カテゴリ:勉強のこと( 160 )

目指せ満点!

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札幌大通公園では、
ライラック祭りが始まりました。
公園を歩くと、
ライラックのいい香がします。
とても気分がいいものですね。





結果に対して、子供を叱ったり文句を言ったりといったことは、
(多分)今まで1度もなかったと思いますが、
試験前はちょっと口うるさいオヤジになることがあります。

私は試験前の生徒には、
「満点を取るつもりで勉強に取り組め!」と言うようにしています。

まあ、だからといって本気で満点を要求しているわけではありませんし、
本当に取れると思っているわけでもないのですが・・・。
あくまで「そういった気持ちを持て!」ということ。
まあ、早い話が「根性論」ってやつですね。

「60点でいいや」と思って勉強した場合、
たいてい結果は60点以下になりますし、
「このぐらいでいいかな」といった甘えが生じます。

でも「満点を取るつもりで」勉強した場合、
常に「これでいいんだろうか」という「不安」がつきまといます。
どれだけやっても、「不安」は決してなくなりません。
そしてこの「不安」を持つことこそが、私は大事だと思っています。
「不安」があるからこそ、人間は「やる気」になれるんだと思います。

60点を取って、「おぉ、思ったより出来た」と満足する生徒がいます。
90点を取って、「チクショー! 何でこんな間違いを・・・」と悔しがる生徒がいます。
どちらが伸びる生徒か、言うまでもないことですよね。

「試験前は十分な睡眠を取りましょう!」
これは普段からしっかりやっている生徒にだけ言えること。
私は「試験前ぐらいやらずに、いったいいつやるの?」と生徒に言っています。

普段からやることも、もちろん大切ですが、
いざという時の限られた時間の中で(追い込まれた状況で)、
力を発揮できるよう全力を尽くすことのほうが大事なことだと思います。

「睡眠時間を削ってでも・・・」「徹夜を覚悟してでも・・・」。
このくらいの気迫を持って勉強に取り組む時期、
年に数回ぐらいはあってもいいのではないかと私は思っています。

中学生も高校生も、定期テストが近くなってきました。
「一夜漬け」であろうが、「付け焼刃」と言われようが、このときばかりは関係ありません。
大事なのは、「最後の最後まで諦めずに、真剣に取り組んだ」という経験。
「一夜漬け」も「付け焼刃」も、何もしないよりはよっぽどマシだと思います。

というわけで、普段は「基本が大事」とか、
「暗記じゃなくて意味を知ることが大事」と言っているくせに、
試験前だけは、その方針を簡単に覆してしまう、
やっぱり矛盾だらけのサワダでございます。

でも、これは結局、
「普段やっていなければ、『一夜漬け』も『付け焼刃』もあまり効果はない」
ということを知ってもらうためでもあります。

「一夜漬け」も「付け焼刃」も、
基本が出来ているからこそ、効果を発揮します。
「一夜漬け」や「付け焼刃」の勉強を、意味のあるものにするためにも、
普段の勉強もしっかりやっておくことが、やはり大切だということですね。

ん? やっぱり矛盾してる?
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by sawayoshi45 | 2006-05-19 23:59 | 勉強のこと | Comments(6)

質より量?量より質?

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W杯のメンバーが発表になりました。
正直言って、サッカーはあまり詳しくないのですが、
お祭騒ぎは決して嫌いではありません。
オリンピックに続き、また寝不足の日々?



B型が関係しているかどうかはよくわかりませんが、
私は人に束縛されたり、管理されたりするのが大嫌いな性格です。
今もこうやって組織に属さずに、ひとりで活動しているのも、そのためかもしれません。

そんな私の性格を知ってか知らぬか、
私は、両親に「勉強しなさい!」といった類の言葉を言われた記憶がありません。
むしろ「勉強なんかしなくてもいい!」と言われて育ったような気がします。

でも「しなくてもいい!」と言われると、逆に「やりたくなる」のが私の性格。
小学校の高学年になった頃から、自転車で本屋さんに行き、
ドリルや問題集を自分で買ってきては、ひとりで勉強するようになりました。

親を説得してお金をもらい、自分の意志で買ってきている以上、
途中でやめるわけにもいきません。
人に指図されたことには、とことん反発する私ですが、
自分で決めたことは、意地でもやり通そうとする頑固な性格。
「津軽のじょっぱり」ってやつでございます。

田舎で育ったため、近所に塾のようなものはありませんでした。
もちろん、教えてくれるような人も誰もいませんでした。
そんな私に「質(効率)のいい勉強方法」などわかるはずもありません。

最初はただがむしゃらに、問題をこなしていただけのような気がします。
でも、がむしゃらにやっていくうちに、だんだん自分なりの方法、効率のいい方法、
つまり「質」を追求するようになります。
それが自然の流れだと思います。

「勉強は質より量か、量より質か」と問われれば、私は迷わず「質より量」と答えます。
といっても、ただ闇雲に何時間もやればいいと言いたいわけではありません。
ある程度の「量」をこなさない限り、「質」の良し悪しなんてわからないと思うからです。

「量」をこなすことで、自然に「質」を追求するようになる。
だから、まずはある程度の「量」をこなすことが最低限必要なことだと思っています。

「勉強のやり方がわからない」と子供はよく言います。
でもこれは、「やりたくない」ことの言い訳として、使う場合が多いと思います。
(皆がそうであるとは言いませんが・・・)

親に「勉強しなさい!」とうるさく言われる。
でも、自分はあまりやりたくない。
「やりたくない」と言えば、親にまた怒られる。
だから、「やり方がわからない」と言って、何とかその場を逃げようとする。
といったところでしょうか。

「じゃあ、塾に行ってやり方を教えてもらいなさい!」と、親は塾に通わせます。
でも本来、子供は「やりたくない」わけですから、
その意識が変わらない限り、いくら塾に通わせても効果は期待できません。
そして効果がないからといって、簡単に塾や先生を換えたところで結果は同じです。

やり方をどうこう言う前に、まずは自分の思ったようにやってみることが大切だと思います。
教科書と問題集と鉛筆さえあれば、勉強はできるはずです。
「勉強のやり方」は、「勉強をやった」人間にしかわかりません。

「量」をこなす覚悟もないのに、
「質(効率)のいい勉強」を親も子供も求めようとする姿勢こそが、
私は今の教育の問題点だと思っています。

素振りやキャッチボールはしたくないけど、野球はうまくなりたい。
そんな人間が、イチロー選手や松井選手に高度な野球理論を教わったところで、
野球がうまくなるでしょうか?

家庭教師という仕事で今まで食べてきた私が、こんなことを言うのは、
いささか矛盾しているように思われるかも知れませんが、
勉強は「人に教えてもらうもの」ではなく、「自分でやるもの」。

このことを多くの子供たちに伝えたいという思いで、
私はこの世界にしがみついています。
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by sawayoshi45 | 2006-05-15 23:59 | 勉強のこと | Comments(4)

小さなことからコツコツと

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今日の夕方、
空は異常な数のカラスでした。
もしかして大地震の予兆?
今日は、逃げる準備をして寝ることにしよう!



「自分はテストや受験のためだけに教えているわけではない!」
と普段は啖呵を切っている私ですが、
生徒から「先生、点数上がったよ!」と言われると、やはり嬉しいものです。

自分がやってきたこと、頑張ってきたことが目に見える形で結果に表れることは、
子供たちのモチベーションを上げ、「やる気」につながることは間違いありません。
ですから私は、定期テストに限らず、
普段の小テストも決してバカにしないで取り組むよう、生徒たちには言っています。

受験勉強となると、「何から手をつけたらいいかわからない」という生徒も多いですが、
小テスト程度の範囲なら、やろうと思えば、何とかなるはずです。

中学校までに覚えなければならないようなことは、それほど多くはありません。
単元テストがある度に、しっかり取り組んでさえいれば、
受験でもそれほど苦労することはありません。
そういった小さなことを疎かにしていては、後でツケが回ってくるのは明らかです。

「オレはやるときはやる男だから・・・」「私は本番に強いから・・・」と言って、
普段の勉強で手を抜いている人間を私は決して信用しません。
普段できないことが、本番でできるわけがありません。
「本番に強い」人とは、普段それ以上の練習をしているから強い、ただそれだけのことです。

自分が期待した以上の結果が出ることは、まずないと思って間違いないと思います。
60点を目指して勉強した人は、良くても60点です。
80点を目指して勉強した人は、80点が上限です。

つまり80点を取りたければ、80点以上の勉強をする必要があります。
100点を取るつもりで勉強をして、はじめて80点が取れる。
このぐらいの気持ちでいるぐらいが、ちょうどいいのではないかと思います。

「最小の努力で最高の結果を!」
「誰でも簡単に点数が取れるテクニックを教えます!」
最近こういった言葉が飛び交っているようですが、
私は「古い人間」なので、こういった言葉はあまり好きになれません。

「最高の結果を出したければ、最大の努力を!」
「いい点数を取りたければ、苦労を惜しむな!」。
私が子供たちに伝えたいのは、こういったことです。

自分の努力不足を、先生や親、世間のせいにする人間には育てたくありません。

だから、私は生徒たちに何度も言います。
「小さいことをバカにするな!」と。

4月から受け持っている中学生の女の子が、先日言ってくれました。
「先生、点数上がったよ!」。

定期テストにはまだ早いはずなので、「何の点数?」と思っていたら、
どうやらゴールデンウィーク中の宿題の確認テストで、
今までにない高得点が取れたということ。

もちろん、それは私の指導力でも何でもなく、彼女の努力の結果。
私はそのテストがあることすら知らなかったんですから。

「おぉ!すごいじゃん!頑張ったんだね!」と言う私に、
「うん!わかると(勉強)楽しいから・・・」とちょっと得意顔。
たまらない瞬間でございます。

もちろん、このくらいでいつまでも喜んでいるわけにはいきませんが、
私がいつも言っていることが、生徒に少しでも伝わったこと。
彼女の「きっかけ」を少しだけ作ってあげることができたこと。
点数どうこうよりも、そのことが何よりの私の喜びです。

生徒からまた「元気」をもらうことができました。
生徒と、大切なお子さんを私に預けてくださった親御さんに感謝です!
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by sawayoshi45 | 2006-05-13 23:59 | 勉強のこと | Comments(2)

「ひとりごと」は大切!

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4月23日は「サン・ジョルディの日」。
男性が女性にバラを、女性が男性に本を贈る日。
私からは、この写真で我慢してもらって、
妻には本を買ってもらうことにしよう! ひどい?



いつも訪問させていただいている今日さんのブログ、
日本の教育は、これでよいのかな」の記事で、
「つぶやき」「ひとりごと」を重視することの大切さが書かれていました。
その記事に刺激を受けて今日は書かせていただきます。

私自身、子供の頃から「ひとりごと」を言いながら勉強をするクセがあります。
ひとりで、
「ああでもない、こうでもない、いや、ちょっと待てよ」とやりながら勉強してきました。

そしてこれは今でも変わっていません。
授業の準備をするときも、私にとって「ひとりごと」は欠かせません。
妻には「うるさいな~」とたまに言われますけどね・・・(笑)。

医学的なことはよくわかりませんが、
そうしたほうが何となく頭に入りやすい気がします。
音声として「入力」したほうが頭に残りやすいということでしょうかね。

そのため、私の授業もとにかく「声を出す」ことを基本としています。
もちろん私が「声を出す」ことは当たり前のことですが、
それ以上に子供たちに「声を出させる」ことが大事だと思っています。

まあ、英語なんかは「声を出して読む」ことが基本であることは、
今さら言うまでもないことですが、数学も理科も「声を出して」考えさせるようにしています。
私の授業は友達同士であれば最大3人まで同時に行うことがありますが、
そのときは相談し合いながら、問題を解いてもいいことにしています。

その分、答え合わせのときは合っていても間違っていても、
「なぜそのような答えになったのか」、私を納得させる説明をさせるようにします。
子供たちは「説明してもらう」ことよりも、自分で「説明する」ことで考えをまとめていきます。

たまに私には考えもつかなかった面白い解き方を発明(?)する生徒もいて、
私自身の勉強になることもあります。
そんな感じなので、なかなか思い通りに進むということは正直あまりないのですが、
多少時間がかかっても、
「一方通行の授業」「自己満足の授業」にはしたくないと思っています。

学校でも家庭でも、「勉強は静かにやるもの」といったイメージがあるかと思いますが、
私はどんどん声を出してやっていいと思っています。

「静かにやらなければならない」といった先入観が、
子供たちを「勉強嫌い」にさせている原因のひとつではないでしょうか。

もちろん、そればかりではないでしょうけど、
少なくとも私であれば、音を小さくして軽~く音楽でもかけながら、
そして、たまにはその音楽にリズムを合わせながら勉強を進めたほうが、
逆に集中力を保てますし、長続きもするような気がします。

「楽しい勉強」は、子供によっては難しいことかも知れませんが、
「楽しく勉強」なら、どんな子供でも難しいことではないと私は思っています。

子供たちが「楽しく勉強」できない環境をつくっているのは私たちオトナです。
勉強における子供の「ひとりごと」に対して、
ウチの妻のように「うるさいな! 静かにやりなさい!」と言っていないでしょうか?

というわけで、最初はそんなつもりはなかったんですが、
書き終わってみると、何だか自分の宣伝っぽくなってしまった気が・・・。
どうかお許しくださいませ。
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by sawayoshi45 | 2006-04-22 23:39 | 勉強のこと | Comments(9)

地図帳旅行

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ハリソン・フォード主演の「ファイヤーウォール
コテコテのアメリカ映画って感じでした。
でもまあ、普通に楽しめます。
巨人の連勝、どこでもいいから止めてくれ~。



両親の仕事が忙しかったため、
家族旅行のようなものに連れて行ってもらった記憶はありません。
もちろん、今では当たり前になっている海外旅行にも行ったことがありません。
今は一泊温泉旅行ぐらいならたまに行くことはありますが、
「旅行体験」といえるほどのものは学校の修学旅行程度です。

そのためかどうかはわかりませんが、
私は地図帳を眺めているのがわりと好きな子供でした。
行ったことがないだけに、
都会への憧れ、外国への憧れなどが人一倍強かったのかも知れません。
きっと地図帳を眺めながら、
いろいろイメージ(妄想?)を膨らませて悦に浸っていたんでしょうね。

ここに行くには車で行ったら何時間くらいで行けるのかな? 
もし自転車で行ったらどのくらいかかるんだろう? 
歩いて行ったら・・・、と考えているうちに「速さ」の概念は身につきました。

「ハジキの公式」なるものに当てはめる必要はまったくありません。
子供たちにも、この方法を使って教えることがありますが、
教科書で教えるよりイメージしやすいため、意外と簡単に理解してもらえることが多いです。

余談ですが、多くの子供たちが苦手とする「割合」を教えるときは、
よく新聞の広告チラシなどを使っています。
「○割引」とか「○%引き」という言葉が出ているチラシを使って、
「これの元の値段はいくら?」とか
「これとこれとこれを買ったら消費税込みでいくら?」なんてやっているうちに、
「割合」の概念はいつの間にか身に付きます。

「くらべる量」だの「もとにする量」といった言葉はいっさい使いません。
ついでに、理科の濃度問題や湿度を求める問題などもここで解決させちゃいます。
これも教科書の理屈で教えるよりも、
日常生活に密着しているので、イメージしやすいのではないかと思います。

あっ、話を戻しますね。
私が接している数少ない子どもたちの話なので、正確なデータとは言えませんが、
最近、地理の苦手な子が増えてきたような気がします。

「四国って何県?」
「中国地方って中国のことじゃないの?」
「え? 名古屋って県じゃないの?」。

これは私が過去に実際子供たちから受けた質問です。

他にも、自分の住んでいる地域の特産物を知らない。
旅行に行った場所を地図上で示すことができない。
そういったことは特に珍しいことではありません。

他の地域への興味や憧れの気持ちが子供たちから薄れてきているのが、
原因のひとつかも知れませんね。
多くの子供たちの中では、社会は「暗記教科」という位置づけになっているようです。
まあ、お恥ずかしながら、私も子供の頃はそう思っていましたので、
あまり偉そうなことは言えませんが・・・。

小学校に英語が導入されるそうです。
詳しいことはよくわかりませんが、
「グローバル社会に向けて真の国際人(?)を育てる」ための対策といったところでしょうか。

でも、自分の国のこと、世界の国のこともろくに知らずに、
ただ留学経験があるとか、英語が多少話せるというだけで、
「国際人」と呼ぶのはいかがなものでしょう?

「英語より日本語力を」といった理由での反対意見をよく聞きますが、
さらに付け加えさせてもらえば、
もっと「社会」という教科の授業のあり方を見直して欲しい、そんな気もします。
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by sawayoshi45 | 2006-04-16 23:58 | 勉強のこと | Comments(5)

一寸先は光

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旭川でスズメが大量死したそうな。
鳥インフルエンザではないそうですが、
何だか気味が悪いですね。



「一寸先は闇」という言葉がありますが、
私の場合は「一寸先は光」と思って生活するように心がけています。
といっても、今の状態が「闇の状態」だと思っているわけではありませんが、
こちらのほうが何となく希望が湧いてくるような気がしますよね。
まあ、プラス思考ってやつですよ。

でも、考えてみれば、人生の7割、8割は「闇」だと思っていたほうがいいような気もします。
そのほうが、ちょっとしたことにも「幸せ」を感じることができますからね。
逆に「自分の人生は光であるべきだ」と思っていると、
ちょっとしたことに「不満」を感じてしまうのではないかと思います。

自分の思い通りの人生を歩める人は、ほんの一握りだと思います。
「出来るだけラクをして、お金や名誉を手に入れたい」という気持ちは私にもあります。
でも、それは「都合のいい考え」に過ぎないということも、理解しているつもりです。

私も含めて、きっと多くの人たちは、
どこかで「妥協点」を見つけて生きているのではないかと思います。
人間の欲望にはキリがないですからね。

そういった現実を認めることが出来なければ、自分の力不足を
「親が悪い」「先生が悪い」「世間が悪い」と責任転嫁したくなります。
ニートやフリーターが増えている理由も、
きっとそんなところにも原因があるような気がしないでもありません。

さて、これを勉強に例えてみます。

「勉強」という字は「強いて勉(つと)める」と書きます。
この字が示すとおり、「勉強」というのは、
ある程度の苦しみを伴うことだということを覚悟しなければなりません。

たしかに「楽しい授業」「わかりやすい授業」というのは存在します。
でも、それだけでは「わかったつもり」になることはあっても、
本当に理解し、できる状態になったとは言えません。

「わかる」から「できる」にするには、
やはりある程度、自分を「強いて勉める」必要があると思います。
イチロー選手や松井選手から、バッティング理論を教わったところで、
誰もが打てるようになるわけではないのと同じです。

つまり、「強いて勉める」覚悟のない人が、
いくら塾や家庭教師を換えて「いい先生」に出会えたとしても、
それだけでは成績が上がるわけではないということを心して欲しいと思います。

今までの経験からいっても、本当に学力が伸びる生徒は、
授業をきっかけにして「自分でやる」ことを身に付けた生徒です。

ですから、私は「絶対成績を上げてみせます」といった宣伝文句は使いません。
「合格実績」も公表しません。
「合格実績」とはあくまで生徒の「実績」であって、私の「実績」ではないと思っています。

「勉強」とは「強いて勉める」、つまり苦しいもの。
だけど、それに耐えて本当の学力を身に付けた人には、
「一寸先は光」の将来が待っている。
そのことさえ、しっかり伝えることができたらいいんじゃないかと思います。
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by sawayoshi45 | 2006-04-10 23:39 | 勉強のこと | Comments(4)

わからないことと付き合おう!

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今日の誕生花はタンポポ!





「わからないことをそのままにするのはよくないことだ」。
「わからないことはその場ですぐに解決したほうがいい」。
「わからないことがあれば、何でも先生に聞いたほうがいい」。

これが一般的な考えではないかと思います。

たしかに「わからないこと」をそのままにして、
そのうち忘れてしまうというのは、問題だと思います。
でも、「わからないことはすぐに解決したほうがいい」という考えには、私は賛同しかねます。

私は、「わからないことと付き合え!」と子供たちによく言います。

その場で解決できなくてもいい。
でも、その問題は絶対忘れずに、どこか頭の片隅においておく。
そうすれば、何かの拍子にふと「ヒラメキ」が生じる。
その「ヒラメキ」で「わかった」ことは、いくら忘れたくても忘れられない知識になる。

これが、「わからないことと付き合う」ことだと思います。

昔、何かで聞いたことがありますが、
数学者で大道芸人でもあるピーター・フランクルさんは、
子供の頃から、算数・数学の問題をやる際、絶対答えを見なかったそうです。
いや、親に見せてもらえなかったというのが本当だったかも知れません。
そのへんは、私の記憶では定かではありませんが・・・。

そして、たとえ問題を解いても、
それが合っているかどうかさえも教えてもらえなかったそうです。
そのため、今度は自分の答えが合っていることを証明するために、
彼は一生懸命考えた、つまり「わからないことと、とことん付き合った」ということです。

一見、乱暴な教育のように思えますが、
これこそが、彼の「数学者への扉」を開いたと言えるのではないでしょうか。

私たちがこういった教育を実践するとなると、
実際は、かなり難しい部分があるかと思います。
私自身、正直言って、そこまで出来る自信はありません。

でも、「わからないことをすぐに解決してしまう」ことで、
せっかくの「わからないことと付き合う時間」を、
子供たちから奪っているということも、忘れてはいけないことのように思います。
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by sawayoshi45 | 2006-03-29 01:00 | 勉強のこと | Comments(2)

1教科入試

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今日は「さくらの日」だそうです。
27日=3×9(さく)からきたそうな。
すごいコジツケ!?



1教科入試。
このニュースが流れてから、もうだいぶ経ったような気もしますが、
東工大理学部が今秋からユニークな入試を実施するそうです。
なんと1教科のみ5時間の入試だそうです。
問題は2問程度だとか。

まあ、私立大学であれば特に驚くほどのことでもないと思いますが、
国立大学では初の試みではないかと思います。
しかも、たった2問に5時間ですから、
これは相当な「考える力」と「忍耐力」が必要な問題が出題されることは十分予想できます。

「考える力」が問われるといっても、
「考える」ためには、その道具である「知識」が必要なわけで、
結果的には、相当な「知識」も要求されるということになりそうですね。

全教科をまんべんなく勉強して、浅くとも広い知識を身につけたほうがいいのか、
1教科を徹底的に勉強して、狭くとも深い専門的知識を身につけたほうがいいのか、
子供の将来にとって果たしてどちらが有効なのか、難しいところですよね。

せっかくの子供の伸びるべき才能を、
他の教科を勉強させることで殺してしまうと言われると、
そんな気もしてしまいますが、
だからといって数学なら数学だけやって、
他の教科はまったく勉強しなくてもいいというのも、
これもまたちょっと違うような気もしますし・・・。

「すべての教科は根底の部分でつながっている」という考えを持っている私としては、
「国語をやったから、数学がダメになる」という考えよりも、
「国語をやったからこそ、数学も深く理解できる」といった考えのほうが、
個人的には好きですね。

まあこれは、「1教科だけでは食べていけない世界」に身を置いている、
私の立場からの意見であって、研究者や専門家の方々の意見となると、
また変ってくるのかもしれません。

ただ、少なくとも教師という職業を目指すのであれば、
ある程度の教科はかじっておくべきだではないかと思います。
「自分は数学の教師だから、他の教科は知らない」というのは、
やはり教師としては、ちょっと違うような気がします。

特に、「国語が嫌い」とか「本を読むのが嫌い」という人が教師になるというのは、
いかがなものでしょう。
国語が嫌いな人が、子供にわかりやすい授業をするとは、
私にはとても思えないのですが・・・・・。
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by sawayoshi45 | 2006-03-27 00:10 | 勉強のこと | Comments(2)

学習ノート

中学生のころ、「学習ノート」というのがありました。
1日最低でもノート1ページ以上勉強して提出する。
これだけが「ルール(?)」です。

内容は、漢字の練習でもいいし、英単語の練習、教科書の練習問題などなんでもよし。
自由です。
ワークや問題集をやったときは、それを提出してもかまいません。
強制されるわけでもないので、まあ、宿題のような、自主学習のような・・・、
といった感じで、それを3年間やり続けました。

先生は、それを毎日チェックし、ひと言コメントを添えて、
帰りにそのノートを返してくれます。
コメントと言っても、内容について細かく指示するわけではなく、
ただ「頑張っているね!」とか「Very good!」とかそういった程度のものです。
でも、先生からのこのひと言を励みに、続けられたような気もします。

おそらく担任の先生は、これをやることで、
「勉強の習慣」と「自主性」をつけさせる意図があったのだと思います。
最初は、ただやみくもに漢字や単語でページを埋めるだけだった私も、
やっていくうちに、少しずつ工夫をするようになり、
自分なりに効率を考えるようにもなりました。

だからといって、
私たちのクラスが他のクラスに比べて学力が特別あがったというわけではありませんが、
少なくとも私にとっては、とても良かったものだと思っています。

部活で疲れきった時などは、正直「面倒くさいなぁ」と思うこともありましたが、
「1ページでいい」と思うと、それほど負担を感じることはありませんでした。
何よりも「やることを自分で決められる」というところが、
強制されることを嫌う「あまのじゃく(?)」の私にとっては、よかったのかもしれません。

「塵も積もれば山となる」といわれる通り、3年間でノートは数十冊に及びました。
それがまた「自分はこれだけやった!」という自信にもつながりました。

私の中では、このおかげで勉強できるようになったという思いが強いので、
何度か子供たちにも試してみたことがあります。
でも、これがなかなかうまくいきませんでした。
理由はふたつ考えられます

ひとつは、「時間が空きすぎる」ということ。
私が同じ生徒と接するのはせいぜい週に1回か2回。
1週間も空いてしまってはチェックが難しかったということです。
生徒によっては、前日に1週間分をまとめてやって、
「やっていたフリ」をする子もいました。

ふたつ目の理由。
これが問題なのですが、「何をやってもいい」と言われると、
「何をやっていいのかわからない」という子供が多いことです。
小さい頃から塾や習い事で「やらされる勉強」に慣れてしまったからでしょうか。
親御さんから、「もっとちゃんとした宿題を出してください」と言われたこともありました。

私としては、一応「教える」ことを仕事にはしていますが、最終的には、
「自分でやるべきことを見つけて勉強できる人間になって欲しい」という思いで、
指導しているつもりです。
でも、これがなかなかわかってもらえないことが多いです。

やっぱり今はこういったやり方、流行らないんですかねぇ。
時代や環境が違うと言われればそれまでですが、なんだかちょっと寂しい気がします。

この記事を読んで興味を持った親御さんがいたら、
ぜひ一度、お子さんに試してみてはいかがでしょうか?
ただ
「アドバイスはしても、絶対に子供に指図はしない」
という自信があればの話ですけど・・・。
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by sawayoshi45 | 2006-03-01 00:00 | 勉強のこと | Comments(2)

「勉強が得意」というだけで・・・

「ガリ勉」という言葉はありますが、
「ガリ野球」とか「ガリサッカー」という言葉はありませんよね。

オリンピックを観ていても、思うのですが、
「スポーツが得意」という人は、
それだけで「明るい」、「さわやか」というイメージがあります。
日々厳しい練習に耐えてがんばっている人を尊敬することはあっても、
バカにする人はまずいません。

一方、「勉強が得意」という人はどうでしょうか?
どこか「暗い」「クソ真面目」というイメージがつきまとうような気がします。
「勉強が得意」という人は、それだけでなぜか肩身の狭い思いをし、
ときにはバカにされ、ときにはイジメの対象にまでなることもあります。
そのため、「勉強が得意」な子の中には、
「ぼくは勉強ばかりしているわけではないぞ!」と一生懸命アピールする子さえいます。

「スポーツが得意」な人が、その道を諦めたとしても、文句を言う人はほとんどいません。
でも「勉強が得意」な人が、世間で言われる「エリートコース」と違った道を選ぶと、
「変わり者」扱いされ、ときには根拠の無いウワサをたてられることもあります。
まさに「勝手に期待、勝手に失望」です。

「スポーツが得意」と「勉強が得意」。
「得意」の対象が違うだけなのに、
なぜ、こんなにも世間の見方が変わってしまうのでしょうか?

「勉強が得意」だった人が、たまに残虐な事件を起こすと、
世間やマスコミは大騒ぎ(大喜び?)です。
「勉強ばかりしていたから、頭がおかしくなったんだ」と。
でも、こんなことを言う大人が、
自分の子供にだけは「勉強しろ!」とうるさく言います。
まったく、おかしな話ですよね。

「勉強したから、頭がおかしくなった」のではありません。
「事件を起こした人が、たまたま勉強が得意だった」、
あるいは、「間違った勉強を無理矢理させられたから、おかしくなった」
というのが本当のところではないかと思います。

「勉強してこなかった人」が事件を起こしたところで、マスコミはあまり騒ぎません。
なぜなら「当たり前」のことで、あまり面白くないからです。
それよりも「勉強が得意」だった人が、事件を起こすほうが話題性に富み、
視聴率も上がるということではないかと思います。

そのマスコミの煽りに便乗して世間が騒ぎ出す、なんとなくそんな気がします。
でも、そのマスコミの人たちだって、
かつては「勉強が得意」だった人たちがほとんどのはずなんですけどね。

たしかに、「勉強が得意」な人が、すべて優秀だとは思いません。
傲慢で、人を見下すような人が多いのも事実です。
でも、こういった人たちは、私に言わせれば、
「成績が良かった」というだけのことで、
「正しい勉強」をしてこなかった人たちだと思います。

だって言うではありませんか。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」って。

やればやるほど謙虚な人間になれる、
これが「正しい勉強」ではないかと私は思います。
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by sawayoshi45 | 2006-02-24 00:00 | 勉強のこと | Comments(6)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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