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解らない授業、解りやすい授業

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あれっ? 気づいたら借金生活?
どうしたドラゴンズ!
でも、今日はサヨナラ勝ちで5割復帰!
勝負は、まだまだこれからだ!!



高校生の頃、まったく「解らない授業」がありました。
先生の話を聴いてもチンプンカンプン、まったく理解できません。
理解はできなくても、授業はどんどん先に進んでいきます。

大学受験に必要な科目だったので、捨てるわけにもいきません。
だからといって、個人的に先生に聞きに行けるほどの勇気もありません。

「塾に通う」という選択肢を持っていなかった私は、
とりあえず本屋さんに行って、
自分にも出来そうな参考書と問題集を買って、
1からやり直すことにしました。

基本すらよく理解していなかった私は、
最初はたしかに苦労しました。

それでも、参考書の解説を何度も読み、
その解法をマネしながら問題集を解いているうちに、
基本問題だけは、何とか解けるようになりました。

それと同時に、あれほど「解らなかった授業」が、
いつの間にか、「解りやすい授業」に変わっていました。

そして半年も経つか経たないうちに、
私の中では、一番の得意科目になっていました。

苦手科目を得意科目に変えるためにかかった「経費」は、
千円足らずの参考書と問題集だけです。

「解りやすい授業」も「解らない授業」も、
結局は自分の気持ち次第。
そのことが経験を通して、よくわかりました。

新学期が始まって約1か月。
ぼちぼち子供たちから、
先生の悪口を聞かされる時期でございます。

「数学の先生が、何を言っているのか解んない!」
「英語の先生は、字も汚いし教え方もヘタ!」

まあ、何かと人の悪口を言いたいお年頃でもあるでしょうし、
そう言いたくなる子供たちの気持ちもわからないでもありません。

でも、私からすれば、そう言っている本人が、
どれだけ解ろうとして授業を受けているのか、甚だ疑問です。

自分は解ろうとする努力をする気はないのに、
「解りやすい授業」を求めるというのは、どんなもんでしょう?

ただボーッと聞いているだけで、
解るようになる、出来るようになる授業があるわけではありません。

「教える側の努力」と「教わる側の努力」の両方が噛み合って、
初めて「解りやすい授業」が成立すると思います。

たしかに子供たちの言うとおり、
教え方の上手い先生、下手な先生はいるのかも知れません。

でも、
上手い先生のクラスが、みんな優秀になるとは限りませんし、
下手な先生のクラスが、みんなダメになるとも限りませんよね。

どこの学校に行っても、どんな先生についても、
やる子はやるし、やらない子はやりません。

先生に不満を持つということは、
それだけ先生に依存しているということです。

最初から依存する気持ちがなければ、
不満を感じることもないはずですからね。

だいたいにして、教えてもらう先生によって、
自分の人生が左右されるなんて、
バカらしい話です。

不満を言っているヒマがあったら、
一問でも多くの問題を解いてみることです。

不満を言っているヒマがあったら、
ひとつでも多くの単語を覚えることです。

そうやって、自分で行動を起こすことで、
「解らない授業」は「解りやすい授業」に変わります。

自分の人生は、自分で切り開くしかありません。
不満を言っても、何の解決にもなりません。

相手(先生)に依存するばかりでなく、
たまには自分で行動を起こすことも大切ですね。


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by sawayoshi45 | 2007-05-04 01:00 | 勉強のこと


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