カテゴリ:教育のこと( 158 )

試験対策

ある程度のレベルに達している生徒に対しては、
テストが近づいても「試験対策」なるものはほとんど行っていません。

試験があろうがなかろうが、
いつも通りのペースで授業を進め、
いつも通りの課題を与えるようにしています。

「学校の宿題で忙しかったから・・・」
「試験勉強で忙しかったから・・・」

彼ら(彼女ら)はそんな言い訳を一切することなく、
当たり前のように私の課題をこなし、
当たり前のように試験でも高得点を取ってきます。

まだまだ数は少ないですが、
そういった子をひとりでも多く育てたいというのが、
私の指導目標のひとつです。

仮に今、学校の試験で8割、9割の点数を取っていたとしても、
こちらが「試験対策」をしてあげなければ取れないようであれば、
それは本当の実力とは言えません。

そういった勉強の仕方は、
学年が上がっていけば、どこかで行き詰まります。

こちらが何も言わなくても、自分で「試験対策」を進められる。
そんな状態になって、
初めて実力が身についたと言えるのではないかと思います。

「ウチの子は言わないとやらないから・・・」

そう言って、今までうるさく言い続けてきた結果、
言ってもやらない子を育てていると言えないでしょうか。

「ウチの子はひとりでは何も出来ないから・・・」

そう言って、手取り足取り何でもしてあげた結果、
「試験対策」すらひとりで出来ない子を育てていると言えないでしょうか。

「試験対策は何をしたらいいんですか?」
「過去問はやってくれないんですか?」
「これはテストに出るんですか?」

そんなことを言っているうちはまだまだ。

そういった子どもたちにとって本当に必要なのは、
「試験対策」よりも「自学力」ではないかと思います。
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by sawayoshi45 | 2010-09-01 00:08 | 教育のこと | Comments(0)

適量

「勉強はやればできる」とばかりに、
小学生の頃からひたすら「やらされ過ぎ」てきた子は、
ある時期が過ぎると「やらな過ぎ」の子に変わります。

一方、早いうちから成長に応じた「適量」の課題を与えられ、
それをきちんとこなす習慣を身につけてしまった子は、
学年が上がっても、ある一定以上の成績をキープすることができます。

塾講師時代から数えると、15年以上教える仕事に携わってきました。
その間、たくさんの子供たちとその親御さんに出会ってきました。

「もっと宿題を出してください!」
「もっと厳しく指導してください!」

以前は、よくこういった要望を受けることがありました。

でもおもしろいもので、学力の高い子を持つ親御さんからは、
こういった要望を受けたことは一度もなかったように思います。

これは果たして偶然でしょうか?

子どもの成績が悪いのは、
本当に子どもの努力不足だけが原因でしょうか?

植物を育てるには水と肥料が必要です。
でも、それはあくまで「適量」であって、
過剰な水と肥料は、逆に枯れさせる原因にもなります。

与え過ぎず、与えなさ過ぎず、
その子にとっての「適量」を与え続けていくこと。
それが今の私にとって、一番の仕事のような気がします。

まあ、その判断が難しいといえば難しいんですが・・・
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by sawayoshi45 | 2010-07-09 00:17 | 教育のこと | Comments(0)

学校の授業がわからない

「学校の授業がわからない」

よく子供たちが訴えてくるセリフです。

私はその学校の先生のことも知らなければ、
その先生の授業も受けたことがありませんので、
もしかしたら、生徒たちの言い分が正しく、
先生の教え方に多少問題があるのかもしれません。

でも、だからといって、
生徒と一緒になって学校の先生の悪口を言ったところで、
何の解決にもなりませんよね。

ですから、そう言ってくる子供たちに対しては、
けっこう冷たい反応を示すようにしています。

「だから何?」

「本当に解ろうと思って聴いてるの?」

「ちゃんと予習してから受けてるの?」

「じゃあ、その先生のクラスはみんな成績悪いの?」

「自分で何とかしようという気はないの?」

ここまでくると、言われる生徒にしてみれば、軽い「イジメ」でしょうか?(笑)

ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが、
どんな環境におかれても、やる子はやるし、やらない子はやりません。

やる子は、全てを自分の責任として受け止め、反省し、行動に移します。
やらない子は、全てを他に責任転嫁し、反省もせず、結局やりません。

こういった日々の繰り返しによって、
やる子とやらない子の差はどんどん大きくなっていきます。

「解りやすい授業」も「解りにくい授業」も、結局は自分次第。
それは私自身が自分の経験を通して学びました。
(詳しくはコチラの記事に書いております)

「親がどうの」
「先生がどうの」
「学校がどうの」
「塾がどうの」

という前に、
与えられた環境の中で、自分が出来ることを精一杯やってみる。
教え子たちには、そんな人間に育って欲しいなって思います。

まあ、とは言っても、
なかなかひとりでは出来ないという子供たちがいるおかげで、
私の商売が成り立っているのも事実なわけで・・・、

う~ん、難しい問題ですね。(苦笑)
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by sawayoshi45 | 2009-09-16 23:24 | 教育のこと | Comments(4)

言葉がけ

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ようやく春っぽくなってきましたね!
春期講習もあと一週間!
新学期に向けてがんばりましょ!!



ほんの些細な言葉でやる気になるのも人間ならば、
ほんの些細な言葉でやる気を失うのも人間。

子どもが一生懸命仕上げた宿題を見て、
「たったこれだけ?」と言うか、
「よく頑張ったね!」と言うか。

子どもが一生懸命受けてきたテストの点数を見て、
「たったこれだけ?」と言うか、
「よく頑張ったね!」と言うか。

そういった些細な「言葉がけ」の積み重ねによって、
将来「やる気のある子」に育つか「やる気のない子」に育つか、
大きく分かれるのではないかと思います。

「お母さんの作るご飯は美味しいね」
子どもにそう言われるだけで、
お母さんの料理の腕は格段に上がるそうです。

「うちのお父さんはすごい!」
子どもにそう言われるだけで、
お父さんの仕事の能率は格段に上がるそうです。

「お母さんはどうして料理が下手なの?」
「お父さんはどうして給料が安いの?」

そう言われて、やる気になるお母さん、お父さんはいませんよね。
でも、子どもに対しては同じようなこと、私たちは言っていないでしょうか?

「こんな簡単なこと、どうして出来ないの?」
「どうしてこんな点数しか取れないの?」と。


子どものやる気を奪う言葉を発するのは簡単です。
思ったことをそのまま口にすればいいだけですから。

でも、子どもをやる気にさせる言葉を発するには努力が必要です。
普段から意識していなければ、発することはできません。

子どもたちに「勉強」という努力を強いるのであれば、
私たち大人にも、せめてそのぐらいの努力をする必要があると思います。

「大人ってずるいですよね」
よく子どもたちから聞かされる言葉です。
今の私は、その言葉に反論することができません。

彼らがなぜ大人を「ずるい」と思うのか、
私たちは、もっと考えるべきではないでしょうか?

普段の「言葉がけ」、気をつけたいですね。
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by sawayoshi45 | 2009-03-29 23:26 | 教育のこと | Comments(0)

安易に餌をまかないで!

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今日から春期講習。
がんばろう!




小学校よりも中学校
中学校よりも高校、
高校よりも大学、
大学よりも社会人、

年齢が上がるにつれて、
乗り越えなければならないハードルは高くなっていく。
これって、当たり前のことですよね。

その当たり前の現実を子供たちに教えるのも、
私たち大人の務めだと思います。

「合格さえすればラクになるから・・・」
そう言って子どもを騙して、無理に受験をさせた場合、
合格後、子どもは間違いなく勉強しなくなります。

当然、成績は下がる一方。

彼らは口をそろえて言います。

「受かりさえすれば、ラク出来ると思ったのに・・・」
「こんなはずじゃなかった・・・」

そう嘆いている彼らの姿は、どこか諦めモード。
もはや這い上がろうとする気力さえ感じられません。

「受かるのも大変だけど、受かってからのほうが大変。
その覚悟がなければ上を目指すべきではない」

という当たり前のことを、
どうしてそれまでに誰も教えてこなかったのか、
正直、腹立たしく思うこともあります。

なかなか勉強しようとしない子どもに、
手っ取り早く餌をまいて、やらせようとする気持ちはわかります。

確かに一時は効果を発揮することもあるでしょう。

でも、それは同時に、
「餌がなければやらない子」を育てていることにもなります。

それまで頑張ってきた子が、
合格後、急に勉強しなくなる原因。

それは本当に子どもだけにあるのでしょうか?

「燃え尽き症候群」というひと言だけで、
済まされる問題ではないと思います。
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by sawayoshi45 | 2009-03-23 00:45 | 教育のこと | Comments(0)

耳が痛い

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清原選手引退。
何だかんだ言っても、
やっぱスーパースターですね。
ちょっと感動しちゃいました・・・



「先生のブログを読むと、耳が痛いです・・・」

幸か不幸か、親御さんにそう言われる機会が増えてきました。(笑)

でも面白いもので、そう言ってくださる親御さんは、
私から見る限り、何の問題もない親御さんです。

私の稚拙な文章からでさえも、
自分のことを省みて「耳が痛い」と感じてくれる。

それだけでも、とてもありがたいことだと思いますし、
そういった親御さんに育てられたお子さんなら、何の心配もありません。

多少寄り道をすることはあっても、
道を大きく外れることはないと思います。(多分・・・)

むしろ私が本当に伝えたいと思っている親御さんは、
きっと私のブログなんて読んでもいないはずです。

伝える必要のない人には、簡単に伝わり、
本当に伝えたい相手には、なかなか伝わらない。
世の中って皮肉なものですよね。

まあ、だからこそ私もここで好き勝手なことを書けるわけですが・・・(苦笑)

子供たち同様、私たち大人も未熟な人間であることに違いはありません。

子供の前では、多少威張りちらすことはあっても、
心の中では、常に自分を省みて、
学ぶ気持ちを失ってはいけないと思います。

親自身が学ぶ気持ちを失ったとき、子供も学ぶことをやめます。
なぜなら、学びを放棄した人から学ぶべきものは、何もないからです。

「うちの子、まったくやる気がなくて・・・」
「うちの子、私の言うことは全く聞いてくれないんですよ」
「うちの子、どうしてこう勉強しないんでしょう?」

子供たちにそんな不満を抱いている親御さんに尋ねます。

「子供のやる気を奪う発言、今まで何度繰り返してきましたか?」
「あなた自身は、子供の言うことに耳を傾けていますか?」
「あなたは子供の頃、そんなに勉強が好きでしたか?」

私にも言えることですが、人間は自分の過去を美化しがちです。
そして、自分にとって都合の悪い過去は、棚にあげがちです。

それがどれだけ卑怯なことで、子供たちにとっては理不尽なことか、
たまには考える機会があってもいいのではないでしょうか?

「過去と他人は変えられない」という言葉もあるように、
「子供を変える努力」よりも、
「自分を変える努力」のほうが何倍も大事なことではないでしょうか?

あっ、すいません、また「耳が痛い」こと、書いてしまいましたね。

でも、これを読んで「耳が痛い」と感じてくれた親御さんは大丈夫。
その気持ちが、いつかお子さんに伝わる日がやってくるはず。(多分・・・)

それまでは、「待つ」しかありません。
そして、その「待つこと」こそが、
私たち大人に課された、最も大きな修行なのかも知れません。

というわけで、これからも「耳が痛い」ことをたくさん書いていくと思いますが、
どうか穏便に読み流してくださるよう、よろしくお願い致します。
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by sawayoshi45 | 2008-10-03 01:14 | 教育のこと | Comments(0)

カンニング

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プロ野球も大詰め。
落合監督、
せめて3位でお願いします!



塾に勤めていた頃なので、もう10年以上前の話になりますが、
よく「カンニング」をする子がいました。

まだ小学生です。

問題演習の時間でも、私の目を盗んで解答を写し、
出来た「フリ」をしていました。

「カンニングをしたらダメ!」
と子供を叱るのは簡単です。

でもそれだけでは、その子の心の問題は解決しないと思いました。

「カンニング」をしてまで、出来た「フリ」をしなければならない理由、
それを考えると、私はその子を叱ることは出来ませんでした。

決して「ズルい子」ではありません。
私から見れば、とても素直でいい子です。

そんな子が、なぜ「カンニング」をするのか。

答えは簡単です。

「間違えて先生や親に叱られる」ことが恐いからです。

私は直接お会いしたことはありませんが、塾長の話によると、
その子のご両親は、とても教育熱心で厳しい方だったそうです。

「成績が上がらない!」と言っては、
何度か塾に足を運んできたこともあるそうです。

塾で「カンニング」をして出来たフリをしているわけですから、
成績が上がらないのは、当然のことですよね。(苦笑)

そのご両親には申し訳ありませんが、
彼の「カンニング癖」が付いてしまったのは、
そのあたりに原因があるように私には思えました。

その子の「カンニング」は、
その厳しさから逃げるための手段だったと思います。

私は「カンニング」については敢えて何も触れず、

「間違うのは悪いことじゃない」
「練習では、いくら間違っても構わない」
「むしろ間違ったほうが自分のためになる」

というメッセージを言葉と態度で送り続けました。

多少時間はかかりましたが、
彼の「カンニング癖」は自然に直り、
「本当の点数」のほうも少しずつ向上していきました。

私は中高生に対して、たまに厳しいことを言うことはありますが、
小学生に対しては、「仏のサワダ」を貫くようにしています。

なぜなら彼らにとって、一番必要なのは、
「安心して勉強に取り組める空間と時間」だと思っているからです。

「苦しいだけのやらされる勉強」からは、
得られるものよりも、失うもののほうが多いような気がしてなりません。

出来たか出来なかったか、
あるいは点数や順位などで子供を縛り付けるのは、
もう少し後でも遅くないと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-09-11 23:57 | 教育のこと | Comments(4)

頭の筋肉、心の筋肉

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じめじめじめじめ・・・
う~ん、頭が膨らむ・・・




水や肥料をたくさん与えさえすれば、植物がよく育つわけではありません。

「過剰な水」と「過剰な肥料」は、逆に枯らせてしまう結果になります。
一度枯れてしまったものは、なかなか元には戻りません。

植物を育てるのに必要なのは、
「過剰な水」と「過剰な肥料」ではなく
「適度な水」と「適度な肥料」、そして「適度な愛情」といったところでしょうか。

人間もまた同じだと思います。

たくさん習い事をさせれば、何でも出来る子に育つわけではありません。
たくさん塾に通わせれば、勉強が出来る賢い子になるわけでもありません。

子ども自身が好んでやっているのならともかく、
「やらせ過ぎ」は、逆に子供の心を枯らせてしまう可能性があります。
一度枯れてしまった(やる気を失った)子供の心は、そう簡単に元には戻りません。

教育の目的は「頭の筋肉」と「心の筋肉」を鍛えることだと私は思っています。
その中でも優先されるべきは「心の筋肉」。

「過剰な習い事」と「過剰な塾通い」で鍛えられるのは、
せいぜい「頭の筋肉」であって、「心の筋肉」ではありません。

「勉強さえしていれば、家の手伝いをしなくてもいい」
「勉強さえしていれば、何でも好きなものを買ってもらえる」
「勉強さえしていれば、多少のワガママもまかり通る」
「勉強さえしていれば、お小遣いがたくさんもらえる」

こういった方法で子供を育てれば、子供は間違いなく、
頭でっかちの「モンスターチャイルド(?)」になってしまいます。

本当に、それでいいのでしょうか?

「頭の筋肉」を鍛えることはもちろん大切です。
でも、それ以前にやるべきは「心の筋肉」を鍛えること。

多少の苦しみに耐える心。

欲しいものを我慢する心。

すぐには諦めない心。

相手の立場を思いやる心。

自分の失敗を認める心。

他人の成功を妬まない心。

他人を見下さない心。

他人の悪口を言わない心・・・。

こういった「心の筋肉」を鍛えておかなければ、
結局のところ、勉強も仕事も必ず行き詰まるときがやってきます。

そして、一度行き詰まったら最後、「心の筋肉」がないので、
そこから這い上がることも出来ません。

「頭の筋肉」の前に、まずは「心の筋肉」。
その順番を間違ってはいけないと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-08-30 00:24 | 教育のこと | Comments(0)

皮肉な結果

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おかげさまで今年の夏も、
多くの生徒さんとの出会いに恵まれました。
この縁を大切にして、
2学期も頑張りたいと思います。
夏期講習をお申し込み頂いた方、
本当にありがとうございました。




世の中ってホント、皮肉なものですよね。

「お金が欲しい!」と思えば思うほど、お金も人も自分の元から離れ、
「勉強しろ!」と言えば言うほど、子供は勉強しなくなる。(苦笑)

まあ、それだけ人生は自分の思い通りにいかないということであり、
それを学んでいくことも、私たちの人生の修行なのかも知れません。

私が勉強を嫌いにならずにそれなりに付き合ってこれた理由。
それはひと言で言えば、両親が勉強には全く無関心だったからと言えます。

「勉強なんかしなくてもいい」と言われたことは何度もありますが、
「勉強しろ!」と言われたことは一度もありません。

もし自分の親が、勉強にうるさかったら・・・、
私は絶対に勉強していなかったと自信を持って断言出来ます。(笑)

そんな私が今となっては、
子供たちに「勉強しろ!」という立場にいるわけですから、
人生って不思議なものですね。
まあ、これはこれである意味「皮肉な結果」なのかも知れませんが・・・(笑)

「親が心を鬼にして管理してやらないと、子供は絶対に勉強するようにならない!」

以前、ある親御さんに言われたことがあります。

確かにそれも一理あるかも知れません。
でも、正直言って私はどうしてもその考えを受け入れる気持ちにはなれません。

もし自分がそんな考えを持った親に育てられたら・・・、
管理されることを一番に嫌うB型人間の私としては、
きっとそれに耐えられず、精神病になっているに違いありません。

実際その生徒は、それだけ親に管理されていたにも関わらず、
成績はあまり芳しいものではありませんでした。
むしろその厳しい管理によって、
子供が相当なストレスを抱え込んでいるように、私には感じられました。

そのことを親御さんに訴えても話はいつも平行線。
結局、教育方針の不一致ということで、やめて頂くことにしましたが、
しばらくの間は、その生徒のことが気になって仕方なかったのを覚えています。

当時は、正直腹を立てたこともありました。
でも、よくよく考えてみれば、
私が絶対に正しいとも言えないし、彼女が間違っているとも言えません。
ただ単に教育方針の違いだったと今は思うようにしています。

子供たちにも、いろんなタイプがいるようです。

私のように管理されることを極端に嫌う生徒もいれば、
逆に、管理して欲しいと言う生徒もいます。

私のように言われれば言われるほどやらない「ヒネクレ者」もいれば、
親や先生の言うことをしっかり聴いてくれる素直な生徒もいます。

私に出来ることは、その子のタイプを把握して、
その子に一番合った指導法を模索し続けること。
それしかありません。

少なくとも、自分の思いばかりを一方的に押し付けて、
「皮肉な結果」を招いてしまうことだけは、避けたいなって思います。
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by sawayoshi45 | 2008-08-27 01:22 | 教育のこと | Comments(0)

目には見えないからこそ慎重に

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すっかり涼しく(寒く?)なりました。
札幌の夏は短いですね。
みなさん、風邪にはお気をつけくださいませ。



例えば目の不自由な人が、自分の近くに来たら、
私たちは自然に、その人の邪魔にならないような行動をとります。

例えば電車やバスで、足腰の弱そうな老人が目の前に立ったら、
私たちは自然に、席を譲らなきゃという気持ちになります。

このように、外見である程度判断できることに対して気を遣うことは、
それほど難しいことではありません。

でも、「人の心」といった目に見えないものについてはどうでしょうか?

相手が今何を感じ、何を考えているのか、
それを推し測るのは、至難の業です。

だからこそ、常にわかるための努力をしつつも、
決してわかったつもりにはならないように、
私たちは注意しなければいけないと思います。

「ウチの子のことは私が一番わかっています!」

そう言い切っている親ほど、子供の気持ちに鈍感な人が多く、
そんな親のもとで、子供は大きなストレスを抱えて生きているのではないか、
私にはそんな気がしてなりません。

「ウチの子が何を考えているのかさっぱりわからない」
こちらのほうがよっぽど正常のような気がします。

勉強を教えて、生徒に点数を取らせるのが私の仕事です。
でも、点数さえ取らせればそれで良しと思ったことは一度もありません。

点数は上がっても、心に大きな闇を抱えている(と思われる)生徒もいます。
点数はそれほど上がらなくとも、心が大きく成長した(と思われる)生徒もいます。

他人の悪口をよく言っていた子が、最近言わなくなった。
何事にもやる気を失っていた子が、前向きの言葉を発するようになった。
他人のせいにばかりしていた子が、自分の失敗を受け入れられるようになった。

一応プロとしてこの仕事をしている以上、
そういった子供たちのちょっとした心の変化に気づける人間でありたい、
そう思って、仕事をしているつもりです。

成績や点数は目に見えるもの。
その良し悪しは誰が見てもわかるものです。

でも、子供たちの心の状態は目には見えないもの。
専門家でも判断することが難しいと言います。

だからこそ、決して急がず急がせず、
ゆっくりじっくり慎重に向き合っていくことが必要なのではないか。
そんな気がしてなりません。

成績が落ちることよりも、
心が壊れてしまうほうが、その何倍も恐ろしいこと。
その恐ろしさに、私たちはもっと敏感でなければならないと思います。

何か事が起きてからでは遅すぎますから・・・。

う~ん、ちょっと思うところがあって書いてはみたものの、
文章力が乏しいため、思っていることの半分も表現できませんでした。
また機会を見て触れてみたいと思いますが、とりあえず今日はこのへんで・・・。
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by sawayoshi45 | 2008-08-22 00:34 | 教育のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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