紙一重の差
まさかこんな時期に、
長袖を着るはめにになるとは・・・
今年の夏は何か変ですね。
夏の甲子園が終わり、オリンピックも終わり・・・、
それほど夢中になって観ていたわけではありませんが、
こういった大きなイベントが終わってしまうのは、何だか寂しいものですね。
ところで、高校野球にしろ、オリンピックにしろ、観ていていつも思うのは、
勝負は「紙一重の差」で決まるということ。
もし野球のルールが9回ではなく8回までだったら・・・
もしあの場面でミスさえしていなければ・・・
たったそれだけのことで、
優勝校もメダルの色も大きく変わっていたに違いありません。
もちろん勝負に「たられば・・・」を言ったらキリがありませんが、
お互い実力の拮抗した者同士の勝負は、
「実力の差」というよりは、
「紙一重の差」で決まると言ってもいいのではないでしょうか。
オリンピック選手や甲子園球児に比べれば、
まだまだ生ぬるい戦いかも知れませんが、
受験もまた同じことが言えますよね。
同じ学校を受験する生徒たちに、「実力の差」はほとんどありません。
それでも、受験には必ず「合格する生徒」と「不合格になる生徒」が存在します。
その違いは何か。
これもまた「紙一重の差」としか言いようがありません。
他の生徒より、ひとつでもミスが少なかった生徒が合格し、
他の生徒より、ひとつでもミスが多かった生徒が不合格になります。
本番でのケアレスミスの差が、
合否を分けるといっても過言ではありません。
もちろんケアレスミスは誰にでもあります。
私にだってあります。
ですから、ケアレスミス自体を責めるつもりはありません。
でも、10問中3問もケアレスミスをしておきながら、
「本当はわかっていたから・・・」で片付けるのは、いかがなものでしょう?
3問のケアレスミスを2問に減らす努力、
2問のケアレスミスを1問に減らす努力、
これが出来なければ、受験を勝ち抜くことは出来ません。
「本当は90点取れたんだけど、ケアレスミスで80点でした」
「ケアレスミスさえなかったら、平均点行ってたんだけど・・・」
そんな言い訳はもう聞きたくありません。
受験本番で合否を分けるのは「紙一重の差」。
子供たちには、その1点2点の差の重みをしっかり受け止めて、
2学期以降の勉強に取り組んで欲しいものです。
特に受験生には・・・・・
by sawayoshi45
| 2008-08-25 01:17
| 勉強のこと
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