「自分のおかげ」なんて思ってはいけない

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明日が私の仕事納め。
おそらくこれが今年最後の更新です。
数少ない(?)読者の皆様、
今年1年ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願い致します。




「先生のおかげで成績が上がりました!」
「先生のおかげで無事に合格出来ました!」

生徒や親御さんにこう言われて、
喜ばない先生はきっといないと思います。
もちろん私もそうです。

若い頃は、こう言われることで、
「自分がやってきたことは間違ってないんだ!」
と自己確認(勘違い?)することもしばしば。

でも、それで天狗になっている私の鼻を、
妻はしっかりとへし折ってくれます。(笑)

「たまたま生徒の伸びる時期に、出会えただけじゃないの?」
「アンタじゃなくても、伸びたんじゃないの?」と・・・。

う~ん、正直ちょっと反論したい気持ちもなくはありませんが、
言われてみれば確かにその通りなんですよね。

もしかしたら、自分が教えた時期とその生徒が伸びる時期が、
一致しただけかも知れない。

もしかしたら、自分が教えていなくても、
その生徒は伸びたかも知れない。

もしかしたら、
他の先生が教えていたら、その生徒はもっと伸びていたかも知れない。

そういったあらゆる可能性を考えてみると、教える側が安易に、
「自分のおかげで、あの生徒は伸びた」と考えるのは、
大きな間違いであることに気づきます。

体が発達する時期が人それぞれ違うように、
脳や心が発達する時期も、人それぞれ違うはず。

学校では、たまたま発達の早い子が「出来る子」とされ、
遅い子は「出来ない子」とされます。

でも、早ければ良いということではありませんし、
遅ければダメということでもありませんよね。

「昔神童、今ただの人」とはよくいったもので、
大人になれば、みんな似たり寄ったりといったところではないでしょうか。

そう考えてみると、
その生徒が伸びる時期に、たまたま自分が関われただけ、
と思っていたほうが妥当かも知れませんね。

「自分が教えていなかったら、アイツはどうなっていたか」・・・?
「自分がいなかったら、あの子は合格できなかった」・・・?

それは、教える側の思い上がりに過ぎません。

生徒や親御さんが、
「先生のおかげで・・・」と言ってくれるのは、
とてもありがたいし、嬉しいことです。

でも、私たち教える立場の人間が、その言葉に甘えてはいけませんよね。

私たちは「生徒とその親御さんのおかげ」で食べさせて頂いている身。
その気持ちを忘れず、
来年も、地味~に仕事に取り組んでいければと思います。

それではみなさん、良いお年をお迎えくださいませ!
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by sawayoshi45 | 2006-12-30 00:00 | 教育のこと | Comments(0)


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