勉強と作業
祝・中日優勝!
日ハムファンの方には、
申し訳ございませんが、
今年こそは日本一、頂きます!
ノート作りをすることで、
勉強したつもりになっている生徒がいます。
宿題のプリントを埋めることで、
勉強したつもりになっている生徒がいます。
それで、
「勉強はしているのに成績は上がらない、なぜ?」と、
生徒本人も親御さんも悩んでいます。
でも、はっきり言って、これは「勉強」ではありません。
単なる「作業」です。
「勉強」と「作業」は区別しなければいけないと思います。
「作業」にどれだけ時間をかけたとしても、
「勉強」をしなければ、成績は上がりません。
例えば、「自転車に乗れるようになりたい」となったとき、
「1日何時間・・・」とか、
「効率のいい方法は・・・」といったことはあまり考えませんよね。
たいていの人は、乗れるようになるまで、ただひたすら練習する、
それだけではないでしょうか?
勉強もまったく同じだと思います。
出来るようになりたければ、
「出来るまでやる」、
ただそれだけです。
「勉強」の目的は、ノートを作ることでもプリントを埋めることでもなく、
やったことを「覚える」ことです。
いくらノートをきれいに作っても、
覚えていなければ意味がありませんね。
ただ、人間の脳はパソコンのようにはいきません。
一度覚えたとしても、必ず忘れます。
ですから、なるべく忘れないように復習することが必要ですし、
忘れたことを思い出すために、さらに復習が必要です。
何度も復習を繰り返すことで、
「忘れにくい知識」、そして「忘れない知識」へと変わっていきます。
いずれ、その知識同士がつながりを持ち始め、
自由自在にその知識を引き出せるようになってきます。
そこまでやって、初めて「勉強」です。
ノートを何ページ書いた。
プリントを何枚やった。
何時間机に向かった。
残念ながら、そういったことは成績にはあまり関係ありません。
「成績を上げたい」と本気で思うのなら、
「作業」ではなく「勉強」をするクセをつけましょう。
「今日は何時間やった」ではなく「今日は何を覚えたか」、
寝る前に確認するクセをつけることが大切だと思います。
ところで、話は変わりますが、
今日の北海道新聞に恐ろしいデータが載っていました。
北海道の高校2年生の家庭学習時間の平均が何と「30分」だとか・・・。
このデータの信憑性はよくわかりませんが、
全国平均の3分の1にも満たないという悲惨な状況のようです。
いくら「勉強は時間じゃない」と言っても、
高校生の勉強時間が小学校3年生とあまり変わらないというのは・・・
何とも痛々しい現実ですね。
う~ん、高校って、何のために行くところなんでしょう?
by sawayoshi45
| 2007-10-23 02:02
| 勉強のこと
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