「上げてやる」と「上がってもらう」

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昨日は録画していた「氷点」を見て、
夜を明かしてしまったサワダです。
「許す」って、難しいものですね。




これでも昔は、熱血先生(のつもり)だった時期もありました。
お金を頂いている以上、生徒の成績を「上げてやる」のが塾講師の使命。
そう信じていた時期がありました。

そして、実際成績を上げた生徒やその親御さんから、
「先生のおかげで・・・」と言われて満足している自分がいました。

今思えば単なる自己満足。
ホント、お恥ずかしい限りでございます。(汗)

ある時期、ふと「上げてやる」ことに疑問を持ち始め、
「上がってもらう」に指導方針を切り替えました。

「上げてやる」と「上がってもらう」。

一見、同じように思われるかもしれませんが、
私の中では正反対の指導方法だと思っています。

「上げてやる」は、指導者が先頭に立って、
生徒をぐいぐい引っ張っていくといったイメージですね。

指導者は「オレについて来い!」といったタイプ、
生徒も「先生の言う通りにさえやっていれば間違いない!」と指導者に信頼を寄せます。

この時点では、確かに「理想の師弟関係」のようにも見えますが、
度を超えると「共依存」という関係にならないとも限りません。

指導者は生徒の面倒を一生見られるわけではありません。
当たり前のことですが、いつか手元を離れるときがやってきます。

手元を離れていったとたんに成績がガタ落ち、といったことになれば、
それは決して「良い指導」とは言えませんよね。
若い頃は、そこを勘違いしていたような気がします。

一方、「上がってもらう」は、主役はあくまで生徒です。

生徒を前からぐいぐい引っ張っていくというよりは、
生徒の背後から背中をポンと押してあげる、といったイメージでしょうか。
言ってみれば、指導者はあくまで黒子役に徹するといった感じです。

もちろん、勉強への姿勢や取り組み方など最低限のことはしっかり教えますが、
そこから先のことは生徒自身に任せます。

1から10まで手取り足取り、といったことはしません。
私のアドバイスを活かすかどうかは生徒次第。
つまり、指導者が「上げてやる」のではなく、生徒自身に「上がってもらう」ということです。

私の好きな言葉で、「心は形をつくり、形は心を整える」というのがあります。

「成績を上げたい」
「志望校に合格したい」
「将来こんな仕事がしたい」

こういった生徒の「心」を強くして、それを「形」に導く。

私に出来ることは、せいぜいそこまで。

その「形」、つまり「勉強の習慣」を継続させて、
さらに「心」を整えて結果を出していくのは生徒自身。

それまでは、ときには叱咤激励を繰り返しながらも、根気よく見守っていくだけ。
それが今の私の仕事だと認識しています。
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by sawayoshi45 | 2006-11-28 00:45 | 家庭教師のこと | Comments(0)


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