鼻につく
最高気温がついに一桁。
いよいよ冬到来です。
寒くなって雪が降って、
灯油代が高くなって・・・、
ふう・・・
高校生の頃、光GENJIが大嫌いでした。
理由は、単なる嫉妬です。(笑)
自分と同じ世代の人間が、
「カッコいい」とか「かわいい」という理由で女の子にチヤホヤされる。
それが「鼻についた」だけのことです。
なんて器の小さい人間だったんでしょう。(笑)
そんな私も今となっては、子供たちの前で、
「人を安易に羨んだり妬んだりするな!」なんて、
エラそうに語っているわけですから、
ホント、人間って勝手な生き物ですよね。(笑)
以前、美輪明宏さんの本で読んだことがありますが、
カッコいい人というのは一見「得」なように見えますが
実は「損な役回り」だそうです。
「カッコいい」というただそれだけで、
嫉妬を買うからだそうです。
異性にモテることはあっても、
同性に受け入れられることはあまりありません。
同性の人からすれば、まさに「鼻につく」存在です。
ですから、二枚目が二枚目の役を演じるよりも、
二枚目が三枚目の役を演じたほうが人気が出るのは、
ある意味、自然の摂理だそうです。
人間の感情って面白いものですよね。
あるとき、妻がこんなことを私に教えてくれました。
「先生」という存在は、「先生」という理由だけで、
一般の人からは「鼻につく」存在にもなり得るそうです。
だからこそ、普段の発言や行動には、
人一倍気をつける必要があるんじゃないか、と。
妻に言われるまで、そんなことは考えたこともありませんでしたが、
言われてみれば、確かにその通りかもって思いました。
私自身、相手が自分より地位の高い人だと思うと、
それだけで何となく身構えてしまうことがあります。
頭では「そんなの関係ない」と分かっていても、
感情のコントロールはまた別物ですよね。
「自分は人より努力してきたから、人にも言う権利がある」
「自分より努力していない人に、とやかく言われる筋合いはない」
理屈では確かにその通りかもしれません。
でも、人間の感情って理屈では割り切れない部分があることも、
否定できません。
そう考えてみると、「先生」と呼ばれる立場にいる人が、
自分の努力や実力を世間にアピールしたり、
贅沢な暮らしぶりを見せびらかしたりというのは、
決して賢いやり方ではないような気がします。
自分では当たり前のことを言っているつもりでも、
相手からすれば、「鼻につく」言い方にしか聞こえない場合もあります。
気をつけなければいけませんね。
といっても、私の場合は、
もともと世間から嫉妬を買うほどの実力も財力もないので、
そのへんは、あまり心配ないとは思っているんですが・・・
(↑妻曰く、こういう言い方が「鼻につく」らしい・・・苦笑)
by sawayoshi45
| 2007-11-11 01:54
| 自分のこと
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