分相応

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以前書いた、この生徒
報告が遅れましたが、
高認試験、無事合格致しました。
2ヶ月半、本当によく頑張ってくれました。
とりあえずは任務完了。
彼の頑張りに乾杯!!




最初はプロ野球選手になりたくて、野球を始めたとします。
でも、やっていくうちに、
自分より上手い選手が山ほどいることを知ります。

プロ野球選手どころか、チーム内でレギュラーを取ることさえ、
簡単ではないことに気づきます。

頑張れば頑張るほど、
努力だけでは乗り越えられない壁を感じるようになります。

そして中高生ともなれば、ほとんどの子は、
「自分はプロ野球選手になれるほどの器ではない」
ということに気づきます。

でも、だからといって、
野球に打ち込んだ日々が無駄だったというわけではありませんよね。

結果はどうあれ、
苦しい練習に耐えて頑張った。
1つのことに懸命に打ち込んだ。
そういった経験は、その子にとっての大きな財産になるはずです。

たまたま野球を例にして書いてみましたが、
これは他のスポーツはもちろん、
勉強や仕事についても同じことが言えますよね。

頑張った経験があるからこそ、
自分の力を客観的に把握することも出来るようになるし、
自分より上の実力の人を素直に認めることが出来るようになります。

頑張った経験がない人ほど、
「自分だってやれば出来る」という万能感にいつまでも支配され、
自分より上の人に対して、僻み根性を丸出しにします。
そして出てくる言葉は、自慢か他人の悪口。

そういう人たちのことを仏教では「餓鬼」と言うそうです。
大人になっても、「餓鬼」はたくさんいるということですね。

「所詮カエルの子はカエル!」
「お前にはなれるわけがない!」
「ウチにはそんなお金はない!」

子供の頃、私はよく母に言われました。
超現実主義である私の母は、
幼い子供の夢を打ち砕くのが大得意でした。(笑)

当時は、その言葉にものすごく反発心を抱いていましたが、
今は母が言いたかったことが、少し分かるような気がします。

母が私に教えたかったことは、
「分相応」ということだったんじゃないかと思います。

いくら頑張っても、みんなが「主役」になれるわけではありません。
人にはそれぞれ「分相応」という生き方があります。

「主役」になれなければ、「脇役」として、
「脇役」になれなければ、「黒子役」として、
「黒子役」にもなれなければ、「観客」として、
それぞれ自分の役割を全うすればいいだけの話です。

その役割に価値の優劣はありません。

「主役じゃなきゃイヤ!」
「一番じゃなきゃダメ!」
というのは、「餓鬼」の発想です。

子供を「餓鬼」に育てようとしていないかどうか、
そして何よりも、
自分自身が「餓鬼」になっていないかどうか、
気をつけたいところですね。
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by sawayoshi45 | 2007-09-07 00:40 | 人生のこと | Comments(0)


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