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教えない教育

「教えること」を生業にしている私ですが、
実は、普段はなるべく「教えないこと」を心がけています。

もちろん、私が勉強において最も大切だと思っている、
「概念」の部分は、徹底的に教えます。
これだけは、絶対定着させるようにしています。

でも、ひとつひとつの問題に対して、
1から10まで、「解き方」を手取り足取り「教える」ことはありません。
ヒントを与えたり、「一緒に考えよう!」ということは、よくありますが・・・。

さすがに受験生やテスト前の生徒に対しては、時間的な問題もあり、
現実は、なかなかゆっくりはしていられません。
でも、あくまで私にとっての「理想の教育」は、「教えない教育」だと思っています

「わからないことは、何でも先生に聞きなさい!」という先生がいますが、
私は、あまり賛成できません。
「わからないことは誰かに聞けばいい!」という考え方、
何だか軽い感じがして、好きになれないんです。
そのような生徒は、何度教えても、だいたい同じ間違いを繰り返してくれます。
「考え」が足りないからだと思います。
せっかくの「考える機会」を子供たちから奪うのは、非常にもったいない話です。

「わからないことは、考えなさい! 考えてもわからないことは、調べなさい!
調べてもわからなければ、聞きなさい!」

私は、このように子供たちに話すよう心がけています。

ですから、私のやり方には「即効性」はありません。
ごくたまに、1か月か2か月で結果を出してくる生徒もいるにはいますが、
そういった生徒は、もともとある程度の力があった生徒だと思います。

仮に中1からお子さんをお預かりした場合、私は3年というスパンでものを考えます。
3年後の受験までに、その子が「ホンモノの学力」をつけてくれればいいと思って教えます。
「ホンモノの学力」は、一朝一夕で身につくものではありません。
「ニセモノの学力」なら、簡単につくかも知れませんが、簡単になくなります。
「ホンモノの学力」をつけるためには、やはりある程度の時間がかかると思います。

最初の1年は停滞するかもしれません。
場合によっては、2年間、停滞してしまうかも知れません。
でも、3年目で開いた花は、きっとその子の生き方に大きな影響を及ぼしてくれます。
私はそう信じて、これからも「教えない授業」をやっていこうと思っています。

以上、今日は「売れない(?)家庭教師」のちょっとした宣伝でした。
こんなんだから、なかなか売れないのかな~?
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by sawayoshi45 | 2006-02-04 00:10 | 勉強のこと | Comments(6)
Commented by 今日 at 2006-02-04 14:35 x
「概念」の部分は、徹底的に教えます。

教育の基本は、これですね。
Commented by soul_doctor2005 at 2006-02-04 20:14
おっしゃる通りです。
教えて理解させることと、自分で解けるようになることは随分違いますよね。でも、私たちの世界でも、その辺をよくわかってない人もいます。
以前在籍した塾では、よく「演習」の時間をとっていましたが、そうすると他の講師から「あいつは授業をサボっている。」と言われたものです。教師が熱弁をふるって、子どもがボーッとしているより、その反対の方がはるかに力がつくと思うのですが、理解してもらえませんでした。「塾」ですから、「授業をしてナンボ」という指導者が多いです。それは、指導者の本分ではないと思うのですが。
Commented by サワダ at 2006-02-04 22:57 x
今日さん、コメントありがとうございます。
今日さんにそう言っていただくと、何だか自信になります。
またいつでもいらしてくださいね。
Commented by サワダ at 2006-02-04 23:13 x
soul_doctorさん、コメントありがとうございます。

たしかに「子供のための授業」なのか、「講師のパフォーマンス」のための授業なのか、よくわからない授業ってありますよね。そういった授業って、講師の自己満足で終わっていることが多いような気がします。

私も若い頃は、「子供を引っ張っていく」ことが仕事だと思っていました。
でもそれだと、必ず無理が生じるような気がします。
今は逆に、
子供たちの後ろから見守り、必要なときだけ「ポン!」と背中を押してあげる存在であればいいかなと思っています。

「中学受験のスペシャリスト」であるsoul_doctorさんから、このようなコメントをいただくと、私もとても嬉しいです。
またいらしてください。ありがとうございました。
Commented by ホルン at 2006-02-05 16:00 x
 うーん、今の私には難しいですね。今まで、大学でティーチングアシスタントとして主にPC操作の指導を行っていたのですが、「分からない・おいつけない」という学生には、ついつい答え(操作方法)を教えてしまいがちです。 エクセルの場合はそれに数学的な考えがついてくるので大変でした。
 最終的には優秀な学生に答えを教え、そうでない学生にプロセスを考えさせていましたが、本当は意欲のある学生にプロセスを教えていきたいのです(講義の関係上そうはいかない)。先生と同期でPC操作をしていく講義は大変でした。
 さて、来年度はどのように指導していこうかな・・・。
Commented by サワダ at 2006-02-05 22:51 x
ホルンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
まあ、PCの操作と学校の勉強では多少違いはあると思いますけどね。
ただ、私もこう書いてはいますが、実際は「受験だ」「テストだ」と言っては、それに翻弄されているのが正直なところ。
理想と現実のギャップにいまだ葛藤している毎日です。
おそらく一生続くんでしょうね、この悩み。


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