カテゴリ:教育のこと( 145 )

言葉がけ

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ようやく春っぽくなってきましたね!
春期講習もあと一週間!
新学期に向けてがんばりましょ!!



ほんの些細な言葉でやる気になるのも人間ならば、
ほんの些細な言葉でやる気を失うのも人間。

子どもが一生懸命仕上げた宿題を見て、
「たったこれだけ?」と言うか、
「よく頑張ったね!」と言うか。

子どもが一生懸命受けてきたテストの点数を見て、
「たったこれだけ?」と言うか、
「よく頑張ったね!」と言うか。

そういった些細な「言葉がけ」の積み重ねによって、
将来「やる気のある子」に育つか「やる気のない子」に育つか、
大きく分かれるのではないかと思います。

「お母さんの作るご飯は美味しいね」
子どもにそう言われるだけで、
お母さんの料理の腕は格段に上がるそうです。

「うちのお父さんはすごい!」
子どもにそう言われるだけで、
お父さんの仕事の能率は格段に上がるそうです。

「お母さんはどうして料理が下手なの?」
「お父さんはどうして給料が安いの?」

そう言われて、やる気になるお母さん、お父さんはいませんよね。
でも、子どもに対しては同じようなこと、私たちは言っていないでしょうか?

「こんな簡単なこと、どうして出来ないの?」
「どうしてこんな点数しか取れないの?」と。


子どものやる気を奪う言葉を発するのは簡単です。
思ったことをそのまま口にすればいいだけですから。

でも、子どもをやる気にさせる言葉を発するには努力が必要です。
普段から意識していなければ、発することはできません。

子どもたちに「勉強」という努力を強いるのであれば、
私たち大人にも、せめてそのぐらいの努力をする必要があると思います。

「大人ってずるいですよね」
よく子どもたちから聞かされる言葉です。
今の私は、その言葉に反論することができません。

彼らがなぜ大人を「ずるい」と思うのか、
私たちは、もっと考えるべきではないでしょうか?

普段の「言葉がけ」、気をつけたいですね。
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by sawayoshi45 | 2009-03-29 23:26 | 教育のこと | Comments(0)

安易に餌をまかないで!

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今日から春期講習。
がんばろう!




小学校よりも中学校
中学校よりも高校、
高校よりも大学、
大学よりも社会人、

年齢が上がるにつれて、
乗り越えなければならないハードルは高くなっていく。
これって、当たり前のことですよね。

その当たり前の現実を子供たちに教えるのも、
私たち大人の務めだと思います。

「合格さえすればラクになるから・・・」
そう言って子どもを騙して、無理に受験をさせた場合、
合格後、子どもは間違いなく勉強しなくなります。

当然、成績は下がる一方。

彼らは口をそろえて言います。

「受かりさえすれば、ラク出来ると思ったのに・・・」
「こんなはずじゃなかった・・・」

そう嘆いている彼らの姿は、どこか諦めモード。
もはや這い上がろうとする気力さえ感じられません。

「受かるのも大変だけど、受かってからのほうが大変。
その覚悟がなければ上を目指すべきではない」

という当たり前のことを、
どうしてそれまでに誰も教えてこなかったのか、
正直、腹立たしく思うこともあります。

なかなか勉強しようとしない子どもに、
手っ取り早く餌をまいて、やらせようとする気持ちはわかります。

確かに一時は効果を発揮することもあるでしょう。

でも、それは同時に、
「餌がなければやらない子」を育てていることにもなります。

それまで頑張ってきた子が、
合格後、急に勉強しなくなる原因。

それは本当に子どもだけにあるのでしょうか?

「燃え尽き症候群」というひと言だけで、
済まされる問題ではないと思います。
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by sawayoshi45 | 2009-03-23 00:45 | 教育のこと | Comments(0)

耳が痛い

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清原選手引退。
何だかんだ言っても、
やっぱスーパースターですね。
ちょっと感動しちゃいました・・・



「先生のブログを読むと、耳が痛いです・・・」

幸か不幸か、親御さんにそう言われる機会が増えてきました。(笑)

でも面白いもので、そう言ってくださる親御さんは、
私から見る限り、何の問題もない親御さんです。

私の稚拙な文章からでさえも、
自分のことを省みて「耳が痛い」と感じてくれる。

それだけでも、とてもありがたいことだと思いますし、
そういった親御さんに育てられたお子さんなら、何の心配もありません。

多少寄り道をすることはあっても、
道を大きく外れることはないと思います。(多分・・・)

むしろ私が本当に伝えたいと思っている親御さんは、
きっと私のブログなんて読んでもいないはずです。

伝える必要のない人には、簡単に伝わり、
本当に伝えたい相手には、なかなか伝わらない。
世の中って皮肉なものですよね。

まあ、だからこそ私もここで好き勝手なことを書けるわけですが・・・(苦笑)

子供たち同様、私たち大人も未熟な人間であることに違いはありません。

子供の前では、多少威張りちらすことはあっても、
心の中では、常に自分を省みて、
学ぶ気持ちを失ってはいけないと思います。

親自身が学ぶ気持ちを失ったとき、子供も学ぶことをやめます。
なぜなら、学びを放棄した人から学ぶべきものは、何もないからです。

「うちの子、まったくやる気がなくて・・・」
「うちの子、私の言うことは全く聞いてくれないんですよ」
「うちの子、どうしてこう勉強しないんでしょう?」

子供たちにそんな不満を抱いている親御さんに尋ねます。

「子供のやる気を奪う発言、今まで何度繰り返してきましたか?」
「あなた自身は、子供の言うことに耳を傾けていますか?」
「あなたは子供の頃、そんなに勉強が好きでしたか?」

私にも言えることですが、人間は自分の過去を美化しがちです。
そして、自分にとって都合の悪い過去は、棚にあげがちです。

それがどれだけ卑怯なことで、子供たちにとっては理不尽なことか、
たまには考える機会があってもいいのではないでしょうか?

「過去と他人は変えられない」という言葉もあるように、
「子供を変える努力」よりも、
「自分を変える努力」のほうが何倍も大事なことではないでしょうか?

あっ、すいません、また「耳が痛い」こと、書いてしまいましたね。

でも、これを読んで「耳が痛い」と感じてくれた親御さんは大丈夫。
その気持ちが、いつかお子さんに伝わる日がやってくるはず。(多分・・・)

それまでは、「待つ」しかありません。
そして、その「待つこと」こそが、
私たち大人に課された、最も大きな修行なのかも知れません。

というわけで、これからも「耳が痛い」ことをたくさん書いていくと思いますが、
どうか穏便に読み流してくださるよう、よろしくお願い致します。
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by sawayoshi45 | 2008-10-03 01:14 | 教育のこと | Comments(0)

カンニング

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プロ野球も大詰め。
落合監督、
せめて3位でお願いします!



塾に勤めていた頃なので、もう10年以上前の話になりますが、
よく「カンニング」をする子がいました。

まだ小学生です。

問題演習の時間でも、私の目を盗んで解答を写し、
出来た「フリ」をしていました。

「カンニングをしたらダメ!」
と子供を叱るのは簡単です。

でもそれだけでは、その子の心の問題は解決しないと思いました。

「カンニング」をしてまで、出来た「フリ」をしなければならない理由、
それを考えると、私はその子を叱ることは出来ませんでした。

決して「ズルい子」ではありません。
私から見れば、とても素直でいい子です。

そんな子が、なぜ「カンニング」をするのか。

答えは簡単です。

「間違えて先生や親に叱られる」ことが恐いからです。

私は直接お会いしたことはありませんが、塾長の話によると、
その子のご両親は、とても教育熱心で厳しい方だったそうです。

「成績が上がらない!」と言っては、
何度か塾に足を運んできたこともあるそうです。

塾で「カンニング」をして出来たフリをしているわけですから、
成績が上がらないのは、当然のことですよね。(苦笑)

そのご両親には申し訳ありませんが、
彼の「カンニング癖」が付いてしまったのは、
そのあたりに原因があるように私には思えました。

その子の「カンニング」は、
その厳しさから逃げるための手段だったと思います。

私は「カンニング」については敢えて何も触れず、

「間違うのは悪いことじゃない」
「練習では、いくら間違っても構わない」
「むしろ間違ったほうが自分のためになる」

というメッセージを言葉と態度で送り続けました。

多少時間はかかりましたが、
彼の「カンニング癖」は自然に直り、
「本当の点数」のほうも少しずつ向上していきました。

私は中高生に対して、たまに厳しいことを言うことはありますが、
小学生に対しては、「仏のサワダ」を貫くようにしています。

なぜなら彼らにとって、一番必要なのは、
「安心して勉強に取り組める空間と時間」だと思っているからです。

「苦しいだけのやらされる勉強」からは、
得られるものよりも、失うもののほうが多いような気がしてなりません。

出来たか出来なかったか、
あるいは点数や順位などで子供を縛り付けるのは、
もう少し後でも遅くないと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-09-11 23:57 | 教育のこと | Comments(4)

頭の筋肉、心の筋肉

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じめじめじめじめ・・・
う~ん、頭が膨らむ・・・




水や肥料をたくさん与えさえすれば、植物がよく育つわけではありません。

「過剰な水」と「過剰な肥料」は、逆に枯らせてしまう結果になります。
一度枯れてしまったものは、なかなか元には戻りません。

植物を育てるのに必要なのは、
「過剰な水」と「過剰な肥料」ではなく
「適度な水」と「適度な肥料」、そして「適度な愛情」といったところでしょうか。

人間もまた同じだと思います。

たくさん習い事をさせれば、何でも出来る子に育つわけではありません。
たくさん塾に通わせれば、勉強が出来る賢い子になるわけでもありません。

子ども自身が好んでやっているのならともかく、
「やらせ過ぎ」は、逆に子供の心を枯らせてしまう可能性があります。
一度枯れてしまった(やる気を失った)子供の心は、そう簡単に元には戻りません。

教育の目的は「頭の筋肉」と「心の筋肉」を鍛えることだと私は思っています。
その中でも優先されるべきは「心の筋肉」。

「過剰な習い事」と「過剰な塾通い」で鍛えられるのは、
せいぜい「頭の筋肉」であって、「心の筋肉」ではありません。

「勉強さえしていれば、家の手伝いをしなくてもいい」
「勉強さえしていれば、何でも好きなものを買ってもらえる」
「勉強さえしていれば、多少のワガママもまかり通る」
「勉強さえしていれば、お小遣いがたくさんもらえる」

こういった方法で子供を育てれば、子供は間違いなく、
頭でっかちの「モンスターチャイルド(?)」になってしまいます。

本当に、それでいいのでしょうか?

「頭の筋肉」を鍛えることはもちろん大切です。
でも、それ以前にやるべきは「心の筋肉」を鍛えること。

多少の苦しみに耐える心。

欲しいものを我慢する心。

すぐには諦めない心。

相手の立場を思いやる心。

自分の失敗を認める心。

他人の成功を妬まない心。

他人を見下さない心。

他人の悪口を言わない心・・・。

こういった「心の筋肉」を鍛えておかなければ、
結局のところ、勉強も仕事も必ず行き詰まるときがやってきます。

そして、一度行き詰まったら最後、「心の筋肉」がないので、
そこから這い上がることも出来ません。

「頭の筋肉」の前に、まずは「心の筋肉」。
その順番を間違ってはいけないと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-08-30 00:24 | 教育のこと | Comments(0)

皮肉な結果

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おかげさまで今年の夏も、
多くの生徒さんとの出会いに恵まれました。
この縁を大切にして、
2学期も頑張りたいと思います。
夏期講習をお申し込み頂いた方、
本当にありがとうございました。




世の中ってホント、皮肉なものですよね。

「お金が欲しい!」と思えば思うほど、お金も人も自分の元から離れ、
「勉強しろ!」と言えば言うほど、子供は勉強しなくなる。(苦笑)

まあ、それだけ人生は自分の思い通りにいかないということであり、
それを学んでいくことも、私たちの人生の修行なのかも知れません。

私が勉強を嫌いにならずにそれなりに付き合ってこれた理由。
それはひと言で言えば、両親が勉強には全く無関心だったからと言えます。

「勉強なんかしなくてもいい」と言われたことは何度もありますが、
「勉強しろ!」と言われたことは一度もありません。

もし自分の親が、勉強にうるさかったら・・・、
私は絶対に勉強していなかったと自信を持って断言出来ます。(笑)

そんな私が今となっては、
子供たちに「勉強しろ!」という立場にいるわけですから、
人生って不思議なものですね。
まあ、これはこれである意味「皮肉な結果」なのかも知れませんが・・・(笑)

「親が心を鬼にして管理してやらないと、子供は絶対に勉強するようにならない!」

以前、ある親御さんに言われたことがあります。

確かにそれも一理あるかも知れません。
でも、正直言って私はどうしてもその考えを受け入れる気持ちにはなれません。

もし自分がそんな考えを持った親に育てられたら・・・、
管理されることを一番に嫌うB型人間の私としては、
きっとそれに耐えられず、精神病になっているに違いありません。

実際その生徒は、それだけ親に管理されていたにも関わらず、
成績はあまり芳しいものではありませんでした。
むしろその厳しい管理によって、
子供が相当なストレスを抱え込んでいるように、私には感じられました。

そのことを親御さんに訴えても話はいつも平行線。
結局、教育方針の不一致ということで、やめて頂くことにしましたが、
しばらくの間は、その生徒のことが気になって仕方なかったのを覚えています。

当時は、正直腹を立てたこともありました。
でも、よくよく考えてみれば、
私が絶対に正しいとも言えないし、彼女が間違っているとも言えません。
ただ単に教育方針の違いだったと今は思うようにしています。

子供たちにも、いろんなタイプがいるようです。

私のように管理されることを極端に嫌う生徒もいれば、
逆に、管理して欲しいと言う生徒もいます。

私のように言われれば言われるほどやらない「ヒネクレ者」もいれば、
親や先生の言うことをしっかり聴いてくれる素直な生徒もいます。

私に出来ることは、その子のタイプを把握して、
その子に一番合った指導法を模索し続けること。
それしかありません。

少なくとも、自分の思いばかりを一方的に押し付けて、
「皮肉な結果」を招いてしまうことだけは、避けたいなって思います。
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by sawayoshi45 | 2008-08-27 01:22 | 教育のこと | Comments(0)

目には見えないからこそ慎重に

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すっかり涼しく(寒く?)なりました。
札幌の夏は短いですね。
みなさん、風邪にはお気をつけくださいませ。



例えば目の不自由な人が、自分の近くに来たら、
私たちは自然に、その人の邪魔にならないような行動をとります。

例えば電車やバスで、足腰の弱そうな老人が目の前に立ったら、
私たちは自然に、席を譲らなきゃという気持ちになります。

このように、外見である程度判断できることに対して気を遣うことは、
それほど難しいことではありません。

でも、「人の心」といった目に見えないものについてはどうでしょうか?

相手が今何を感じ、何を考えているのか、
それを推し測るのは、至難の業です。

だからこそ、常にわかるための努力をしつつも、
決してわかったつもりにはならないように、
私たちは注意しなければいけないと思います。

「ウチの子のことは私が一番わかっています!」

そう言い切っている親ほど、子供の気持ちに鈍感な人が多く、
そんな親のもとで、子供は大きなストレスを抱えて生きているのではないか、
私にはそんな気がしてなりません。

「ウチの子が何を考えているのかさっぱりわからない」
こちらのほうがよっぽど正常のような気がします。

勉強を教えて、生徒に点数を取らせるのが私の仕事です。
でも、点数さえ取らせればそれで良しと思ったことは一度もありません。

点数は上がっても、心に大きな闇を抱えている(と思われる)生徒もいます。
点数はそれほど上がらなくとも、心が大きく成長した(と思われる)生徒もいます。

他人の悪口をよく言っていた子が、最近言わなくなった。
何事にもやる気を失っていた子が、前向きの言葉を発するようになった。
他人のせいにばかりしていた子が、自分の失敗を受け入れられるようになった。

一応プロとしてこの仕事をしている以上、
そういった子供たちのちょっとした心の変化に気づける人間でありたい、
そう思って、仕事をしているつもりです。

成績や点数は目に見えるもの。
その良し悪しは誰が見てもわかるものです。

でも、子供たちの心の状態は目には見えないもの。
専門家でも判断することが難しいと言います。

だからこそ、決して急がず急がせず、
ゆっくりじっくり慎重に向き合っていくことが必要なのではないか。
そんな気がしてなりません。

成績が落ちることよりも、
心が壊れてしまうほうが、その何倍も恐ろしいこと。
その恐ろしさに、私たちはもっと敏感でなければならないと思います。

何か事が起きてからでは遅すぎますから・・・。

う~ん、ちょっと思うところがあって書いてはみたものの、
文章力が乏しいため、思っていることの半分も表現できませんでした。
また機会を見て触れてみたいと思いますが、とりあえず今日はこのへんで・・・。
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by sawayoshi45 | 2008-08-22 00:34 | 教育のこと | Comments(0)

勉強の苦しみ、待つことの苦しみ

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どうも、ご無沙汰しております。
またまた忙しいフリをして、
更新をサボってしまいました。(苦笑)
またボチボチと書いていこうと思いますので、
みなさん、これからもよろしくお願い致します。




「仕事の苦しみに比べれば、勉強の苦しみなんてたいしたことないよ!」

大人はよく、こんな言い方をします。
確かにその通りだと私も思いますが、
これは自分が大人になったからこそ、言える言葉ですよね。

いろんな経験を積んで成長してきた大人の脳と、
まだ人生経験が少なく成長過程にある子供の脳は違います。

大人の理屈を子供に100%理解させようとすること自体、
私は大きな間違いであると思っています。

もし仮に親の言い分を100%理解できる子供がいたとしたら、
それはそれで、気持ち悪いですからね。(笑)

かつての自分もそうであったように、
多くの子供たちにとって、一番の「苦しみ」は勉強です。

そして子供たちは、日々その「苦しみ」と向き合っています。
というか、半ば強制的に向き合わされています。

では、子供たちにその「苦しみ」を与えている私たち大人は、
果たして、どれだけの「苦しみ」を味わう覚悟を持っているでしょうか?

「大人ってズルいですよね!」

たまに子供たちから、こんな言葉を聞かされることがあります。
その「大人」の中には、きっとこの私も含まれているのかも知れませんが、
残念ながら今の私には、
「そんなことはないよ」と自信を持って反論することは出来ません。

自分は勉強していないのに、ボクたちには「勉強しろ!勉強しろ!」
テストの中身も見ずに、点数や順位だけで「努力不足だ!」と責められる。

そんな大人を「信頼しろ!」というほうが間違いですよね。

教育や子育てに関わる人間にとって、
一番の「苦しみ」は、「我慢すること」「待つこと」だと言われます。

本当にその通りだと私も思います。

ちょっと厳しい言い方になりますが、私の経験上、
「待てない親」に育てられた子供たちは、
まず間違いなく落ち着きがありません。

逆に、落ち着いて勉強に取り組んでいる生徒の親御さんは、
「子供を信じて待つ」ことがしっかり出来ている方が多いような気がします。

「どうしてこんなに落ち着きがないの?」
「どうしてやる気になれないの?」

そう言って子供を責め立てる前に、
「育てたように子は育つ」
この言葉の意味を私たち大人は、しっかり受け止めなければいけないと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-08-20 01:05 | 教育のこと | Comments(2)

「どうして?攻撃」はほどほどに・・・

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なるほど。
言われてみれば、
確かにその通りかも・・・
男はつらいね。→これ



受験のときは、
「ビリでもいいから引っかかってさえくれれば・・・」と誰もが願います。

そして、仮にビリで入ったとしても、合格さえすれば、
「よく頑張ったね」と周りの人に褒められます。

でも、入ってからのビリが認められることはほとんどありませんよね。

受験のときは、ビリでも褒められるのに、
入学後の子供は、「努力が足りない」「せめて平均点は・・・」と責められます。

でもこれって、何か変だと思いませんか?

もともとビリで合格したわけですから、
入ってからビリでも、何の不思議もありません。

それなのに、入ってからビリになると、
合格した時の親御さんの「天使の顔」は、一転「悪魔の顔」に変わります。

「前はあんなに頑張っていたのに、どうして今は出来ないの?」
「こんなに塾に行かせているのに、どうして上がらないの?」
「こんな点数で、どうして恥ずかしいと思わないの?」

「どうして? どうして? どうして?・・・」

ビリでいる限り、この「どうして?攻撃」が永遠に続きます。
でも、子供にしてみれば、こんな理不尽なことはありませんよね。

この「どうして?攻撃」に嫌気がさして、
完全にやる気を失ってしまう子も少なくないと思います。

ちょっと前の記事にも書きましたが、
点数や順位だけで、その子の頑張りを判断するのは大間違いです。

大事なのは点数や順位ではなく、
教科書の内容をどれだけ理解できているかではないでしょうか。

通っている学校のレベルが高ければ高いほど、
点数や順位が悪くなるのは当たり前のことです。

そして、そのことで一番苦しんでいるのは、子供自身です。

たとえビリであっても、気持ちを腐らせずにコツコツ頑張っていれば、
普通の国立大学なら狙えるかも知れません。

でも、「どうして?攻撃」でやる気を失わせてしまっては、
その望みさえ失うことになってしまいます。

順位や点数だけにとらわれるのではなく、
しっかりと中身を見てあげること。

そして、ただ一方的に子供を責めるばかりでなく、
子供の立場で、その苦しみを理解しようとする努力も、
私たちには必要ではないかと思います。

間違っても「どうして?攻撃」で、
子供のやる気を完全に奪ってしまうことだけは避けたいものですね。
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by sawayoshi45 | 2008-07-13 00:55 | 教育のこと | Comments(2)

点数だけではわからない

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原油高騰の影響?
心なしか街の車が減ったような・・・




中学校までは常にトップを走り続けてきた子が、
高校に入って、今まで見たこともない点数を取ってくる。

本人や親御さんにとっては、
とてもショックな出来事かも知れませんが、
進学校では、決して珍しいことではありません。
というか、それが普通です。

そんなとき、その点数や順位だけから、
「頑張っている」か「頑張っていない」かの判断をされるのは、
子供にとっては、あまりにも辛すぎる仕打ちです。

子供が取ってきた点数に文句をつけたいのであれば、
是非その問題を自分で解いてからにしてください。

子供がどれだけ難しい問題をやらされているか、よくわかるはずです。

A高校のビリとB高校のトップを比較したときに、
A高校のビリのほうが、頑張っているというケースは、
十分に考えられることです。

そう考えると、学校内の成績や順位だけで、
生徒を「頑張っている」とか「頑張っていない」と判断するのが、
いかに馬鹿げたことか、よくわかりますよね。

特に難関大学や医学部に何人も合格するような進学校で、
成績を上げていくことは、並大抵のことではありません。

頑張っているのはみな同じ。

そういった環境の中で、成績を上げていくのは、
よっぽどの覚悟が必要ですし、
結果が出るまでにも、それ相応の時間がかかります。

頑張っているのに上がらない。
やってもやっても上がらない。

一生懸命取り組んでいる生徒ほど、
こういった「壁」にぶつかるものです。

今まで簡単に出来ていたことがなかなか出来ない。

一番苦しんでいるのは子供自身。

そんな子供の気持ちを決して腐らせないためにも、
私たちは結果ではなく、過程に目を向ける努力が必要だと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-07-01 00:57 | 教育のこと | Comments(2)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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