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子供がウソをつく理由

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勉強の天敵。
受験の天敵。
子供の天敵。
そして、私たちの天敵。
PS3が発売。
誰も買ってないだろうなあ・・・




息子の私が言うのも何ですが、私の母はしっかり者。
仕事も家事もほぼ完璧にこなすような人でした。
ただ、それだけに他人にも厳しい人。
実家で一緒に暮らしている兄嫁が、今はその犠牲になっているようです。(笑)

一方、今は亡き私の父はのんびり屋。
仕事に関しては一生懸命でしたが、それ以外は何もしない人。
休みの日は家でゴロゴロ。
父が母に叱られている姿は、我が家ではよくある光景でした。(笑)

そんな両親のもとで育った私は、母によくウソをつきました。
母の前では「良い子」を演じていました。

それはなぜか。
母が怖かったからです。
しっかり者の母は、私にとって自慢の母でもありましたが、同時に怖い存在でもあります。

母の前では、「だらしない自分」を見せるわけにはいかない。
そんな思いが強かったのだと思います。

母が嫌いだったわけではありません。
いや、むしろ好きだったからこそ、嫌われたくないためにウソをついていた、
そんなところではないかと思います。

逆に、父の前でウソをつくことはありませんでした。

それはなぜか。
ウソをついてまで「良い子」になる必要がなかったからです。

父には、「ありのままの自分」を見せても平気。
そんな安心感があったからだと思います。

ですから、父にはよく反抗もしていました。
「反抗しても大丈夫」という安心感からだと思います。
「反抗は信頼の証し」でもありますからね。


ウソをつくのはいけないこと。
確かにその通りです。
でも、ウソには必ず理由があると思います。

相手を騙すためのウソ、
自分を守るためのウソ、
友達を守るためのウソ、
親を守るためのウソ・・・、

ウソをつくこと自体を責めるよりも、
子供が何のためにウソをついたのか、
そこを見極めることが大切ではないでしょうか。

あっ、でもこうやって書いてくると、
何だか自分の母を悪者にしているみたいで、
自分で書いていながら、あまりいい気分ではないですね。

私は決して母を憎んでいるわけではありませんので、
そのへんは誤解しないでくださいね。

最後に母の名誉を挽回させて、終わることにしますか。

しつけに関してはいろいろ厳しかった母ですが、勉強に関しては無頓着。
勉強に関してだけは、母から口出しされたことは一度もありませんでした。

それはきっと自分に学歴がなかったからだと思いますが、
自分に出来なかったことを子供に押し付ける。
そういったようなことは、一切ありませんでした。

勉強に関しては、「私はバカだから・・・」といつも逃げられていたような気がします。(笑)

これが教育的に正しいかどうかはわかりませんが、
しっかり者の母の唯一(?)の欠点。
私にとっては、それが逆に救いだったような気がします。

子育てに、親が完璧である必要はどこにもない。
そんな気がします。
by sawayoshi45 | 2006-11-14 03:10 | 教育のこと


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