勉強の苦しみ、待つことの苦しみ
どうも、ご無沙汰しております。
またまた忙しいフリをして、
更新をサボってしまいました。(苦笑)
またボチボチと書いていこうと思いますので、
みなさん、これからもよろしくお願い致します。
「仕事の苦しみに比べれば、勉強の苦しみなんてたいしたことないよ!」
大人はよく、こんな言い方をします。
確かにその通りだと私も思いますが、
これは自分が大人になったからこそ、言える言葉ですよね。
いろんな経験を積んで成長してきた大人の脳と、
まだ人生経験が少なく成長過程にある子供の脳は違います。
大人の理屈を子供に100%理解させようとすること自体、
私は大きな間違いであると思っています。
もし仮に親の言い分を100%理解できる子供がいたとしたら、
それはそれで、気持ち悪いですからね。(笑)
かつての自分もそうであったように、
多くの子供たちにとって、一番の「苦しみ」は勉強です。
そして子供たちは、日々その「苦しみ」と向き合っています。
というか、半ば強制的に向き合わされています。
では、子供たちにその「苦しみ」を与えている私たち大人は、
果たして、どれだけの「苦しみ」を味わう覚悟を持っているでしょうか?
「大人ってズルいですよね!」
たまに子供たちから、こんな言葉を聞かされることがあります。
その「大人」の中には、きっとこの私も含まれているのかも知れませんが、
残念ながら今の私には、
「そんなことはないよ」と自信を持って反論することは出来ません。
自分は勉強していないのに、ボクたちには「勉強しろ!勉強しろ!」
テストの中身も見ずに、点数や順位だけで「努力不足だ!」と責められる。
そんな大人を「信頼しろ!」というほうが間違いですよね。
教育や子育てに関わる人間にとって、
一番の「苦しみ」は、「我慢すること」「待つこと」だと言われます。
本当にその通りだと私も思います。
ちょっと厳しい言い方になりますが、私の経験上、
「待てない親」に育てられた子供たちは、
まず間違いなく落ち着きがありません。
逆に、落ち着いて勉強に取り組んでいる生徒の親御さんは、
「子供を信じて待つ」ことがしっかり出来ている方が多いような気がします。
「どうしてこんなに落ち着きがないの?」
「どうしてやる気になれないの?」
そう言って子供を責め立てる前に、
「育てたように子は育つ」
この言葉の意味を私たち大人は、しっかり受け止めなければいけないと思います。
by sawayoshi45
| 2008-08-20 01:05
| 教育のこと
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