身に沁みるもの
秋分の日が過ぎたら、
急に寒くなりました。
暦はウソをつかないですね。
みなさん、
体調にはお気をつけくださいませ。
「先生、数学って覚えるものじゃなくて、『身に沁みるもの』なんですね」
先日、ある教え子がこんなことを言ってくれました。
「身に沁みる」の言葉の使い方が合っているかはビミョーですが(笑)、
私がずっと言い続けてきたことが、
ようやく分かってくれたようで、とても嬉しく思いました。
「公式を暗記して、解き方を覚えればいい」
彼は今まで、数学という教科をそのように捉えていたそうです。
そのため、「勉強時間の割には結果が出ない」
という状況がしばらく続いていました。
公式を覚えることも確かに大切です。
でも、それ以上に大切なのは「公式の意味」を理解すること。
そして、臨機応変に使えるようになることです。
いくら道具を揃えても、その使い方が間違っていれば、
結果が出ないのは当然のことですよね。
彼はこの夏、奮起して圧倒的な量をこなしました。
私から見ても量の多い問題集を何度も繰り返しました。
それでようやく気づいたそうです。
「数学は覚えるものではなく、『身に沁みるもの』」であることに。
これはあくまで私見に過ぎませんが、
勉強をナメて考えている生徒ほど、「やり方」にこだわります。
「何か良いやり方はありませんか?」
「どうしたら成績が上がりますか?」
仮にその生徒たちにやり方をアドバイスしたとしても、
それが実践されるケースはほとんどありません。
彼らは本当に「やり方」を求めているのではなく、
ただ単にラクをしたいだけ。
残念ですが、私にはそのようにしか見えません。
やり方をどうこう考える前に、
まずは鉛筆を手に持って、問題を解いてみること。
1問でも多くの問題にぶつかって、
「身に沁みる」ようになるまで練習を重ねること。
少なくとも私は、それ以外の方法を知りません。
イチロー選手からヒットの打ち方をいくら教わったところで、
練習しなければ、いつまでもヒットを打てるようにはなりませんよね。
by sawayoshi45
| 2008-09-25 00:26
| 勉強のこと
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