カテゴリ:教育のこと( 151 )

やる気

f0015391_1151390.jpg

今年の受験はすべて終了。
あとは結果を待つのみです。
結果はどうあれみんな頑張ったことは確か。
まずはその努力を褒めてあげたいですね!
サクラサケ!




「な~んだ、そういうことだったのか!」
「うわっ、めっちゃ面白い!」

今やっている単元が、日常生活とどう結びついているか、
これからやる単元が、過去の単元とどうつながっているか、
時には学年の枠を超えて、話をちょっと膨らませてあげるだけでも、
子供たちの反応はまったく違ってくるものです。

決して「やる気がある」生徒ばかりではありません。
今まで「やる気がない」と言われ続けてきた子でさえ、
教え方によっては、上のような反応を示してくれる時もあります。
(「いつも」とは言えないのが情けないところですが・・・)

そういった子供たちの反応を見ていると、
どれだけ今の成績が悪くても、
どれだけ「やる気がない」ように見えても、
「本当は多くの子供たちが学びを欲している」
というのがよくわかります。

私たちは子供たちに対して、
簡単に「やる気がない」というレッテルを貼りたがります。

中には教える立場にいる人間でさえ、
自分の指導力不足と忍耐力不足を棚に上げ、
「子供のやる気がない」という理由だけで、
安易に自分の責任を放棄してしまう人もいるようです。

でも、子供の「やる気がない」は、本当に子供だけの問題なんでしょうか?

結果至上主義、
点数至上主義、
他人との比較、

そして何よりも
やらされるだけのつまらない授業。

結局のところ、
子供たちから「やる気」を奪っているのは、
他ならぬ私たち大人でしかないのではないか、
そんな気がしてなりません。

一度失ってしまった「やる気」を取り戻すには、
それ相応の時間と労力、そして忍耐力が必要です。

今までさんざん子供から「やる気」を奪っておきながら、
今になって「本人のやる気がないから・・・」では、
あまりにムシが良すぎると思いませんか?

そんな大人たちに対して、
子供たちが反感を抱くのは、当然のことではないでしょうか?

私は今年38歳になります。
子供たちから見れば、ただの「おっさん」です。

20代のカッコいい先生ならまだしも、
40間近の「おっさん」と同じ空間で一緒に勉強する。
普通なら子供に嫌がられても当然です。

そんな私がこれから子供たちに受け入れられていくためには、
自分で言うのはちょっと恥ずかしいですが、
私自身の「人間性」と「授業の面白さ」でしかないと思っています。

今まで「やる気がない」と言われ続け、
勉強への興味を失って(奪われて)しまった子供たちに、
どれだけ「面白い授業」を提供できるか、

それが私にとってのこれからの大きな課題だと思っています。
[PR]
by sawayoshi45 | 2008-03-07 00:59 | 教育のこと | Comments(0)

ラクになんかならない!

f0015391_074951.jpg
札幌では雪まつりが始まりました。
暇人(?)の妻が行ってきたところ、
今年はこんなのを見つけたそうな。
でも、そんなの関係ね~♪





合格するまではものすごく頑張っていたのに、
合格した途端に一気にやる気を失ってしまう。

いわゆる「燃え尽き症候群」と呼ばれる生徒たちですが、
私立中学や進学校には必ず何人か存在するようです。
私も今まで何人かそういった生徒たちに出会ってきました。

彼らの話を聴いていると、ある共通点が浮かび上がってきます。
それは、「今さえ頑張ればラクになる」
そう信じて、受験勉強に励んできたということです。
中には、親や塾の先生にそう言われ続けてきたという生徒もいます。

でも残念ながら、
「今さえ頑張ればラクになる」というのは幻想に過ぎません。

合格気分で浮かれていられるのもほんの数ヶ月。
多くの子供たちは、ラクになるどころか、
むしろ今まで以上に厳しい現実とぶつかることになります。

クラスメイトはみな自分と同等か自分以上の学力の持ち主。
その中である程度の成績を保っていくためには、
今まで以上の努力が必要であることは言うまでもないこと。

考えてみれば、当たり前のことですが、
「今さえ頑張ればラクになる」
と信じてきた子供たちがその現実を受け入れるには、
それなりの時間がかかるようです。

上を目指して頑張ることは、とても価値のあることだと思います。

でもそれは、決してラクになるためのものではありません。
厳しい環境に身を置いて、さらなる困難に立ち向かうためです。
その覚悟がなければ、上を目指すべきではありません。

ひとつのハードルを乗り越えれば、さらに高いハードルが迫ってきます。
そのハードルは学校を卒業した後も、一生付きまといます。

学校も仕事も、上に行けば行くほど、
乗り越えなければならないハードルは高くなります。

受験というたったひとつのハードルを乗り越えたぐらいで、
ラクが出来るなんて思ってはいけません。

「今さえ頑張ればラクになる」

こういった安易な言葉がけは、
子供を一時的にやる気にさせるには手っ取り早い方法かもしれませんが、
後で必ずツケが回ってくることを覚悟しなければいけませんね。
[PR]
by sawayoshi45 | 2008-02-08 00:22 | 教育のこと | Comments(0)

教えること、伝えること

f0015391_23374888.jpg
いよいよ2月。
受験生はラストスパートです。
最後の最後まで、
気を抜かずに頑張りましょ!



ある程度の知識があれば、
「教えること」はさほど難しいことではありません。
自分の持っている知識を、
相手にひけらかせばいいだけの話です。(笑)

でも、「伝えること」となると話は別ですよね。

いくら自分が教えたつもりになっていても、
結局、相手には何も伝わっていなかったということは、
決して珍しいことではありません。

「何度教えたらわかるんだ!」
「何回も同じこと言わせるな!」

子供に対して、こういった言葉を吐きたくなるときって時々ありますよね。
でもこれって、本当に子供だけの問題でしょうか?

子供が悪いと決め付けるよりは、
自分に「伝える力」が足りなかったと思ったほうが、
案外正しい判断かも知れません。

私にも言えることですが、
教える仕事についている人たちは、
慢性の「教えたい病(?)」にかかっていることが多いようです。

「あれも教えたい!これも教えたい!」

本当に子供のことを思ってのことか、
単に自分の知識をひけらかしたいだけなのかはわかりませんが、
「教えたい」という気持ちが人一倍強い人種です。

だからこそ、決して感情的にならず、
自分を客観的に判断する能力が、指導者には必要だと思います。

大事なのは、「教えること」よりも「伝えること」。

いくら自分が教えたつもりになっていても、
伝わっていないことはたくさんあります。

逆に、教えたつもりもないのに、
伝わっていることもたくさんあります。

例えば、「思いやりを持つことが大切!」と教えている大人が、
陰で他人の悪口ばかり言っていたら・・・

例えば、「自分は生徒のために命をかけている」と断言している教師が、
ヘビースモーカーだったとしたら・・・

例えば、「勉強しなさい!」といつも言っている親が、
本の一冊も読まず、毎日テレビばかりを見ていたら・・・

私たちが思っている以上に、
子供たちは私たち大人の行動を観察しているものです。

「子供は親の言うことは聞かないが、親のやることはマネする」
という言葉もありますからね。

子供のやることを一方的に責めるだけでなく、
子供のフリ見て我がフリ直す。
そんな心の余裕が、私たちには必要かも知れませんね。
[PR]
by sawayoshi45 | 2008-02-02 23:45 | 教育のこと | Comments(0)

ペースメーカー

f0015391_0511014.jpg
インフルエンザが流行っているとか・・・
インフルエンザではありませんが、
妻も風邪気味の様子です。
みなさんも、お気をつけくださいませ!



長距離を完走するためのコツは、
「自分のペースを守ること」と、
「良きペースメーカーがいること」だと思います。

マラソン大会でスタートと同時に集団から飛び出したランナーが、
独走状態のまま、ゴールすることはまずありません。

目立っていたのは最初だけ、
いつの間にか姿を消していることがほとんどですよね。

短距離であれば、一時的な爆発力が功を奏しますが、
長距離となると、そういうわけにはいきません。
無理をすれば、いずれ息切れしてしまうのは火を見るよりも明らかです。

と言っても、「自分のペースを守ること」は、
一見簡単に見えて、実はとても大変なことなんですよね。

途中「休みたい」という誘惑に何度も駆られます。
一緒に走る仲間がいれば、お互い励まし合うことも出来ますが、
ひとり孤独な状態で走るのは、苦痛以外の何者でもありません。
よっぽど強い精神力がなければ、最後まで走りきることは出来ません。

ですから、
「良きペースメーカーがいること」も必要だと私は考えます。

私も含めて、人間は弱い存在。
仲間なりライバルなり、一緒に走ってくれる人がいなければ、
目標を達成するのは、なかなか難しいものですよね。

で、何が言いたいかというと、
人生も勉強も、これと同じではないかということです。

驕れる者も久しからず。

短い期間の中で、一時的に目立つことがあったとしても、
そのままの状態で完走できる人はそんなにいないはずです。

人より前を走ることよりも、
1日1日のリズムを大切に過ごすしていくことが大切だと思います。

塾や家庭教師という存在も、
ひとつの「ペースメーカー」だと私は思っています。

勉強はひとりでやるに越したことはありませんが、
多くの子供たちにとって、ひとりでやるのはとても苦しいものです。
途中で投げ出したくなることも、少なくないでしょう。

そんなときに励ましたり引っ張ってくれたりする、
「ペースメーカー」が必要です。

進歩が見られたときには、一緒に喜び、
勉強を投げ出したくなったときには、励まし、
道を外しそうになったら、ビシッと叱れる。

子供たちにとって、
自分もそんな「良きペースメーカー」になれればいいなって思います。

最後に、生意気にも親御さんにひと言。

子供たちの人生、
マラソンで言えば、まだ10キロ地点にも到達していないはずです。

現時点で、先頭集団から多少遅れをとったからといって、
悲観したり焦ったりする必要はまったくないと思います。

逆に言えば、今先頭集団にいるからといって、
そのまま走り続けられるとも限りません。

子供の体力を無視して、無理に先頭集団に追いつかせるよりも、
たとえ遅くても、子供が自分の足で完走するためのサポートのほうが、
何倍も大切ではないかと思いますが、いかがでしょうか?

子供たちにとって、
「勉強のペースメーカー」なら他人の私でもなることが出来ますが、
「人生のペースメーカー」は、やはり親御さんが最適ですからね。
[PR]
by sawayoshi45 | 2007-11-09 01:02 | 教育のこと | Comments(0)

本当に簡単ですか?

f0015391_015226.jpg
北海道生まれなのに、
なぜかロッテファンの妻と、
青森生まれなのに、
なぜか中日ファンの私。
明日の我が家は盛り上がるかも・・・


人間は一度習得したことは、つい「簡単だ」と思いがちです。

速さの問題も、割合の問題も、英単語も漢字も、
子供の頃は、覚えるのに相当苦労したはずなのに、
一旦覚えてしまうと、当たり前のことにしか思えなくなります。

「どうしてこんな簡単なことも分からないの?」
「そんなの常識でしょ!」

私たち大人が子供たちに対して、
つい言ってしまいがちな言葉ですが、
果たして自分が子供だった頃も、
本当に「簡単で」「常識的な」ことだったでしょうか?

私たちにとって当たり前に過ぎないことも、
子供たちにとっては、初めて習うことばかりです。

初めて習うことは誰にとっても難しいものであるということ、
私たち、特に教える立場にいる人間は、
絶対に忘れてはいけないことだと思います。

今、勉強を教える立場にいる人は、
少なくとも勉強に関しては、
ある程度の適性があったということだと思います。

まずはその適性を天から与えられたことに感謝すべきだと思います。
そして、自分を導いてくれた人たちに感謝すべきだと思います。

いくら才能を持って生まれたとしても、
親や学校の先生、周りの人たちのサポートがなかったら、
自分も出来るようになったかどうかは分かりません。

それなのに私たちは、大人になった途端にそのことを忘れて、
自分ひとりの力で大きくなったと思ってしまいがちです。

自分が出来ることは、「自分が努力したから」、
相手が出来ないことは、「相手の努力が足りないから」と。

でも、本当にそうなんでしょうか?

自分が簡単に出来たからといって、
相手も同じように出来るわけではありません。

自分が3の努力で出来るようになったことも、
人によっては10の努力を要することかも知れません。

その10の努力が出来ないからといって、
相手を安易に責めるのは、どうかと思います。

多くの子供たちにとって、
勉強は決して「簡単な」ものではありません。
それは自分が子供だった頃を思い出せば、明らかです。

「こんな簡単なこと、どうして出来ないの?」と安易に責める前に、
「簡単でない」勉強に必死で向き合う子供たちを認めてあげること。

そして、私たち大人から見れば、ほんのわずかなことであっても、
子供たちにとっては、大きな進歩であることを認めてあげることが、
私たち大人の役割ではないかと思いますが、いかがなもんでしょう?
[PR]
by sawayoshi45 | 2007-10-18 00:23 | 教育のこと | Comments(4)

見極め

f0015391_012944.jpg
北海道は急に寒くなりました。
紅葉の季節です。
本州はいまだ30度のところも?
日本って広いですね~



一見ボーっとしているように見えて、
実は頭の中では、しっかり考えて問題に取り組んでいる生徒がいます。

逆に、一見一生懸命やっているように見えて、
実はあまり考えず、ただ機械的に問題に取り組んでいる生徒もいます。

前者の子を「怠けている」と責めたり、
後者の子を「頑張っている」と単純に褒めたりというのは、
その子にとって、決してよい結果にはなりません。

指導者という立場として、
その「見極め」はとても大切なことだと思っています。

ただ厄介なのは、小学校、あるいは中学校の前半までは、
後者の生徒の方が、いい成績を収めることが多いことです。
それで親御さんも本人も勘違いしてしまうことがあります。
でも、こういった生徒は学年が上がるにつれて、成績は下降します。

「小学校まではよく出来たのに・・・」
親御さんからこういった言葉が出てくるときは、
たいてい後者の生徒であることが多いような気がします。

逆に小学校、中学校ではそれほど目立たなくても、
高校以降で成績を大きく伸ばしてくる生徒もいます。
これは前者のタイプに多いです。

本人や親御さんは、「突然上がった」と思いがちですが、
実はそうではありません。

上がるための土壌がしっかり出来上がったからこそ、
それが結果として表れてきたに過ぎません。

芽が出るまで、他の生徒さんより多少時間がかかっていますが、
その分、土中にしっかりと根が張られているので、
その後は安定した成績を保つことが出来ます。
まさに「大器晩成型」といったところでしょうか。

私は今までテストの点数だけを見て、
子供を叱ったり褒めたりしたことは一度もありません。(多分・・・)

たとえ30点でも、その子が頑張った結果であれば叱ることはありませんし、
たとえ90点でも、実力が伴ったものでなければ褒めることもありません。

もちろん点数が気にならないわけではありませんが、
大事なのは点数よりもその中身。

その子がどういった過程を経てその点数を取るに至ったのか、
そちらのほうが大切なことだと思っていますし、
子供たちにもそう伝えているつもりです。

私たち大人が最もやりがちで、最もやってはいけないことは、
結果を急ぐあまり、
前者のような生徒の可能性を潰してしまうことです。

せっかくいいものを持っていても、
心無い大人のひと言で、
その可能性を潰されている子供も多いのではないでしょうか?

教育において、最も大切で最も難しいのは「待つこと」。

故河合隼雄さんの言葉ですが、
私自身、この言葉の意味を深く考える必要性を感じています。

ただ、中にはボーっとしているように見えて、
本当にボーっとしているだけの生徒もいるので、
そのへんの「見極め」がヒジョーに難しいところなんですけどね。(笑)
[PR]
by sawayoshi45 | 2007-09-28 00:22 | 教育のこと | Comments(4)

積み重ね

f0015391_21110.jpg
秋ですねえ。
すっかり日が短くなりました。
受験まであと6ヵ月。
そろそろエンジンかけないと・・・(遅い?)



勉強が得意な生徒も、勉強が苦手な生徒も、
昨日今日で突然そうなったわけではありません。

勉強が得意な生徒は、
勉強が得意になるための「積み重ね」をしてきていますし、
勉強が苦手な生徒は、
勉強が苦手になるための「積み重ね」をしてきているはずです。

「何が何でも今日はここまでやろう!」
「ここをしっかり覚えてから寝よう!」
これが、勉強が得意になるための第一歩。

そして、
「今日一日くらいいいや!」
「明日から頑張れば・・・」
これが、勉強が苦手になるための第一歩です。

1週間、1ヶ月、1年・・・、
その「積み重ね」によって、
ものすごい差となって表れてくるのは明らかですね。

「ウチの子は集中力がない」
「ウチの子はやる気がない」
子供にイライラする気持ちは、私もよくわかります。

でも、その子だって、
そうなりたくてなったわけではないし、
昨日今日で突然そうなったわけでもありません。

そこには必ず、
集中力がなくなるための「積み重ね」
やる気がなくなるための「積み重ね」があったはずです。

そこを改善せずして、
明日から突然集中力がつく方法、やる気になる方法なんて、
あるはずがありません。

子供に集中力をつけさせる、
子供をやる気にさせるには、
何よりも子供がリラックスできる環境が必要です。

自分のイライラは必ず子供に伝わります。
自分がイライラしていては、
そういった環境を作ることは決して出来ません。

成績を上げたければ、
成績を上げるための「積み重ね」が必要ですし、

子供に勉強して欲しいと思うのなら、
子供が集中できるための「積み重ね」が必要です。

そのどちらにも「特効薬」はありません。

自分の身の回りに起こる出来事は、
良くも悪くも、そのほとんどは「自業自得」です。

全ては「自分で蒔いた種」であることを自覚して、
良くなるための「積み重ね」を、
「明日から」ではなく「今日から」始めることが大切ですね。
[PR]
by sawayoshi45 | 2007-09-11 02:28 | 教育のこと | Comments(2)

成長速度

f0015391_1321229.jpg
昨日ひそかに、
誕生日を迎えてしまったサワダです。
立派なまともなオヤジになれるよう、
頑張りま~す♪



私が子供だった頃から、
いわゆる「どうしようもない子」はたくさんいました。

遅刻の常習犯。
約束は守れない。
当然、授業なんて最初から聞く気なし。

「コイツは将来、どうなってしまうんだろう?」
大人の目から見て、とても心配になるような子供たちです。

でも、そんな子供たちも、今となってみれば、
普通のお父さん、お母さんをやっているケースがほとんどです。

中には、自分の過去はしっかり棚に上げて、
バリバリの「教育パパ」「教育ママ」になっている人までいるようです。

彼(彼女)の過去を知っている人からすれば、
おかしくて仕方ありませんが、
子供にしてみれば、いい迷惑ですよね。(笑)

私の教え子たちも一緒です。

宿題はやらない。
言うことは聞かない。
全くやる気なし(のように見える)。

10年前は、あれほどこちらの手を煩わせてくれた子供たちが、
今となっては、立派に社会人として働いています。
私なんかより、よっぽど世の中の役にも立っています。

そう考えると、大人が子供に下す評価なんて、
いかに当てにならないものかというのがよくわかりますよね。

学校時代の「出来る子」と「出来ない子」。

その違いは何かと考えると、
成長速度の違いでしかないような気がします。

人間の成長速度には個人差があります。

同じ日に生まれたからといって、
同じ速さで成長するとは限りませんし、
同じように育てたからといって、
同じような人間に育つわけではありません。

「そんなのは当たり前だろう!」と叱られそうですが、
私たち大人は、ついそのことを忘れてしまうことがあります。

「こんなにしてあげたのに・・・」

こんな気持ちが出てきたときは要注意。

そんなときは、
「この子が悪いわけではなく、成長速度がちょっと遅いだけ」
そう思うことで、少しは気持ちがラクになれるかも知れませんね。

と言いつつ、私もまだまだ未熟者。

ときどき生徒にイライラしてしまうことがあります。
妻の前で、生徒の愚痴をこぼしてしまうこともあります。

でもそんな時、よく妻にこう言われます。

「あんただって、そうだったんじゃないの?」

これを言われると、何も言えなくなる私です・・・(苦笑)
[PR]
by sawayoshi45 | 2007-09-01 01:18 | 教育のこと | Comments(4)

点数

f0015391_0523945.jpg
日本ハム、強いですねえ。
おかげでロッテファンの妻の機嫌が・・・
少しは手加減して欲しいものです。(笑)




テストをすれば、点数が気になります。
教え子たちの点数が何点だったか、
もちろん私も気にならないわけがありません。

でも、教える側が点数にあまりこだわりすぎると、
こんな心ない行動につながります。

平均点を上げるために、下の生徒の答案を除外する。

とても教育者のすることとは思えません。
いったい何のためのテストなのか、まったく理解できません。

テストは子供たちが自分の力を知るためにあるものです。

点数が良ければ、「次も頑張ろう!」となればいいし、
点数が悪ければ、「次は頑張るぞ!」と思ってくれればいいだけのもの。
決して学校や塾や親が、自慢するためにあるものではありません。

塾生の平均点を自慢している塾の広告もたまに見かけますが、
学校によって範囲もレベルも違うテストの平均点、
また随時生徒たちが入れ替わっている塾の平均点を出すことに、
いったい何の意味があるのか、これも私には理解できません。

それを見て、平均点より下にいる子たちがどんな思いを抱くか、
簡単に想像できると思うんですが・・・。

「あの人は儲けているから偉い、それに比べてあなたは収入が少ないからダメ」
そんなことを言われたら、きっと多くの方は嫌悪感を抱きますよね。
「お金だけで人を判断するなんて、とんでもないヤツだ」って。

でも、これと同じこと、
私たちは子供たちにしていないでしょうか。

点数で順位をつけては、
「この子は優秀、あの子は落ちこぼれ」って。

確かに世の中は、結果がすべてかも知れません。
でも、その結果にもいろんな結果があります。

良い点数は取れなくても、とっても優しい子がいます。
良い点数は取れなくても、周りを明るくしてくれるムードメーカーもいます。
良い点数は取れなくても、スポーツや音楽で才能を発揮する子もいます。

点数は確かにひとつの目安にはなりますが、
それにこだわることで人間としての心を見失わないよう、
自分自身、気をつけたいなって思います。


※ ブログランキングに参加中です。
  応援してくださる方、クリックして頂けたらとても嬉しいです!
  (1日1クリック有効)
    ↓
  にほんブログ村 教育ブログへ
[PR]
by sawayoshi45 | 2007-07-09 00:58 | 教育のこと | Comments(2)

付け足し、付け足し

f0015391_040461.jpg
大人げない大人、
大人げない先生、
こういった先生が絶えないのは、
一体なぜなんでしょう?



小学生の頃から作文が苦手でした。
何が苦手かというと、とにかく書くのが遅いんです。

もともと不器用なのか、一気に書き上げることが苦手です。
一行か二行書くごとに、次に何を書くか悩みます。

結局、時間内に書き終えることが出来ず、
放課後、残って書かされたというイヤな思い出があります。(笑)

その不器用さは大人になった今でも直っておらず、
この日記を書くのも、結構時間を使います。

この程度の文章であれば、
器用な方なら5分で書いちゃうんでしょうけど、
私にとっては、5分や10分で文章を書くのは至難の業です。

いつも「付け足し、付け足し」を繰り返しながら、
やっとの思いで書き上げることが多いです。
(あっ、「それでその程度の文章か」というツッコミはなしですよ・・・笑)

でも考えてみれば、作文に限らず、
私の人生そのものが「付け足し、付け足し」の繰り返しだったなって思います。

勉強にしろ仕事にしろ、
「突然ブレイク」といった経験はありません。

そりゃそうですよね。
人と違った「特別なこと」は何ひとつしたことがないんですから・・・。

私は「当たり前のこと」しかやったことがありません。
記憶力も決していいほうではありません。

それでも今の自分に、「付け足し、付け足し」を繰り返しながら、
何とか人並みに歩んできた。
まあ、そんなところでしょうか。

1日1個付け足すだけでも、1年後には365個の「付け足し」が増えます。
1日2個付け足せば、1年後は730個の「付け足し」です。

一気に付け足す必要はありません。
一個一個着実に付け足していけば、いいだけのことです。

昨日の自分より、どれだけ「付け足し」が増えたか、
それを意識するだけでも、生活は変わると思います。

そして、もっと大切なことは、
私たち大人が、子供たちの「付け足し」に気づいてあげることだと思います。

子供への要求が大きい時、あるいは他の子供と比べてしまった時、
私たちは、その子自身の「付け足し」に気づかないときがあります。

これは、子供のやる気を奪う行為。
気をつけないといけませんね。


※ ブログランキングに参加中です。
  応援してくださる方、クリックして頂けたらとても嬉しいです!
  (1日1クリック有効)
    ↓
  にほんブログ村 教育ブログへ
[PR]
by sawayoshi45 | 2007-07-04 00:45 | 教育のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


by sawayoshi45

プロフィールを見る

札幌の家庭教師 学びの森

以前の記事

2017年 09月
2017年 08月
2015年 04月
more...

カテゴリ

家庭教師 学びの森
自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと

最新のコメント

おおっ、それはおめでとう..
by sawayoshi45 at 11:16
またまたお久しぶり。 ..
by gaku at 22:42
アドバイス、ありがとう。..
by gaku at 14:15
知らん! というか、あの..
by sawayoshi45 at 14:33
お久しぶり。うちの息子が..
by gaku at 17:34
MAPさん ありが..
by sawayoshi45 at 10:48
お誕生日おめでとうござい..
by MAP at 07:39
とても魅力的な記事でした..
by 株のやり方 at 17:27
>missKaytieさ..
by sawayoshi45 at 01:16
お誕生日おめでとうござい..
by missKaytie at 17:25

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

北海道
受験・勉強