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カテゴリ:世間のこと( 36 )

やれば出来る?

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なぜか交流戦に弱いドラゴンズ。
ああ、阪神の背中が遠のくばかり・・・




先日の秋葉原の殺傷事件。
犯人の出身が同郷の青森県ということ、
そして、出身校までもが同じだったということを知り、
私にとってもかなりショッキングな事件でした。

こんなことでテレビに自分の母校の映像が流れるというのは、
何だかとても気分が悪いものです。

たまたま「そこにいた」というだけで被害に遭ってしまった方、
また、そのご遺族の方々の気持ちを考えると、
私のような者が、外部からものを言える立場ではありません。

ただひとつだけ、ニュースを見ていて、
ちょっと気になった言葉があったので、
今回はそれについてだけ触れてみたいと思います。

「『やれば出来る』という言葉は、やらなくても出来た人間の言うセリフ」

確か犯人が携帯サイトかなんかに書いた言葉だそうですが、
この言葉、みなさん、どう思われますか?

もし自分の周りにいる人が、こういった言葉を吐いたとしたら、
その人に対して、どう答えますか?

「そんなのは負け犬の言う言葉だ!」
「悔しかったら、もっと努力すればいいじゃないか!」
そう言って、片付けようとする場合が多いのではないでしょうか?

私たちは、子供たちの成績が振るわないことを、
よく「本人の努力不足」のせいにしたがります。
(私も、ついそういった言い方をしてしまうことがよくあります《反省》)

確かにそれが原因である場合が多いことは否定しません。
でも、本当にそれだけが原因なのでしょうか?

やってもやっても出来ないこと。
やってもやっても上手くならないもの。

誰だって、そういったものの一つや二つは持っているのではないでしょうか?
それなのに、どうして勉強だけは、「やれば出来る」と言い切れるのでしょうか?

ちょっとやるだけで、なぜかすぐに高得点を取ってしまう子。
逆に、すごく頑張っているのになかなか成績が上がりにくい子。

今までの指導経験を通じて、そういった生徒とたくさん出会ってきました。

これがスポーツであれば、
「運動神経が良いから」とか、「運動神経が悪いから」で済まされます。

どう頑張っても速く走れない子供に対して、
「それはお前の努力不足だ!」とか、
「○○秒で走れるようになるまで今日は帰さない!」
と言う人はあまりいませんよね。

また芸術分野であれば、
「センスがある」とか「センスがない」で済まされます。

それなのになぜか、勉強が苦手な子の場合は、
頑張っても頑張っても、「お前の努力不足だ!」と言われてしまう。

そうやって心の傷をどんどん深くしていく子供たちの気持ち。
私たち大人は、もっと考えなければいけないのではないかと思います。

人間には「向き不向き」というものがあります。
それは勉強だって、例外ではありません。

現に勉強が比較的得意な人の中にも、
得意な教科、苦手な教科というのが必ず存在するはずです。
それは決して「努力の量」だけで決まるものではありませんよね。

そういった、それぞれの個性を認めてあげる度量が、
今の世の中には必要なんじゃないかと思います。

今回の事件の容疑者の肩を持つ気はさらさらありませんが、
彼をそこまで追い詰めてしまったのはいったい何なのか。

この事件をただの凶悪犯による異常犯罪として風化させてしまっては、
いつかまた同じような事件が起きるんじゃないか、
そんな気がしてなりません。
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by sawayoshi45 | 2008-06-12 02:04 | 世間のこと | Comments(0)

上品な人、下品な人

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日ハム田中幸雄選手2000本安打達成
漢字は違いますが、私の父と同じ名前。
勝手に親近感を持っている選手です。
まだまだ頑張って欲しいですね!



国家の品格、ハケンの品格・・・・・
昨年の後半あたりから、
「品」という言葉をよく耳にするようになりました。

それに便乗して、というわけでもないんですが、
たまたまコンビニで見かけたので、
山崎武也氏の「上品な人、下品な人」という本を読んでみました。

「あー、いるいる、こんな人」
そう思いながら読んだ部分もあれば、

「あれっ? これって自分のことなのでは・・・」
と思える部分も多々ありました。
(もちろん「上品な人」ではなく「下品な人」の中に・・・苦笑)

私自身、田舎の庶民の生まれ。
「品」について躾けられた記憶はありませんので、
自分が「上品な人」でないことだけは自覚しているつもりです。

ただ、自分が「下品な人」と思われるのは、何だか嫌なものですよね。
八方美人でいたい私としては、
「下品な人」と思われるぐらいなら、
せめて「普通の人」と思われたいというのが正直なところ。

でも考えてみれば、
周りから「下品な人」と思われている人であっても、
まさか自分が「下品な人」だとは思っていないはず。
そう考えると、自分も似たり寄ったりなのかもしれませんね。(笑)

まあ、自分のことは自分が一番見えないもの。
「私は誰にも迷惑をかけていない!」と威張っている人ほど、
「迷惑な人」はいませんからね。

以前の記事にも書いたことがありますが、
「迷惑をかけない」ことよりも、
「迷惑をかけて生きていることを自覚する」ほうが大事だなって思います。

そうすることで、
自然に相手に対する思いやりの気持ちは出てくるものですからね。

「悪いものは魅力的」と言われます。
確かにそのとおりですね。

必要以上に悪ぶってみたり、わざと「下品」な言葉を使ってみたり、
若い頃なら誰しも「悪」に憧れる時期というものがあります。

世の中で、人気の高いものの多くは、
たいてい「悪」を兼ね備えているものが多いですよね。

それだけ人間は、
「悪いもの」「下品なもの」に心を惹かれやすいということなんでしょうね。
ネットの世界で悪口や中傷が絶えないのも、そのためだと思います。

まあ、それも一時的なものなら特に問題もないんでしょうけど、
いつまでもそういった世界に身を置いていると、
自分でも気づかないうちに「下品な人」になってしまうような気がします。

やっかいなのは、本人がそれを自覚できないこと。
本人だけは、そんな自分を「カッコいい」なんて思ってしまうことですね。
気づいたときには、周りに誰もいなくなっている。
とっても恐ろしいことですね。

「上品」と「下品」の境目はいまいちよく分かりませんが、
まあ、せめて「下品な人」「下品なブログ」と思われないよう、
気をつけたいなと思う今日この頃です。


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by sawayoshi45 | 2007-05-18 00:11 | 世間のこと | Comments(0)

書き手と読み手の温度差

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高橋大輔選手銀メダル!
素晴らしいです!
そして井上怜奈選手の最後のすべり!
何だかちょっと感動しちゃいました!



ちょうど1年前、「温度差」という記事を書いたことがあります。

「する側」と「される側」には必ず「温度差」があり、
特に「する側」は、それを意識しないと、悪い結果を招くこともある。

まあ、そんな内容のことを書きました。

勉強を「教える側」と「教わる側」にも、必ず「温度差」があります。
「教える側」が、いくら「自分は素晴らしい指導をしている!」と思っていても、
「教わる側」に、それが伝わっていなければ、何の意味もありません。

伝えられないのは自分の力量不足。
「教わる側」にその責任を押し付けるのは、お門違いというものですね。

そして、ブログの「書き手」と「読み手」も同じだと思います。
自分で、いくら良い記事が書けたと思っていても、
良いのか悪いかを判断するのは、
あくまで「読み手」の判断に任せられます。

「良い記事を書いたから、みんな読んで!」
「読んだからには、みんなコメントして!」

これは、単なる「書き手」のエゴでしかありません。
そんなことまで強要されたら、逆に読む気がなくなっちゃいますよね。

読書感想文を強要されたことで、
読書が嫌いになる子供と一緒です。(笑)

今日のヤフーのニュースに、こんなのがありました。

mixiで足跡を残しておきながら、
「読み逃げ」するのは失礼だと思っている人がいるそうです。
中には、「読んだからには、必ずコメントを残してください!」
と「読み逃げ禁止」を堂々と宣言している人もいるそうです。

これって、どうなんでしょうか?
「読書感想文」の強要でしょうか?

実は私も、このブログ以外に、mixiでも日記を書いております。
といっても、いわゆる「ウラ日記」の類ではございません。
アップしている内容は、こちらとまったく同じ。
いくら私でも、「ウラ日記」を書くほどヒマ人ではございません。(笑)

ブログでも、mixiでも、
自分にコメントをくださった方には、感謝の気持ちを込めて、
必ず返事を書くようにしておりますが、
私自身、あまりコメントを残してくることはありません。

ほとんどが「読み逃げ」ですが、
だからと言って、何も感じていないわけではありません。

読んで共感したり、「なるほど」と気づいたりすることは多々あります。
また、気軽に楽しく読ませて頂いている日記もあります。

「書いたからには共感のコメントが欲しい!」

私も「書き手」のひとりですから、その気持ちはよくわかります。
でも、それを相手に強要するというのは、それこそお門違いです。

読むのも読まないのも「読み手」の自由です。
コメントするのもしないのも「読み手」の自由です。

「書き手」は「読み手」との「温度差」を理解しないと、
「書き手」と「読み手」の関係は、いずれ崩壊すると思います。

「書くこと」で楽しむ人もいれば、「読むこと」で楽しむ人もいる。

お互いが気軽に楽しめれば、それでいいと思うんですが・・・、
さて、みなさんはどう思われます?
(↑もちろん、コメントの強要ではありませんのでご心配なく・・・笑)


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by sawayoshi45 | 2007-03-23 00:45 | 世間のこと | Comments(8)

話半分

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センター試験終了。
良かった人、悪かった人、
さまざまだと思いますが、
まだ合否が決まったわけではありません。
最後まで諦めずに頑張りましょ!ネ!!




私はヒネクレ者(?)なので、
人づてに聞く、やたらと景気のいい話なんかは「話半分」で聞くようにしています。

特にマスコミの情報や企業の宣伝広告などは、
「話三分」、いや「話二分」ぐらいでちょうどいいと思っています。

納豆ダイエットのねつ造がどうのこうのと騒いでおります。
確かにねつ造したテレビ局が悪いのは当然のことですが、
テレビの情報を鵜呑みにして、
「騙された!」と怒る消費者もどうなのかな?って正直思います。

こんなのは氷山の一角。
世の中、間違った情報や嘘の情報はあちこちで飛び交っております。

そんな情報社会で生きていくためには、
簡単に騙されない判断力を養っておくことが大事。
これは子供たちの教科書にも載っていることです。

騙した相手を責めるより、簡単に騙された自分に非がなかったかどうか、
それを反省するほうが先ではないかと思います。

まあ、そんな私も昔はよく、
「行列の出来るラーメン屋さん」に引っかかったものですけどね。(笑)

仕事柄、どうしても塾や家庭教師のチラシや広告に目が行きます。

「申し込み殺到中!」
「わずか3ヵ月で○○点アップ!」
「90%以上の生徒が成績アップ!」
「塾生平均○○点以上!」

何だか景気のいい言葉がたくさん飛び交っています。

でも、「申し込み殺到中!」の塾が、
なぜわざわざ高いお金をかけて、大きなチラシを作る必要があるのか?

成績を上げてくれる塾がこんなにたくさんあって、
昔よりも通塾率が上がっているはずなのに、
なぜ子供たちの学力が年々低下しているのか?

私にはさっぱりわかりません。

他にも、「これさえすれば、誰でも大金持ち」といった類の言葉もよく聞きます。

本当に「ラクして儲かる」方法を知っているなら、なぜ他人に教えるんでしょう?
独り占めして、自分だけが儲けたほうがいいに決まっています。
わざわざ他人に教えたら、自分の取り分が少なくなるだけですよね。

誰かが儲けたら、誰かが損をする。
それが資本主義の世の中です。
「誰もが儲かる方法」なんて、物理的にあるわけがありません。

「出ます、出します、取らせます」
パチンコ屋さんの宣伝文句を鵜呑みにする人はいませんよね。
パチンコ屋さんは慈善事業ではありません。
そんな良心的なパチンコ屋さんがあれば、とっくに潰れているはずです。(笑)

世間にはびこっている情報なんて、これとさほど変わらないと思います。

冷静に考えれば当たり前のことなのに、
時として私たちは冷静な判断を失ってしまいがち。
気をつけなければいけないと思います。

まあ、景気のいい話は「話半分」で聞いているくらいでちょうどいい。
そんな感じですかね!

というわけで読者のみなさん、
私のこのブログも「話半分」で読んで頂けたら幸いでございます。

といっても、私の口から景気のいい話が出ることは滅多にありませんけど・・・(笑)
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by sawayoshi45 | 2007-01-23 00:20 | 世間のこと | Comments(2)

怠惰

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年賀はがき抽選。
例年通り、我が家は全敗。
くじ運の悪さはかなりの自信あり!(笑)
みなさん、どうでしたか?



勉強しなければ成績が上がらないことがわかっていながら、
それでも勉強しようとしない子供。
そんな子供たちを私たち大人は、「怠惰」だと責めます。

たしかに「怠惰」であることに違いはないのでしょうが、
さて、私たち大人はどうなんでしょうか?

たとえば温暖化問題。

もう10年も前から言われています。
子供たちのテストにも出ますし、受験問題としてもよく取り上げられています。
それだけ重要な問題であることに間違いはなさそうです。

でも、この問題に対して、
私たちは具体的にどんな対策をして、
どんな効果を上げてきたか、
まったく見えてきませんよね。

むしろ事態はどんどん悪化しているのが現実のようです。
この2,3年、世界中で異常気象が相次いでいるのはみなさんもご存知だと思います。

そんな私自身もこの10年間、
日常生活で特に意識して過ごしてきたわけではありませんので、
そういう意味では、私も「怠惰」な人間のひとりです。

昨日あるテレビ番組で、この「温暖化問題」が特集されていました。

この25年間で海水の温度が1℃上昇しているそうです。

1℃というと、何となくたいしたことのないような感じもしますが、
専門家によると、海水が1℃上昇するのは、実はものすごいことだそうです。

そのため、本来暖かい地域にしかいないはずの魚が、
どんどん北上しているということです。

海の中の生態系は確実に変わりつつあります。
これが近い将来、私たちに影響を及ぼさないわけがありません。

夏に冷房をガンガンきかせて、部屋の中では厚着。
冬に暖房をガンガンきかせて、部屋の中では薄着。

見てもいないテレビを朝から晩まで付けっぱなし。
10分で歩ける程度の場所に行くために、わざわざ車を利用。

後でとんでもない事態になることがわかっていながら、
こういった生活を続けるのは、
成績が上がらないことがわかっていながら、
勉強をしようとしない子供たちの「怠惰」とさほど変わらないような気がいたします。

でもやっぱり、一度贅沢な生活に慣れてしまうと、
人間、後戻りって難しいんでしょうね。
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by sawayoshi45 | 2007-01-15 00:54 | 世間のこと | Comments(0)

「逃げる」という選択肢

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さむ~いです!
明日の最高気温は5度。
いよいよ冬到来でございます。
明日は雪かあ・・・。



ひと昔前(?)、「夜逃げ屋本舗」というドラマ(映画)がありました。
何らかの理由で借金地獄に陥って、どうしようもなくなった家族の
「夜逃げ」のお手伝いをするというお話です。

どんな理由であれ、自分で作った借金を返せないからといって「夜逃げ」。
世間的には、決して褒められる行動ではありませんが、
それでも自殺や一家心中されるよりはよっぽどマシ。

「夜逃げ」は文字通り「逃げる」ことですが、視点を変えれば「再出発」。
とにかく生きてさえいれば、人間どんな状況からでもやり直すことが出来る。
そういったことを教えてくれたドラマだったような気がします。

世の中、「逃げずに立ち向かうこと=善」、「逃げること=悪」といった風潮があります。

「苦しくても、諦めずに頑張れ!」
「何事も努力が大切!」
「現実から逃げてばかりいたら、ろくな人間になれないぞ!」と。

まあ、たしかにその通りではあるんですが、
世の中、そんなに強い人ばかりではありませんよね。

「逃げてはいけない」というのは十分わかっているけど、やっぱり逃げてしまうこと。
きっと誰にでもあるのではないかと思います。
もちろん、私にもたくさんあります。

「勉強がわからなくても逃げずに頑張れ!」
「学校がイヤでも逃げずに行け!」
「いじめに遭っても逃げずに立ち向かえ!」

自分のことは棚に上げて、子供には「逃げるな!」。

そういった言葉に苦しめられて自殺まで考えているような子、
いったい今の日本にどれだけいるんでしょうか?

「疲れたら休めばいいじゃん!」
「苦しくてどうしようもなかったら逃げればいいじゃん!」

そう言ってくれる大人の存在が、今の子供たちには必要なんじゃないか、
そんな気がします。

生きてさえいれば、人間はやり直すことが出来ます。
それを助けてくれる人は、必ず出てきます。
自分のことをわかってくれる人は、近くに必ずいます。

今日は「自殺予告」の日。
予告通りの事態にならないことを祈るばかりです。
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by sawayoshi45 | 2006-11-11 02:12 | 世間のこと | Comments(2)

わかりにくい

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広島の黒田投手、残留。
カッコいいです!
よし!来年は広島も応援しよう!
来年は一位中日、二位広島・・・だな!



オモテでは誰から見ても「いい人」なのに、ウラでは暴力夫。
オモテでは誰から見ても「まじめな人」なのに、ウラでは幼児虐待。
オモテでは誰から見ても「いい子」なのに、ウラでは陰湿ないじめ。

人間である以上、「ウラの顔」と「オモテの顔」があるのは当たり前。
もちろん私にもそういった面があることは否定しませんが、
それにしても、その落差の大きさに驚かされることもしばしばですね。

ホント、今は「わかりにくい」世の中になったなあという感じがします。

私が中高生だった約20年前、
「ツッパリ」(今は死語?)という言葉が流行っていましたが、
最近はほとんど聞かなくなりました。

昔の「不良」や「ツッパリ」は外見や行動から、ある程度判断することができました。
「ちょっと怖そうだから、ここは大人しくしていよう」と、自分から距離をおくことも出来ました。
まあ、そういった意味では、今よりはずっと「わかりやすい」時代だったような気がします。

子供のいじめ問題が取りざたされています。
いじめ自体は昔からあったはずですが、ここまで問題が深刻化するのは、
この「わかりにくさ」が原因のひとつのような気がします。

「いじめっ子」と「いじめられっ子」の区別が見た目で判断しにくくなりました。

大人から見て「いい子」が、子供の世界では「いじめっ子」、
といったケースも珍しくないとも聞きます。
そういったことが親や教師の判断を鈍らせているのかも知れません。

ただ、子供社会は大人社会の縮図とも言われます。
こういった「わかりにくい」子供が増えてきたということは、
「わかりにくい」大人が増えてきたということでもあります。

オモテではいいお母さんなのに、家では人の悪口言い放題。
オモテではいいお父さんなのに、家では奥さんや子供に無関心。
オモテではいい先生なのに、ウラでは生徒や親の悪口言い放題。

そういった大人が増えてきたということなのかも知れませんね。

この「わかりにくい」世の中で、これからも子供の教育に携わっていくには、
もっともっと「人を見る目」「子供を見る目」を養っていかなければならない、
そんな気がする今日この頃でございます。

学校の勉強だけじゃなく、
もっと社会勉強、人生勉強も必要だね!
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by sawayoshi45 | 2006-11-07 01:46 | 世間のこと | Comments(2)

責任転嫁

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駒苫の田中投手。
楽天に入団が決まったそうな。
契約金1億、年俸1500万!
私の何年分? 一生分?



「え? こんなことも知らないの?」

もちろん実際クチにすることはしないようにしていますが、
子供たちと勉強していると、内心こんなことを思ってしまうことがたまにあります。

そして、その思いは学校の先生に対する怒りへと変わります。
「学校はいったい何を教えているんだろう?」と。
まさに、自分の指導力不足を棚に上げた「責任転嫁」というやつです。

でもここで、ふと自分自身のことを振り返ってみます。

私がひとりの生徒と接するのはせいぜい1週間に1回か2回。
授業で徹底的にやったつもりになっていたものであっても、
1週間も経てば、スッポリ抜けてくれていることも決して珍しいことではありません。

なかには、1か月間(場合によっては数か月間)同じことを言い続けて、
やっと定着するものもあります。

もちろん、私の指導力不足と言われればそれまでなんですが、
マンツーマンで教えていてもこの有り様。
そう考えると、1度に30人以上を相手に授業をしている学校の先生ひとりに、
「責任転嫁」するのは間違いであることに気づきます。

高校は、「中学校は何を教えていたんだ!」と中学校に「責任転嫁」します。
中学校は、「小学校は何を教えていたんだ!」と小学校に「責任転嫁」します。
小学校は、「いったい親は何をやってるんだ!」と親御さんに「責任転嫁」します。
そして親は、「あなたのせいで恥ずかしい思いをした!」と子供に「責任転嫁」します。

では、子供はいったい誰に「責任転嫁」すればいいんでしょうか?

そうやって、大人から「責任転嫁」されたきた子供が、
その心のモヤモヤを同級生への「いじめ」に発展させる可能性がゼロだと言えるでしょうか?

そうやって、大人から「責任転嫁」されたきた子供が、
「自分なんかいないほうがいい」と自殺願望に発展する可能性がゼロだと言えるでしょうか?

最近、連日のように「いじめ問題」「自殺問題」「履修漏れ問題」が報道されています。

こういった問題が起きると、マスコミも世間も、
「責任は誰にあるのか」と責任の所在を明らかにしたがります。
誰かひとりに責任を押し付けて、自分たちは安全な場所から言いたい放題。

これもある意味、「責任転嫁」だと思います。
そういったマスコミや世間に、まったく責任がないと言えるでしょうか? 

何か問題が起きたとき、その原因はひとつとは限りません。
いろんな要因が交じり合って起きる問題がほとんどだと思います。
ということは、責任の所在もひとつとは限りません。

「責任は誰にあるのか」と、誰かに「責任転嫁」する前に、
「自分にも悪いところがなかっただろうか」
「自分にも至らないところがあったんじゃないか」
とそれぞれが責任を感じて、自分を戒めていくことのほうが大切なことではないか、
そんな気がする今日この頃でございます。

ところで、これを読んでいる生徒諸君!
キミたちの成績が上がらないのは、いったい誰の責任?
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by sawayoshi45 | 2006-11-03 01:04 | 世間のこと | Comments(4)

道具

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飲酒運転に脇見運転。
おまけに児童虐待。
今、「しつけ」が必要なのは、
子供よりも大人なのかも知れませんね。



日本ハムの1位通過が決まりました。
このままプレーオフを制して、札幌ドームでの日本シリーズ、
ぜひ実現させていただきたいものでございます。

そのときの相手は、もちろんドラゴンズ!(あくまで希望的観測です)。

そうなったら、肩身の狭い思いをしつつも、
やはりドラゴンズの応援してしまうであろう非道民(?)の私ですが、
まあ、いずれにせよ、北海道が盛り上がるのは喜ばしいことですね。
私も日ハム人気に、少しはあやかりたいものでございます。

ところで、今年の日本ハムを盛り上げた立役者と言えば、やはり新庄選手。

突然の引退宣言に派手なパフォーマンスと、何かと話題に事欠かない彼ですが、
プロ入りと同時に買った8,000円のグローブを今でも大切に使っている、
という話も聞いたことがあります。

年収○億円を稼ぐプロ野球選手のグローブが、8,000円。
意外と言えば意外なような気もしますが、
本当の一流選手というのは、案外そんなものかもしれませんね。

同じプロ野球選手でも、
ちょっと打たれただけで、グローブを投げつけている投手もいれば、
三振すると、バットを投げつける選手もいます。

まあ、それもある意味「パフォーマンス」なのかもしれませんが、
正直、見ていてあまり気分のいいものではありません。
「子供たちに夢を与える仕事」をしている人の行動とは、とても思えませんよね。

プロ野球選手にとって、グローブやバットは大事な商売道具。
その「道具」を大切に扱えない人は、やはり一流選手にはなれないのではないか、
そんな気がします。

転じて、勉強についても同じようなことが言えるのではないかと思います。
勉強をするうえでの「道具」と言えば、筆記用具であり、教科書であり、ノート。

勉強が苦手な生徒の様子を見ていると、
ペンが壊れていたり、教科書が破けていたり、ノートの取り方が雑だったりと、
「道具」を粗末に扱っている子が多いような気がします。

そして、こういった生徒ほど、教材やプリントも新しいものを欲しがります。
テストが近づく度に、新しいものに手をつけては、そのほとんどが中途半端。
こういった状態になっている生徒が多いのではないでしょうか。

勉強もスポーツも仕事も、技術を高めるためにまず必要なのは、
「道具」を大切に扱おうとする気持ち。

新庄選手に見習いたいものですね。
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by sawayoshi45 | 2006-09-29 01:25 | 世間のこと | Comments(4)

42.195キロ

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ドラゴンズM26!
ロッテは今年はきつそうだから、
日ハムを応援することにしよう!
日本シリーズが札幌ドームで観られるかも・・・



今日は北海道マラソンでした。
マラソンといえば42.195キロ。
私も含めて、走ったことのない人からすれば、気の遠くなるような数字。
とても走る気にはならないものですよね。

私も、一応陸上をやっていた時期がありますが、
その当時でも5キロか10キロも走ればアップアップ状態。
「ランナーズハイ」というものを感じる前に、いつもダウン。
40キロなんて、考えたこともございません。

そんな根性なしの私からすれば、
40キロも走れる人は宇宙人のように感じてしまうのですが、
世の中にはこの距離をわずか2時間か3時間で走りきってしまう人がいるんですよね。
しかも、「走ることが楽しくてしかたがない!」と言う人までいらっしゃる。
ホント、世の中広いものでございます。

でも、当たり前のことですが、
こういった人たちも最初から40キロも走れたわけではないんですよね、きっと。

最初は5キロとか10キロくらいから始まって、少しずつ少しずつ距離を伸ばしていく。
そのうち40キロという距離が普通に思えるようになってくる。
私たちにとっての40キロと、こういった人にとっての40キロでは、
おそらく景色がまったく違うものなのではないか、そんな気がします。

勉強でもまったく同じことが言えそうですね。
現時点で5キロしか走れない子に、いきなり40キロを要求しても、
そこには必ず無理が生じます。

「どうして走れないの? 走れないのは努力が足りないからよ!」と言われたところで、
子供にしてみれば無理なものは無理です。
私たちが「40キロ走るなんて無理!」と思ってしまうのと同じではないでしょうか。

5キロ走れるなら、次は7キロに挑戦。
7キロ走れるようになったら今度は10キロに挑戦。
といったように、段階を踏んで徐々に距離を伸ばしていく。

そして、気付いてみたら40キロ走れるようになっていた。
私はそんな指導が理想ではないかと思っています。

マラソンも勉強も仕事も、
とにかくコツコツとやり続けることが何よりも大切なことなのかもしれませんね。

ところで、マラソン選手のように長距離を得意とする選手の筋肉は赤っぽく、
短距離を得意とする選手の筋肉は白っぽいってご存知でしたか? 

これは、マグロや鮭のように長距離を泳ぐ魚は赤身、
動きがすばやく瞬発力のある魚は白身であるのとまったく同じそうな。
マラソンネタということで、ちょっとした豆知識でございました。

ちなみに私は脂身が多いから真っ白かな・・・?
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by sawayoshi45 | 2006-08-28 02:26 | 世間のこと | Comments(2)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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