本シリーズ、楽しみでございます。



「教え過ぎ」

私も含めて、先生と呼ばれる職業の人は、とにかく「教える」ことが大好き。
自分の持っている知識のすべてを、子供たちに伝えたい。
その気持ちは私にもよくわかります。

ただ、「教える」というのは、たいていは「教える側」の自己満足。

「これだけ教えてあげたから、今回のテストは上がってくれるかも・・・」
こういった「教える側」の期待は、たいてい裏切られる(?)ことが多いですよね。
これは、「教え過ぎ」の結果だと思います。

たくさん教えたから、成績が上がるわけではありません。
生徒が自分の頭で考えて、練習を重ねた結果、成績が上がるのです。

「教え過ぎ」は、子供たちから「考える時間」を奪う可能性があります。

「与え過ぎ」

「我が子にとって、なるべく良い環境を与えてあげたい」
そういった親御さんのお気持ちも、よくわかります。
でも、子供をダメにする一番の方法は「与え過ぎ」であるとも言います。

親御さんが先回りして、買ってきた参考書や問題集。
きれいな状態のまま、本棚に葬られていないでしょうか? 

参考書や問題集を与えれば、子供が勉強するようになるわけではありません。
子供が「勉強しなくちゃ!」と思うから、勉強するようになるんです。

「与えたものさえやってくれれば・・・」という親の思いが、
「与えたものすらやらない子供」を育てているとも考えられます。

「与え過ぎ」は、子供たちから「モチベーション」を奪う可能性があります。

「やらせ過ぎ」

「勉強はやれば誰でも出来る」とばかりに、毎日、大量の課題を与えられると、
子供たちは、「理解する」ことよりも、毎日の課題をこなすことだけで精一杯になります。

こういった生活を続けていれば、
体力的にも精神的にも疲れきってしまうのは、当然のこと。

たしかに勉強には、ある程度の「量」が必要です。
でも、だからといって、「ただやらせればいい」というわけではありません。
やらせるのはいいですが、やらせ方が問題です。

早く終わらせたいと思って、テキトーに解いた10問よりも、
考えに考えぬいて解いた1問のほうが、よっぽどその子の力になります。

「やらせ過ぎ」は、子供たちから「体力」「気力」を奪う可能性があります。

というわけで、
「教え過ぎ」「与え過ぎ」「やらせ過ぎ」の弊害について、自分なりに考えてみましたが、
かなり偏見が入ってしまったような気がしないでも・・・

まあ、そのへんは日ハムの優勝に免じて、お許しくださいませ。(←関係ない?)
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-10-13 02:56 | 教育のこと | Comments(8)
Commented by 岐阜のすー at 2006-10-13 05:51 x
同感です。何を教えて、何を考えさせればよいのかの区別ができないと教えすぎてしまったり、教えたりなかったりする。

 これは教師の教育観によるところが大きい。

http://blog.goo.ne.jp/suda1016/
http://www.c-player.com/ac51896/message
Commented by tea*rose at 2006-10-13 13:13 x
すべては、生徒がいかがな表情をしているか、腹の中で何考えてるかまで透視する勢いで、さじ加減を微妙に変えていくのがいいのでしょう。本当は人間はこんな風に育てなくとも、賢くやる気マンマンに育つはずだったのかもしれませんね。

物質にあふれた、軟弱なこの世の中で、生きる力をはぐくむことに、なんだか大きな矛盾を抱えている気がします。
Commented by くま塾長 at 2006-10-13 14:42 x
たしかに、勉強はやらないと出来ませんが、過度にやらせようとすると、流すことに汲々とします。気力体力を奪います
こういう事は、時々耳にします。
悩みどころではあります
でも、だからこそ教育はおもしろいのかも
どちらにせよ、無理は続かない と言うことかな?
商売的には下手だと思いますけど(笑)
Commented by sawayoshi45 at 2006-10-13 22:50
>岐阜のすー さん
はじめまして。コメントありがとうございます。

>何を教えて、何を考えさせればよいのかの区別ができないと教えすぎてしまったり、教えたりなかったりする。

本当におっしゃる通りだと思います。
教えるべきことと、考えさせるべきこと、
しっかり区別できるよう、私自身気をつけたいと思います。

岐阜のすー さんのHPとブログ、まだほんの少しですが拝見させて頂きました。
これからも、おジャマさせて頂こうと思いますので、よろしくお願い致します。
Commented by sawayoshi45 at 2006-10-13 23:05
>tea*rose さん
そうですね。
生徒の表情を見ながら、的確にさじ加減を変えられる。
私もそんな人間になりとうございます。

「物質にあふれた、軟弱な世の中」
たしかに矛盾を感ぜずにはいられませんが、そんな世の中だからこそ、
時代に流されない、強い精神力が必要なのかもしれません。
微力ながら、そんな世の中に警鐘を鳴らし続ける存在でありたいと思っています。
Commented by sawayoshi45 at 2006-10-13 23:17
>くま塾長さん
「商売下手」という点では、私も誰にも負けない自身があります。(笑)

考え方は人それぞれだと思いますが、
私自身は、この仕事を「商売」「サービス業」である以上に、
やはり「教育」だと考えています。
たとえ表面上の成績が上がったとしても、
それによって、子供たちの元気がなくなるのであれば、
それは、「教育」ではないと思っています。

まあ、そのあたりのさじ加減が難しいところではありますが・・・
Commented by koyuma at 2006-10-20 01:04 x
お久しぶりです。こんばんは。

先週、無事に??実習が終わって、やっと通常の生活にもどりつつあります。


この記事の「教えすぎ」っていうのは、実習中にイヤというほど体験しました。
担任の先生にも「気が多いね」と言われました。
「教える」のではなく「考えるきっかけを与える」ぐらいの授業ができたらいいな・・・
と頑張ってはみるものの。。
まだまだ、しゃべりすぎてしまう。
そんな授業ばっかりでした。

難しいですね。。ほんとに。


話は変わりますが、メールのお返事本当にありがとうございました。
メールいただいたままになってしまって、申し訳ありません。
塾も復活しましたので、またメールさせていただきたいと思っています。

それでは・・・
Commented by sawayoshi45 at 2006-10-20 14:42
>koyuma さん
こんにちは。
何はともあれ、実習、お疲れ様でございます。
koyumaさんの実習での奮闘ぶりは、いつもブログで拝見していましたよ。

「教えるべきところ」と「考えさせるべきところ」の線引きって、たしかに難しいですね。
子どもによってもそのポイントは違いますしね。
私にとっても、いまだに悩みどころではあります。
とにかく、子供をよく見たうえで、臨機応変に対応していくしかないでしょうね、きっと・・・。

ところでメールの件、
あんなんで、お役に立つことが出来たのかどうか、
出してから、ちょっと心配しておりました。

まあ、たいしたアドバイスは出来ませんが、
koyumaさんより、ちょっとだけ経験が長い分、
少しはお力になれたらとは思っているんですが・・・・・

それでは、メール、お待ちしております。


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


by sawayoshi45

プロフィールを見る

札幌の家庭教師 学びの森

以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
more...

カテゴリ

家庭教師 学びの森
自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと

最新のコメント

おおっ、それはおめでとう..
by sawayoshi45 at 11:16
またまたお久しぶり。 ..
by gaku at 22:42
アドバイス、ありがとう。..
by gaku at 14:15
知らん! というか、あの..
by sawayoshi45 at 14:33
お久しぶり。うちの息子が..
by gaku at 17:34
MAPさん ありが..
by sawayoshi45 at 10:48
お誕生日おめでとうござい..
by MAP at 07:39
とても魅力的な記事でした..
by 株のやり方 at 17:27
>missKaytieさ..
by sawayoshi45 at 01:16
お誕生日おめでとうござい..
by missKaytie at 17:25

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

北海道
受験・勉強