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暗記が苦手

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昼と夜の気温差が
激しくなりました。
みなさま、
体調にはお気をつけくださいませ!



子供の頃から私は「暗記が苦手」でした。
教科書の暗唱テストなどは、いつも最後まで残されていたし、
歴史の年号暗記は、正直今でも苦手です。(苦笑)

ただ、いくら「暗記が苦手」でも、テストは容赦なくやってきます。

「暗記が苦手」だけど、テストでは良い点数を取りたい。
そんな欲張りな私は、なるべく暗記事項を少なくして、
点数を取る方法はないかと考えました。

数学や理科の公式は「暗記する」のではなく、
公式の意味を理解し、自分で導き出せればいい。

3つの公式があれば、それをすべて「暗記する」のではなく、
1つの公式から、2つ目、3つ目の公式を導けばいい。

英単語も、意味をそのまま「暗記する」のではなく、
イメージで捉えて、文章の中である程度判断できればいい。

社会も、言葉をただ「暗記する」のではなく、
言葉の意味や国の背景などを考えながら、知識をつなげて覚えていく。

まあ、今考えれば、どれも当たり前のことでしかないんですが、
それまで「勉強=暗記」だと思っていた私にとっては、画期的な発見(?)。
そう考えることで、暗記事項がグッと減って、
それまでイヤだった勉強が、とてもラクに感じるようになりました。

勉強に対する意識をちょっと変えるだけで、
勉強の「景色」は随分と変わる。

その感覚を教え子たちにも味わって欲しい、
それが私の指導の原点ですし、
今もそういう思いで、指導にあたっています。

当時の私のように、「暗記が苦手」なために、
「勉強嫌い」になっている子供たちもたくさんいると思います。

「覚えなさい!」と言うのは簡単ですが、
それだけで全ての子供が覚えてくれるわけではありません。

「野菜が苦手」な子供に、野菜をそのまま出して、
「さあ、食え!」と言っても食べてはくれないのと同じですよね。

ただ、「調理」の仕方によっては、
「野菜が苦手」な子に野菜を食べさせることも、
「暗記が苦手」な子に知識を焼きつかせることも、
決して不可能ではないと思っています。

当時の私のように「暗記が苦手」の子供たちに、
「勉強」という「食材」を、
どれだけ食べやすい形に「調理」して提供できるか、

それを考え続けるのが、私たちの仕事だなって思います。
by sawayoshi45 | 2007-09-20 00:40 | 家庭教師のこと


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