<   2006年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

大学に行く意味

f0015391_1394964.jpg
あっ!日付が変わってる!
ってことは、今日は私の誕生日!
みなさん、私のカバンの中は、
まだまだ余裕がございます!!



自分が田舎で育ったせいかもしれませんが、
私が受験生だった頃は、
大学とは、ある程度勉強が得意な人、
あるいは何か明確な目的がある人が行く場所という認識がありました。

近所の家庭を見ても、「せめて高校ぐらいは・・・」という親は多かったように思いますが、
大学に行くとなると、ちょっと特別という意識がありました。

でも今は、極端な話、選びさえしなければ誰でも大学に入れる時代です。
私の教え子たちの中にも、特にこれといった目的もないのに、
大学まで行くことを当たり前に思っている生徒が多いようです。

確かに中卒よりは高卒、高卒よりは大卒のほうが、
社会で生きていく上で有利であることは事実だと思います。

でも、その一方で、「勉強は大キライ!」と公言して憚らない生徒までが、
大学に行くことを当たり前のことと思っている現状には、
どこか違和感を感じてしまうのは私だけでしょうか?

先日、元教え子に偶然出会いました。
高校受験の際、少しだけお手伝いさせて頂いた女の子です。
彼女は現在高校三年生。
ある進学校の理系クラスに通っています。

当然、大学を受験するものだと思い、
「大学はどこ受けるの?」と尋ねてみたところ、意外な返事が返ってきました。

大学はあえて受験せず、看護学校への道を選択したそうです。
そう言えば、私と勉強していた頃から、
「看護婦さんになりたい」といったようなことを言っていたのを思い出しました。

周りの同級生は、ほとんどが大学受験組。
彼女は、友人からも先生からも「変わり者」扱いされているそうです。

でも彼女は、
「もともと大学に行く気はなかったし、行ってもお金がかかるだけだし・・・」
と笑って答えてくれました。

「みんなが行くから」
「親が行けってうるさいから・・・」
「とりあえず大学ぐらいは出てないと不安だから・・・」

こういった軽い理由で何となく大学受験を考えている生徒が目立つ中、
周りの雰囲気に流されることなく、自分の夢を真っ直ぐに見つめている彼女の姿に、
何だかこちらまで元気をもらったような気がします。

人生には正解も不正解もありません。
大学に行くのもひとつの選択。
大学に行かないのもひとつの選択。
その人の自由です。

大切なのは、大学に行くか行かないかではなく、
自分が何をして、どのような生き方をしていくのかをしっかりと意識すること。
そういったことも今の教え子たちにも伝えていかなければ!
彼女と話した後、ふとそんなことを考えてみました。

それにしても、さすがは我が教え子!
「ヘソ曲がり隊」の素質十分かも・・・
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-31 01:46 | 人生のこと | Comments(7)

営業力と指導力

f0015391_0321642.jpg
掃除機が壊れた。
給湯器も調子が悪い。
おまけに冷蔵庫の様子も変だ。
こういうのって、どうして一緒に壊れるの?



最初からその商品を欲しがっている人に売るのは誰にでもできること。
それは「営業力」とは言いません。

買うかどうか迷っている人、
または、それまでほとんど興味を持っていなかった人の心をグッと引き寄せて、
お客様が納得したカタチで商品を買ってもらう。

そして、買った後のフォローも忘れず、
お客様に満足してもらうための努力を決して怠らない。
これが本当の「営業力」であり、営業マンの仕事である。

もう10年以上の前のことですが、ちょっとだけ営業の仕事に携わったことがあり、
このようなことを教えられた記憶があります。

そちらの仕事は長くは続けることは出来ませんでしたが、
その時に学んだことは、今の私の考え方にも大きく影響していることは確かだと思います。
人生には無駄がないというのは、どうやら本当のようですね。

「指導力」についても、同じことが言えるのではないかと思います。

最初からやる気満々の生徒たちだけを集めて授業をする。
ついてこられない生徒はどんどん排除していき、結果的に成績優秀な生徒だけが生き残る。
確かに合格実績は上がって行くかもしれませんが、
これでは本当の「指導力」とは言えないと思います。

ちょっとやる気を失いかけている生徒、
勉強への意欲が薄れかけている生徒たちの心をグッと引き寄せて、
生徒に「もう一度がんばってみよう!」と思わせる。

そして、自分の手元を離れた後も、その生徒の生き方に、
いい意味で何らかの影響を与えていけるような指導。
これが本当の「指導力」ではないかと私は思っています。

とまあ、ここまでエラそうに書いてきた私ですが、
自分自身がそこまでの「指導力」があるかと問われると、
情けない話ですが、まったく自信はございません。

自分なりにそういった指導を目指しているつもりではありますが、
現実は100パーセントの生徒に、そういった指導ができるわけではありません。

すべての生徒にとって完璧な指導というのは、ハッキリ言って不可能なのかもしれません。
でも、ひとりひとりの生徒にとって、「より良い商品」を提供し、
満足してもらうための努力だけは怠らないようにしなければと思います。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-30 00:41 | 教育のこと | Comments(4)

教える立場、教わる立場

f0015391_1291194.jpg
ハンカチなら私もいつも持ち歩いていますが、
妻曰く、私の場合は、
「ハンカチ王子」ならぬ「ハンカチオヤジ」だそうな。
一字違いで大違いってやつですか・・・。



「どんなに悪ぶった人間でも、美味しい料理を食べるときだけは表情が少し緩むもの」
以前あるドラマで聞いた台詞で、妙に納得したのを憶えています。

私も一人暮らしが長かったのでよくわかりますが、
食生活が乱れてくると、精神的にも不安定になり、それが勉強や仕事にも影響してきます。
それだけ「美味しい料理を食べる」という行為は、人間の精神衛生上、
とても大切だということなんでしょうね。

もちろん、ここでの「美味しい料理」というのは、「高級料理」ということではなく、
「心を込めて作った料理」という意味です。念のため。

そして今日、あるテレビ番組で、「料理の鉄人」こと神田川俊郎さんが、
「料理は食べる人の立場になって作る。
食べる人は作ってくれた人の立場になって食べなあかん」とおっしゃっておりました。
これまた、確かにその通りだなと思いました。

どんなに高級な食材を使った料理であっても、
母親の愛情が詰まった「おふくろの味」にはかなわないというのも、
そのためなのかもしれませんね。

教育もまた同じだなと思います。

長い間、「教える立場」で仕事をしていると、
自分でも気付かぬうちに、上からものを言うクセがついてくるもの。
私にもそういった傾向があることは否定できません。

お恥ずかしい話ですが、
「オレのやり方に文句があるならどうぞ辞めてもらって結構」と、
とても傲慢になっていた時期が私にもありました。

塾に勤めていた頃の話ですが、
それなりの結果を出していたことで調子に乗っていたのだと思います。
今思えば、それはただの「ひとりよがり」に過ぎなかったわけですけどね。

その頃の自分を振り返ってみると、「教える立場」だけで物事を考えて、
「教わる立場」のことは、ほとんど考えていなかったような気がします。

言うことを聞いてくれない生徒。
思い通りに勉強してくれない生徒。
なかなかやる気になってくれない生徒。

そういった生徒に対して、
「やる気にならないお前が悪い!」「勉強しないお前が悪い!」と、
自分の指導力のなさを棚に上げて、説教ばかりしていた時期がありました。

まあ、その頃に比べれば、今は少しだけマシになったような気もしますが、
今でも妻と話をしていて、
たまに「それは勉強がある程度できた人の言い分!」と言われてハッとすることがあります。
まだまだ修行が足りないのかもしれません。

「教える立場」にとっては、何人もの教え子の中の一人に過ぎない生徒も、
その親御さんにとっては、自分の命より大切なかけがえのない存在。

「相手の立場になる」というのは、なかなか難しいことではありますが、
それだけ大切なお子さんをお預かりしているということだけは絶対に忘れないよう、
心がけなければいけないなと思います。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-29 01:23 | 教育のこと | Comments(4)

42.195キロ

f0015391_2214643.jpg
ドラゴンズM26!
ロッテは今年はきつそうだから、
日ハムを応援することにしよう!
日本シリーズが札幌ドームで観られるかも・・・



今日は北海道マラソンでした。
マラソンといえば42.195キロ。
私も含めて、走ったことのない人からすれば、気の遠くなるような数字。
とても走る気にはならないものですよね。

私も、一応陸上をやっていた時期がありますが、
その当時でも5キロか10キロも走ればアップアップ状態。
「ランナーズハイ」というものを感じる前に、いつもダウン。
40キロなんて、考えたこともございません。

そんな根性なしの私からすれば、
40キロも走れる人は宇宙人のように感じてしまうのですが、
世の中にはこの距離をわずか2時間か3時間で走りきってしまう人がいるんですよね。
しかも、「走ることが楽しくてしかたがない!」と言う人までいらっしゃる。
ホント、世の中広いものでございます。

でも、当たり前のことですが、
こういった人たちも最初から40キロも走れたわけではないんですよね、きっと。

最初は5キロとか10キロくらいから始まって、少しずつ少しずつ距離を伸ばしていく。
そのうち40キロという距離が普通に思えるようになってくる。
私たちにとっての40キロと、こういった人にとっての40キロでは、
おそらく景色がまったく違うものなのではないか、そんな気がします。

勉強でもまったく同じことが言えそうですね。
現時点で5キロしか走れない子に、いきなり40キロを要求しても、
そこには必ず無理が生じます。

「どうして走れないの? 走れないのは努力が足りないからよ!」と言われたところで、
子供にしてみれば無理なものは無理です。
私たちが「40キロ走るなんて無理!」と思ってしまうのと同じではないでしょうか。

5キロ走れるなら、次は7キロに挑戦。
7キロ走れるようになったら今度は10キロに挑戦。
といったように、段階を踏んで徐々に距離を伸ばしていく。

そして、気付いてみたら40キロ走れるようになっていた。
私はそんな指導が理想ではないかと思っています。

マラソンも勉強も仕事も、
とにかくコツコツとやり続けることが何よりも大切なことなのかもしれませんね。

ところで、マラソン選手のように長距離を得意とする選手の筋肉は赤っぽく、
短距離を得意とする選手の筋肉は白っぽいってご存知でしたか? 

これは、マグロや鮭のように長距離を泳ぐ魚は赤身、
動きがすばやく瞬発力のある魚は白身であるのとまったく同じそうな。
マラソンネタということで、ちょっとした豆知識でございました。

ちなみに私は脂身が多いから真っ白かな・・・?
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-28 02:26 | 世間のこと | Comments(2)

見られている

f0015391_0215728.jpg

妻が「大新潟まつり」に行ってきたそうな。
こしひかりのおにぎり、卵焼き、笹団子・・・
今日はちょっとした贅沢を味わったサワダでございます。
明日は「へぎそば」を食べに行く予定。
う~ん、我が家にとっては最高級の贅沢かも・・・




僕は野球少年団に入っています。
小学校・中学校・高校の野球だったら試合中にガムをかんだり、
つばをはいたりしないのに、どうしてプロの選手はそんなことをするのですか。

もし、少年野球でそういうことをしたら、監督やコーチにどなられます。
プロの選手たちはなぜおこられないのですか。
毎日テレビで甲子園の高校野球を見ていましたが、
ガムをかんだりする選手は一人もいません。

プロ野球は仕事なのです。
仕事中にガムをかむのはよくないことだと思うし、
つばをはくのは見ていていい気持ちがしません。

また、ベンチにすわるとき、
少年野球ではせもたれによしかからないでちゃんとすわれ、
と言われるのにプロ野球はどうしてベンチに足をかけたりして、
だらしなくすわるのですか。

プロ選手は子どもたちのもはんになってほしいと思います。

今朝の北海道新聞の「読者の声」に掲載されていた、10歳の少年の投稿です。

「子供たちに夢を売る仕事」であるはずのプロ野球選手も、
当の子供にこんなツッコミを入れられては、「立つ瀬なし」といったところでしょうか。
私たちが思う以上に、子供たちは大人の行動を見ているということがよくわかりますよね。

まあ、プロ野球選手がよくガムをかむのも、試合中つばが出やすくなるのも、
一応、科学的根拠はあるそうなのですが、
見ていて、あまりいい気持ちがしないのは確かかも知れませんね。

「子供はダメなのに、どうして大人はいいのかな?」

プロ野球選手に限らず、こういった子供の疑問にきちんと答えられる大人、
どれだけいるでしょうか? 

正直、私も自信がありません。
だからこそ、子供たちからこんなツッコミを入れられないよう、
普段の行動を注意しなければいけないのではないかと思います。

「これくらいならたいしたことないだろう・・・」

こんな思いが心のどこかで働き、つい誘惑に負けてしまいそうになることがあります。
でも、私たちの行動はすべて、子供たちにしっかり「見られている」ということ、
この少年に改めて気付かされた思いがします。

特に教育という世界に身を置いている以上、
少しでも、子供たちの「模範」になれるよう努力しなければいけない。
10歳の少年に「カツ」を入れられたような気がします。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-26 00:39 | 教育のこと | Comments(2)

忙しかったから?

f0015391_1132026.jpg

公立中は今日で夏休み終了。
2学期の始まりでございます。
さてさて、夏期講習の成果はいかに・・・?




「なんで宿題やってないの?」
「いや、忙しかったから・・・・」

なるほど、「今の子供たちは忙しい」というのは、どうやら本当のようでございます。
でも、その割にはテレビドラマやゲームの話題は豊富。
彼らにとっては、テレビを見る時間やゲームをする時間も
「忙しい」にカウントされているのかな、そんな気もします。

このような言い訳をしてくる生徒には、私は容赦しません。
具体的に何が忙しかったのか、昨日は何時に起きてどのような生活をして何時に寝たのか、
とことん問い詰めるイヤなオヤジとなります。

たいていの生徒は「忙しい」という言葉を、ただの言い訳に使っていることがほとんどです。
(まあ、これは子供ばかりでなく、私たち大人にも言えることなんですが・・・)

ただ、過去の教え子の中には、
私から見ても本当に忙しい生活をしていると思われる生徒が何人かいました。
5時半に起きて朝練、帰宅するのは夜の8時か9時。
土日は、練習試合や大会でスケジュールが埋まっています。

でも、おもしろいことに、そういった生徒から、
「忙しかったから・・・」といった言葉を聞いた記憶はほとんどありません。

むしろ、「こんなに出しても大丈夫かなあ」「やる時間あるかなあ」
と宿題を出すのを躊躇している私に対して、
「大丈夫! やっておきます!」と力強く言ってくれることもしばしば。
まさに「文武両道」というやつですね。

勉強はともかく、部活に関しては、いつも手を抜いたりサボったりしていた私としては、
本当に頭が下がる思いがします。

このような生徒にとって、「忙しい生活」はもはや当たり前のこと。
つまり、習慣化されているため、本人の中では「忙しい」という意識すらなく、
やるべきことをただ坦々とこなしているに過ぎない。

だから「忙しい自分」をアピールすることもなければ、
「忙しい」を言い訳に使う発想さえ生まれない。
おそらく、そういった心境ではないかと思います。

あっ、そう言えば、今や「ハンカチ王子」で大ブレイク中の早実の斎藤君。
彼も「文武両道」の人だそうですね。

これは私の想像に過ぎませんが、きっと彼の意識の中では、
野球で厳しい練習をすることも「当たり前」のこと。
そして勉強することも「当たり前」のことに過ぎず、
そういった生活を「忙しい」と感じることすらないのではないか、そんな気がします。

まあ、そう考えてくると、「忙しかったから・・・」という言葉は、
自分が何もしないことの言い訳に過ぎないということが、よくわかるのではないでしょうか。

というわけで、
「忙しい」を言い訳にして、しばらくブログの更新をサボっていたサワダの戯言でした。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-25 01:25 | 勉強のこと | Comments(4)

あれもこれも・・・

f0015391_2352937.jpg
10年以上お世話になった床屋さんが9月で閉店。
「年には勝てないね~」と、
おじさんと奥さんは寂しそうに笑っていました。
う~ん、とっても残念です。



数学の勉強をしていると、英語が気になってしかたがない。
英語の勉強をしていると、国語が気になってしかたがない。
国語の勉強をしていると、今度は社会が気になって集中できず、時間だけが過ぎていく。

テスト前や受験前の子供たちの様子を見ていると、こういった光景をよく目にします。
まあ、気持ちはわからないではないんですが・・・

問題集をやっていても、
最初の計算問題などスラスラ解ける部分をやっているうちはいいのですが、
ちょっと難しそうな問題にぶつかると、とたんにやる気がなくなってくる。

そのうち友達が使っている問題集のほうが良さそうに見えてきて、
自分の使っている問題集が急にダメなものに思えてくる。
「隣の芝生は青く見える」というやつですね。

そして友達が使っている問題集と同じものを買ってきたものの、結局は同じ事の繰り返し。
やっているのは、最初の数ページだけで、問題集だけが山積みにされていく。

このように「あれもこれも・・・」と何でも手を出しては、
結局すべて中途半端な状態になっている。
勉強時間の割には、なかなか成績が上がらないという生徒の中には、
こういった生徒が多いのではないでしょうか。

「あれもやらなきゃ」
「これもやらなきゃ」

子供たちの気持ちもわからないわけではありませんが、
たくさんの問題集に少しずつ手をつけている生徒で、
いい成績をおさめている生徒に、私は今まで出会ったことはありません。

どんな問題集でもあっても、一冊を最後まで丁寧にやれる生徒。
やったことをきちんと復習している生徒。
一冊の問題集を何度も繰り返して活用する生徒。

結果的には、こういった生徒のほうが伸びていくのは言うまでもないことだと思います。

でも考えてみれば、これは子供の勉強だけの問題でもなさそうですね。
大人の世界でも、「あれもこれも・・・」と何でも手を出そうとする人よりも、
ひとつの仕事を最後まで丁寧にこなせる人のほうが、周囲からの信頼も得て、
結果的に伸びていくと言えるのではないかと思います。

人間ですから、つい目移りしてしまうといったこともよくあることですが、
そこを何とかガマン出来る忍耐強さを持つことも大切なことかも知れませんね。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-24 00:07 | 勉強のこと | Comments(4)

感動

f0015391_0464748.jpg
日中は相変わらず暑いですが、
朝夕は、秋の気配がチラホラと・・・。
夏休みもあとわずか。
みんな、宿題終わってるのかな・・・?



「感動」という言葉をあまり軽々しくクチに出すのは、個人的にあまり好きではないのですが、
今日の決勝戦については、さすがに「感動」のひと言でございます。

「事実は小説より奇なり」と申しますが、
まさかこれほどまでドラマティックな試合になるとは、思ってもみませんでした。
しかも最後が今大会の注目選手、田中投手と斎藤投手の戦いだったあたり、
なんともドラマを感じますよね。

昨日は仕事で観られなかった私ですが、再試合になってくれたおかげで、
今日はタイムリーで観ることができました。
本当にいい試合でしたね。

両チーム24イニングを戦って、点差はわずか1点。
どちらが優勝してもおかしくない、というか、どちらにも優勝して欲しい。
そう思わせるような試合だったと思います。

最初は駒大苫小牧の3連覇を期待しながら観ていた私ですが、
途中からは、何かそういった勝負を超越したものを感じさせる試合でした。
両チームの選手の気迫がテレビ画面からもひしひしと伝わってくるような気がしました。

試合を観ながら、そして夜にはスポーツニュースや「熱闘甲子園」を観ながら、
今日は何度も目頭が熱くなってしまったサワダでございます。
歴史に残るような素晴らしい試合を観られたことに感謝でございます。

他人に「やる気になれ!」と言われて、「よし、やるぞ!」とは、なかなかなりませんが、
スポーツ選手が必死で戦っている姿を観ると、
自然に「自分も、もっと頑張らなくちゃ!」という気になるものですよね。

こういった試合の後、「勇気と感動をありがとう!」という言葉がよく使われるのも、
そのためだと思います。

つまり、私たちがどれだけカッコいい言葉で飾ってみたとしても、
それを実践している人の姿にはかなわないということではないかと思います。

以前、「百の言葉よりも無言の心」という記事を書きました。
私自身、普段の生活ではどうしても言葉に頼ってしまいがちです。
でも、やはり実践が伴って初めて言葉も意味を持つ。
そのことを改めて、選手たちに教えられたような気がします。
同時に、「口先だけ」になりがちな自分自身、ちょっと反省でございます。

ところで、「感動」とは「感じて動く」と書きます。
「いい試合だったなあ」と「感じる」だけなら、ただの「感」であって、「感動」ではありません。
私が「感動」という言葉は軽々しくクチにするべきではないと思っているのはそのためです。

「感動した」と言ってしまったからには、「動く」ことも必要。
「感動」をただの「感」にしないためにも、
この試合を観て学んだことを、自分の人生に活かせるようにしなければいけませんね。

それにしても、駒苫の田中投手と早実の斎藤投手。
どっちかでいいから、我がドラゴンズに入ってくれないかなあ・・・。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-22 01:01 | 世間のこと | Comments(2)

サーカスの象

f0015391_024379.jpg

引き分け再試合ですかぁ。
駒苫もすごいけど、早実もすごいなぁ。
今日は生で観られなかった私としては、
明日の楽しみが増えたので、
願ったり叶ったりなんですが、
選手、特にピッチャーは大変だろうなあ・・・。



サーカスの象は小さい頃から、頑丈な鎖でつながれます。
最初は抵抗して、鎖を引きちぎろうとしますが、
まだそれだけのパワーがないので、引きちぎることが出来ません。
やがて観念して、引きちぎることを諦めるようになります。

年月が経ち、象も成長し、大きくなります。
実際は、鎖を簡単に引きちぎるだけのパワーをすでに持ち合わせているのに、
それに気付かずに、もう引きちぎろうともしなくなるそうです。

人間もまったく同じかもしれません。

小さい頃から、「しつけ」の名の下に、子供から自由を奪います。
すべてを親(大人)の思い通りにしようと考えます。
それに反発を覚える子はまだいいかもしれません。
(もちろん程度の問題ではありますが・・・)。

問題なのは、反発する気力さえ奪われてしまった子供たちです。
自分のしたいことがよくわからない。
何事も、親に聞いてからでなければ決断できない。
誰かに教えてもらわなければ、勉強も出来ない。
いわゆる「指示待ち人間」というやつですね。

自分の本当の力や可能性に気付くことなく、一生を終えてしまう。
非常にもったいない話だと思います。

いや、子供ばかりの問題ではないのかもしれません。

私にも言えることなのですが、私たちは常識や思い込みにとらわれて、
可能性をみずから潰していることが多々あるのかもしれません。
本当は「やれば出来る」ことであっても、最初から諦めてやろうともしなかったこと、
自分の過去を振り返ってみても、たくさんあったような気がします。

確かに人間には、
人それぞれ「やれば出来るもの」と「やっても出来ないもの」はあると私は思っています。

ですから、何でも「やれば出来る」と言うつもりはありません。
でも、「やれば出来るもの」と「やっても出来ないもの」を見極めるためには、
まずは自分で「やってみる」ことが必要です。

自分の可能性を広げていくために何よりも必要なのは、
自分で鎖を引きちぎろうとする気力なのかも知れません。

どんな状況であったとしても、
その気力だけは失わないよう、気をつけたいところでございます。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-21 00:37 | 教育のこと | Comments(4)

勝ちグセ、負けグセ

f0015391_2350267.jpg
夏休みもあと1週間!
夏期講習もあと1週間!
がんばろう!!
それにしても暑いなあ・・・。



先日の駒大苫小牧の試合、すごかったですねぇ。
5回を終わって5点差!
この時点では、ほとんどの人が正直、負けを予想したのではないかと思います。

後半、その点差をひっくり返しての勝利!
いやあ、お見事でございました。

青森県出身の私としては、相手が青森山田だっただけに、
ちょっと複雑な気持ちではありましたが、
これぞ優勝経験のあるチームの底力といったところでしょうか。

いい試合を見させてもらいました。
このまま3連覇に向けて突っ走って欲しいものでございます。

ところで、ただの「野球好きのオヤジ」に過ぎない私がエラそうに言うのもなんですが、
この試合のように、いざとなったときに踏ん張れるチカラを発揮できるかどうか。
この違いはもしかしたら、一度でも優勝経験を持ったチームとそうでないチームの違い。

つまり「勝ちグセ」を持っているかどうかの違いなのではないかなという気がしました。
勝利への執念の違いとでもいったところでしょうか。

これは野球に限らず、勉強でも同じことが言えると思います。
一度でもトップを経験したことのある生徒は、
その位置を維持するために妥協を許さないクセが付きます。
これが「勝ちグセ」です。

残された時間があと数時間だとしても、その時間内で出来る限りの努力をしようとします。
一点でも多く点数を取るために、最後まで諦めることはありません。
ですから、成績が極端に落ちるということは滅多になくなりますし、
たとえ一度や二度失敗したとしても、すぐに這い上がってくることが出来ます。

一方、何かと言い訳をつけては、
苦しいことから逃れようとするクセをつけてしまう生徒がいます。
「負けグセ」ですね。

「今さらやっても・・・」「もう時間がないし・・・」と、やる前から諦めムードいっぱいです。
そういった気持ちで机に向かったところで、勉強の成果はほとんどありません。
本番のテストでも、「一点でも多く」という気持ちよりも、
「早く終わってラクになりたい」という気持ちが勝ってしまいます。

これでは両者の差は広がるばかりですよね。

私自身、「勝ち組」「負け組」という言葉はあまり好きではありませんし、
人生において何が「勝ち」で、何が「負け」なのかは、正直よくわかりません。

ただ、言い訳ばかりして、何もしようとしない「負けグセ」だけは付けないよう、
自分自身、気をつけなければいけない。
今回の試合で、駒大苫小牧の選手たちに教えられた気がします。
[PR]
by sawayoshi45 | 2006-08-16 23:56 | 世間のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


by sawayoshi45

プロフィールを見る

札幌の家庭教師 学びの森

以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
more...

カテゴリ

家庭教師 学びの森
自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと

最新のコメント

おおっ、それはおめでとう..
by sawayoshi45 at 11:16
またまたお久しぶり。 ..
by gaku at 22:42
アドバイス、ありがとう。..
by gaku at 14:15
知らん! というか、あの..
by sawayoshi45 at 14:33
お久しぶり。うちの息子が..
by gaku at 17:34
MAPさん ありが..
by sawayoshi45 at 10:48
お誕生日おめでとうござい..
by MAP at 07:39
とても魅力的な記事でした..
by 株のやり方 at 17:27
>missKaytieさ..
by sawayoshi45 at 01:16
お誕生日おめでとうござい..
by missKaytie at 17:25

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

北海道
受験・勉強