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引き受けたらからには最後まで

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公立高校入試まで一週間。
子供たちからも、
緊張感が伝わってきます。
あと一週間、最後まで頑張ろう!



「プロ」と「アマチュア」の違い。
「アマチュア」は、イヤになればいつでも辞めることが出来る人。
「プロ」は、一度引き受けたからには最後までやり続けなければならない人。
自分の意志では絶対に辞められない。
それが「プロ」の仕事。

庭師の北山安夫さんの言葉です。
NHKの「プロフェッショナル」という番組で仰っておりました。

なるほど、その通りですよね。

「プロ」として仕事をしている以上、
それがどんなに厳しい条件であっても、
一度引き受けたからには、最後までやり遂げる義務がある。
当たり前と言えば、当たり前のことです。

と言いつつ、私は過去に一度だけ、
自分から指導を放り投げてしまったことがあります。

当時の私には、その生徒は「やる気のない」生徒に見えました。
小学生にして、すでに勉強に対する強い拒否感を持っていました。

10分と落ち着いて机に座っていられません。
1問ごとに「わかんない!」を連発です。
私の指導力不足もあって、彼の指導にはかなり手こずりました。

3ヶ月経っても、半年経っても変化の兆しが見えません。
これでは私のチカラでは、もうどうにもならないと思い、
私はその子の指導から手を引きました。

「手を引いた」と言えば聞こえはいいですが、
要するに、「逃げた」ということです。

今思えば、
もっと違った方法があったんじゃないか、
という気もしないでもありませんが、
いくら悔やんだところで、あとの祭りですね。

当時の私は、まだ「プロ」ではなかったということなんでしょうね。

それを教訓に、
以来、私は「自分からは絶対に辞めない」と心に誓いました。
相手側から辞められる場合は仕方ありませんが・・・

「やる気がないから」といった理由で簡単に見捨てる。

どんなに偏差値の高い学校に合格させていたとしても、
それは「プロ」の指導とは言えないのかも知れません。

見捨てるくらいなら、最初に断るべきだと思います。
引き受けるだけ引き受けておいて、都合が悪くなったら、
生徒や親御さんに全責任を押し付けて逃げる。

これでは、アルバイト感覚と何ら変わりはありませんよね。

「引き受けたからには最後まで」

結果はどうあれ、最後まで責任を持って指導する。
そして、結果に対する責任はすべて自分が引き受ける。

「プロ」と名乗って仕事を引き受ける以上、
そのくらいの覚悟を持って、仕事に取り組まなければいけませんね。
過去の失敗は2度と繰り返さないようにしたいなと思います。

といっても、今の私には、
自分から見捨てるほどの余裕なんてございませんが・・・(苦笑)

そんなわけで、3月からの生徒、募集中です。(切実)
詳しくはコチラ
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by sawayoshi45 | 2007-02-27 23:59 | 自分のこと | Comments(6)

たった50回

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いくら困っているからといっても、
まさか0歳児からまで徴収とは・・・
でも、このまま国の借金が増え続ければ、
そんな日がいつかホントに来るかも・・・(笑)。



あるカメラマンが新潟の農家を取材しました。
ひと通り取材を終えて、そのカメラマンは農家のオヤジさんに尋ねました。
「今年の出来はどうですか?」
そのオヤジさんは、こう答えたそうです。
「いや、わかりません、まだ50回しか作ったことないですから・・・」
そのカメラマンは、そのオヤジさんの「謙虚さ」に感動を覚えたそうな。

先日読んだ本に書かれていたお話です。

米はいくら頑張っても、1年に1回しか作ることが出来ません。
つまり、50年作り続けたとしても、50回の経験にしかなりません。

そのことをこのオヤジさんは、
「たった50回しか作ったことがない」という言葉で表しました。

「この道50年」と聞くと、その道のプロ。
当然何でも知っているはずだと、私たちは思いがちです。

でも、50年やってもわからないものはわからない。
自分の経験なんて「たった50回」。

そういったことをサラッと言えるところに、
逆に、このオヤジさんの仕事への自信と誇りが感じられます。

私たちはちょっと経験しただけで、
あるいは何冊かの本を読んだ程度で、
つい「知ったかぶり」をしてしまいます。

「私はこの道10年だ!」

私も今まで、そう言いたくなる衝動に駆られたことが何度もあります。
いや、実際言ってしまったことも、過去に何度かあると思います。
今思えば、単に自分のチカラをアピールしたかっただけなんですけどね。(苦笑)

でも、10年やってもわからないことはたくさんあります。

過去にどれだけの実績があったとしても、今は今。
過去の実績にこだわりすぎて、
失敗してしまう人も、世の中たくさんいますよね。

勉強にも仕事にも同じことが言えますが、
少しやったくらいで、「わかったつもり」になるのは大変危険です。

特に、人の心に深く関わる私たちのような仕事はなおさらです。

「わかる」ための努力は必要ですが、
決して「わかったつもり」になってはいけません。

「謙虚さ」を忘れないよう、気をつけたいところでございます。

私の指導歴なんて、「たった10年」そこそこですからね。
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by sawayoshi45 | 2007-02-24 23:28 | 人生のこと | Comments(2)

原点

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こんな時期に春の陽気です。
明日は10℃まで上がるそうな。
今年の冬はやっぱりおかしい。
これも「不都合な真実」?



ある私立高校の過去問を生徒と一緒に解いていたところ、
こんな文章に出合いました。

「『あいさつのしかた』についての本は世の中にたくさんあるが、
『なぜあいさつをするのか』について書かれた本はほとんどない」と。

そう言えば、私たちも子供の頃から、
「ちゃんとあいさつをしなさい!」と躾けられてはきましたが、
「なぜあいさつをするのか」といった、
あいさつの「原点」について教えられたことは、なかったような気がします。

作者は、サルの生態を例に出して、
生物学的見地から述べておられましたが、
まあ、その詳しい内容については書くと長くなりそうなので、
ここでは控えさせて頂くとして・・・、

生徒にこの文章の解説をしながら、
「勉強も同じだね」という話になりました。

「勉強のやり方」について書かれた本はたくさんありますが、
「なぜ勉強しなければならないのか」について書かれている本は、
あまり見当たりませんよね。

私も子供の頃から、
「勉強するのが子供の仕事」とか、
「勉強は大事だ」とか言われてはきましたが、
「なぜ勉強しなければならないのか」、
勉強の「原点」について教えられた記憶はありません。

何となく、
「勉強していい学校に入ったら、将来ラクになるのかな」
そんな程度の認識しかなかったような気がします。

「なぜ勉強しなければならないのか」

人によって、いろんな考えがあるかと思いますが、
私の場合は、以前ブログでこんな記事を書いたことがあります。

根本的な部分は、今も当時と変わっていませんので、
これと似たような話を生徒にしました。

「こうすれば、必ず成績が上がる」
「こうすれば、仕事の効率が良くなる」

勉強においても仕事においても、
とかく「方法論」ばかりが先行する昨今でございますが、
たまには、その「原点」について少し掘り下げて考えてみるのも、
大事なことかも知れませんね。

この授業の後、
心なしか生徒の表情が明るくなったような気がするんですが・・・、
う~ん、やっぱ気のせいかな?(笑)
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by sawayoshi45 | 2007-02-22 23:59 | 勉強のこと | Comments(0)

個人差

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世界で最も不幸せな子供は・・・・・
イギリスの子供たちだそうな。
ちなみに日本はデータ不十分で論外。
う~ん、何と言っていいのやら・・・



同じように教えたつもりでも、
30分で完全に理解してしまう生徒と、
1か月たっても定着しない生徒がいます。

同じように教えたつもりでも、
3か月で驚くほどの結果を出してくる生徒と、
なかなか結果が出てこない生徒もいます。

もちろんお預かりした以上は、
「すべての生徒の成績を上げてあげたい」
という気持ちで取り組んではいますが、
事はそう簡単に運ばないのが現実でもあります。

まあ、それも私の指導力不足と言われればそれまでなんですが、
実績給ではなく時給でお金を頂いている身としましては、
これがけっこう悩みどころでございます。

同じ環境で育てたつもりの兄弟でも、
勉強が得意になる子もいれば、
スポーツが得意になる子もいます。

勉強が苦手になる子もいれば、
スポーツが苦手になる子もいます。

この「個人差」。
親御さんにとっても、私たち教える人間にとっても、
ある意味、「天敵」なのかもしれませんね。

人間は、自分に都合のいいほうに物事を考えます。

この場合、指導者は、
どうしても早く結果を出してくれた生徒に基準を置きたくなります。

つまり、
「○○君はちゃんと結果を出してくれたんだから、
△△君の結果が出ないのは、本人の努力が足りないだけだ」と。

「○○高校○名合格」
「○○大学○名合格」

これも出来る子を基準にした広告です。

広告ですから当然ですが、
その陰で何人の生徒さんが涙を飲んでいるか、
それが公表されることはありません。

「3か月で○○点アップ!」
といった例もよく引き合いに出されていますが、
わざわざ広告に使うということは、
それが最高の例であることを意味します。

何十人、いや何百人の生徒が在籍する中で、
最も上がった生徒を例に出しているに過ぎません。

その広告を鵜呑みにして、
「じゃあ、ウチの子も・・・」となるのは、
あまりにも軽率すぎる判断だと思います。

どんなに世間的に「良い塾」であっても、
そこで結果が出なかった生徒にとっては、
その塾は「悪い塾」になります。

どんなに世間的に「悪い塾」であっても、
そこである程度の結果が出た生徒にとっては、
その塾は「良い塾」になります。

つまり「良い塾」か「悪い塾」かという基準は、
あくまで主観的なものであり、客観性はありません。

それを判断出来るのは、
そこで実際に授業を受けている子供たちだけ。

少なくとも私たち教える側に、
「ウチはいいけど、あそこの塾はダメだ」
と言う権利はありません。

全ての子供たちに受け入れられる自信は全くございませんが、
生徒ひとりひとりの「個人差」と根気よく向き合っていく。
そういった努力だけは、忘れないようにしたいなと思います。
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by sawayoshi45 | 2007-02-20 01:02 | 家庭教師のこと | Comments(4)

子供のため? 自分のため?

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私立高校の入試が始まりました。
「難しかった~」という声が届いていますが、
大丈夫!みんな同じことを思っているはず!
気持ちを切り替えて、本命に向けて頑張りましょ!



私がこの仕事をしているのは、
「子供のため」ではなく、「自分のため」です。

私が生徒に勉強をさせるのは、
「子供の将来のため」ではなく、「自分の実績のため」です。

私が生徒に厳しくするのも、
「子供のため」ではなく、「自分の実績のため」です。

私が生徒に優しくするのも、
「子供のため」ではなく、「自分を守るため」です。

と、こんなことを書くと、
きっと多くの方々から非難の言葉を浴びることになりそうですね。(笑)

でも、こういった気持ちが今の自分に全くないかというと、
それもウソになります。

オモテでは「子供のため」と言いながら、
ウラでは「自分のため」に行動している自分がいることは、
否定できません。

たまに教育関係者の方のブログなどを徘徊していると、

「私は子供のために、命を懸けています!」
「私は子供のために、毎日粉骨砕身努力しています!」

といった主張を目にすることがあります。

熱意はとても伝わってくるし、
そう言いたくなる気持ちもよくわかるんですが、
「ホントかな?」とついケチを付けたくなってしまう自分もいます。

「自分の子供のため」ならともかく、
「他人の子供のため」に、
人間、本当に命まで懸けられるんでしょうか?
(少なくとも、私にはそこまでの自信はありません・・・)

「まさか命まで取られまい」という思いがどこかにあるからこそ、
逆にそういった言葉を軽々しく言えるんじゃないか、
そんな気がしないでもありません。

だって、本当に命懸けの仕事。
たとえばF1ドライバーとか消防隊員の人とか。

そういった人たちが、
「命を懸けてます!」なんて、いちいち主張しませんよね。
そんなのは、自分が言わなくても、誰もがわかっていますから・・・。

そう言えば、「夜回り先生」こと水谷先生の口からも、
「私は命を懸けています」と言った言葉は聞いたことがありません。

それどころか、水谷先生の本には、
「自分が子供を救っているのではなく、自分は子供に救われている」
と書かれています。

こちらのほうが、
よっぽど「命を懸けている」人の言葉のように聞こえます。

もちろん、皆がそうとは言いませんが、私の知る限りでは、
「命を懸けています!」
「死ぬ気で頑張ります!」と簡単に言う人ほど、
実はたいしたことをしていない人が多いような気がしてならないのですが、
さて、みなさんの周りはいかがでしょうか?

「世界平和」をやたらと声高に訴える人の中に、
隣人とのトラブルが絶えない人がいます。
彼らは自分たちを「100%正義」だと信じ込んでいます。

そのため、自分らの主張に賛同しない人や、
ちょっと批判的な意見を言う人に対しては、すぐに「攻撃」をしかけます。
「平和」を訴えているはずなのに、やっていることは「攻撃」。

まさに矛盾だらけですね。

こういった人たちは、
本当に「世界平和」を望んでいるというよりは、
「そんな素晴らしい自分を認めてよ!」
と叫んでいるように私の目には映ります。

「命を懸けている」という主張も、
実はこれと似たようなものなのではないでしょうか?

彼らが本当に言いたいのは、
「子供のために命を懸けている」ということよりも、
「そんな一生懸命な自分を認めてよ!」ということではないかと思います。

と言っても、私も自分自身の行動を振り返ってみると、
「子供のため」と言いながら、
「自分のため」に動いていることがほとんどなので、
まあ、そういう意味では、私も同罪かも知れませんが・・・(苦笑)。

私たちは神様ではありません。
何だかんだ言っても、
「自分が一番かわいい」のは当然のことだと思います。

「自分のため」に行動することは、悪いことではないと思います。
「情けは人のためならず」という言葉は、
「最後は自分に返ってくるんだから、人には親切にしておきなさい」という意味。
やっぱり、「自分のため」なんですよね。

そもそもそういった言葉があること自体、
人間、「人のため」に行動することが、
いかに難しいことかを示しているとも言えなくもありません。

子供を叱るとき、あるいは、つい子供に辛くあたってしまったとき、
「これは本当に『子供のため』にやっているのか?」
「本当は『自分のため』にやっているだけなんじゃないか?」

そんなことを一瞬でも考えたり反省したりしてみることで、
子供への接し方が少しは優しくなれるんじゃないか、
そんな気がします。

あっ、でもあまり深く考え過ぎると自己嫌悪に陥る恐れもありますので、
あくまで「ほどほどに」ということで・・・(笑)
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by sawayoshi45 | 2007-02-16 23:17 | 教育のこと | Comments(4)

回数よりもタイミング!

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バレンタイン・デー。
妻がチョコを買ってきてくれました。
が、私が食べたのはひと口だけ。
いつの間にかなくなっておりました・・・。



「子供は自分からは絶対に勉強はしない。
だから周りの大人が無理やりにでもやらせなければいけない」

といった意見をたまに耳にすることがあります。

本当にそうなんでしょうか?

たしかにある程度までは大人が導いてやる必要はあると思いますが、
「無理やりに・・・」というところに、何となく引っかかりを感じます。

私自身、「勉強しなさい!」と親に言われた記憶はありません。
私の性格からして、もし言われていたら、
きっとやらなかったと思います。

言われれば言われるほどやりたくなくなるし、
言われなければやりたくなる。
これが、今も変わらぬ私の性格でございます(笑)。

子供にもいろんなタイプがいます。

言われなければやらないタイプの子もたしかにいるのかも知れませんが、
私のように言われれば言われるほど、やりたくなくなる子供もいます。

いくら健康のためといっても、
食事の度に嫌いなものばかりを食べさせられていては、
食べることすらイヤになってしまうのが人間です。

「あれも食べなさい、これも食べなさい!」
母親からうるさく言われたがために、
食べるという行為すら嫌いになってしまった。

小さい頃からいろんな習い事をさせられてきて、
結局最後に選んだ道が、
一度も習ったこともなく、
親もまったく興味を示さなかったものだった。

こんなことはよくあることですよね。

最初から、勉強嫌いの子供がいるわけではありません。
最初から、やる気のない子供がいるわけではありません。

勉強嫌いの子供、
やる気のない子供をつくっているのは、
結局のところ、私たち大人自身ではないか、
そんな気がします。

そう言えば、競馬の武豊騎手。
彼は他の騎手に比べて、
鞭を打つ回数が圧倒的に少ないそうです。

そんな彼は、鞭を打つ回数の多い騎手について、
あるテレビ番組でこう言っていました。

「あれは、単なる個人的な趣味ですね!」と。(笑)

大事なのは、
鞭を打つ「回数」ではなく、
鞭を打つ「タイミング」、
なのかも知れませんね。
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by sawayoshi45 | 2007-02-15 02:20 | 教育のこと | Comments(0)

すすきの氷まつり

すすきの徒歩5分の場所に住む私にとっては、
毎年見る光景ですが、
雪のない地域にお住まいの方のために、
今日は「すすきの氷まつり」の模様をちょっとだけ紹介。

まずはこちら、カジキマグロでございます。
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お次は、大空に羽ばたくペガサス!
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そして、すすきのと言えばこの方?
ニッカウヰスキーのおっさん!?
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最後に氷ではありませんが、こんなのも・・・
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謝るべきは人間のはずなのに・・・
雪だるまさんに謝らせてはいけませんって・・・(笑)

札幌最大のお祭りを守るためにも、
二酸化炭素の出し過ぎには注意しなければいけませんね!
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by sawayoshi45 | 2007-02-12 23:57 | どうでもいいこと | Comments(0)

「ホンモノ」か「ニセモノ」か

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雪まつり写真第二弾!
妻の撮影でございます。
昨日今日は寒かったので
関係者の方は、ひと安心でしょうか?




「今は宣伝上手の『ニセモノ』ばかりが世にはびこっている」

以前、あるドラマを見ていたら、こんな台詞が耳に入りました。
そして、この言葉を聞いて、
「そうだそうだ、その通りだ!」と思ってしまった自分がいます。

でも、そのときの自分の心を掘り下げて考えてみると、
まあ、ざっとこんな感じでしょうか。

自分では自分が「ホンモノ」だと思っている。
  ↓
自分は「ホンモノ」のはずなのに、世間的に成功しているとは言えない。
  ↓
それでも、「いつかきっと・・・」という思いで、今は何とか耐えている。
  ↓
そんなとき、自分より若く経験も浅い同業者の成功を知る。
  ↓
「すごいなあ」と思う反面、心のどこかで納得できない。
  ↓
相手を素直に認められないと同時に、自分のことを無能だとは思いたくない。
  ↓
「あいつはニセモノだ」と思って、何とか心の安定を保とうとする。

はい、何のことはありません。
早い話が、成功した人に対する単なる「嫉妬」ってやつでございます。(笑)

自分とまったく違ったタイプの人が、
自分には理解できないやり方で成功しているのを見ると、
私たちは、つい「あいつはニセモノだ」と思いたくなります。

私なんて、大手の塾の広告なんかを見ただけで、
「こんなのはインチキじゃないの?」と、
すぐにケチを付けたくなってしまう嫌なヤツです。(苦笑)

商売的に成功している人には、どうしてもケチをつけたくなる。
自分でも、ただの「嫉妬」であることはわかっているんですが、
なかなかその気持ちを完全に拭い去るのは、難しいものですよね。

まあ、「嫉妬」の念を抱いた時点で、
自分が負けていることだけは確かなんですが・・・(苦笑)

たしかに世の中には、
たくさんの「ニセモノ」がいるのかも知れません。

でも、自分で自分を「ニセモノ」だと思っている人はいません。
みなそれぞれが、自分を「ホンモノ」だと思っているはずです。

何を「ニセモノ」と感じるか、
何を「ホンモノ」と信じるかは人それぞれ。

そもそも「自分こそがホンモノだ」「自分こそが正義だ」と思っていること自体、
大きな勘違いであり、思い上がりに過ぎない。
そんな気もします。

人が百人いれば、
百通りの「ホンモノ」があり、
百通りの「ニセモノ」があります。

自分が「ホンモノ」だという証拠もなければ、
法でも犯していない限り、
相手が「ニセモノ」だという証拠もありません。

「ホンモノ」か「ニセモノ」かを判断するのは、
自分ではなく、あくまで他人。

今の自分がするべきことは、嫉妬心から他を攻撃することではなく、
自分が信じる「ホンモノ」に少しでも近づけるよう、
そして、ひとりでも多くの方に「ホンモノ」と認めて頂けるよう、
努力を続けることですね。

あっ、でもその前に、

「ホンモノ」だとか、「ニセモノ」だとか。
「勝ち組」だとか、「負け組」だとか。
「一流」だとか、「二流」だとjか。

そういった概念を取り払うことのほうが先かも知れませんね。

う~ん、でも完全に取り払うには、出家でもしないと無理かな?(笑)
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by sawayoshi45 | 2007-02-09 00:59 | 自分のこと | Comments(5)

答えを暗記する子供たち

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今日から札幌雪まつり。
といっても、今年は暖冬で何だか大変らしい。
雪まつりが出来なくなる日が、
すぐそこまで来ているのかな?




成績を上げるには、繰り返し学習が一番!

とばかりに、子供が満点を取るまで、
何度も何度も同じ問題を繰り返しやらせる。

短期間で結果を出すには、
確かに有効な手段だとは思いますが、
これも程度の問題かなという気がします。

こういったやり方ばかりを繰り返していると、
子供たちは中身を考える前に、答えを暗記し始めます。

そりゃ、そうです。
まったく同じ問題が出るのがわかっていれば、
誰だってラクをしたくなります。

彼らは、選択肢の記号まで暗記して、問題に臨みます。
これで、本当にチカラ、つくんでしょうか?

小さい頃から、
そういった勉強の仕方をやってきた(やらされてきた)生徒を、
過去に何人かみてきたことがあります。

そんな彼らの口癖は、

「わかりません!」 
「まだ習っていません!」
「(答えを)教えてください!」です。

「少しは自分の頭で考えなさい!」
「自分で調べられるところは調べなさい!」と言われても、
1分もしないうちに、
「やっぱりわかりません!」という返事が返ってきます。

でも、こういった生徒、
暗記だけは得意なので、
定期テストでは、極端に悪い点数を取ることはあまりありません。
そのため、どこか勉強を軽視しているところが見受けられます。

ただ、
初めて見る問題や思考力を問われるような問題にぶつかると、
とたんにお手上げです。

問題を一目見ただけで、
「あっ、ダメ!」と諦めてしまうという悪いクセがついています。

人間は一度つけたクセを直すには、相当の時間と労力が必要です。

週1回の授業だけで、そのクセを意識させ、直していくには、
私の感覚では、少なくとも数ヶ月、場合によっては数年かかることもあります。

その間、目に見えるほどの成績の向上は望めません。
結果、親御さんの我慢が限界に達し、見切られることもあります。

正直、思うところがないわけではありませんが、
選ぶのはあくまで「お客様」であり、
それも含めて、私の指導力不足なので、
それも仕方のないことだと思っています。

決して、繰り返し学習を否定したいわけではありません。

ただ、子供が本当にわかって解いているのか、
答えを暗記して、たまたま出来ているだけなのか、

そのへんの見極めだけは、しっかりさせておかないと、
中学校までは何とかごまかせても、
高校の勉強で、つまずくことになると思います。

ちなみに私の場合は、
出来た問題も出来なかった問題も、
なぜなぜ攻撃」で生徒に説明させるようにしています。

最初は、「いや、何となく・・・」としか言えなかった生徒も、
しつこく繰り返すことで、
徐々に自分の言葉で説明できるようになってきます。

そうなってくれば、
こちらがそんなに手を貸さなくとも、成績は自然に上がっていく。
私はそう思っています。

近道を求めるあまり、逆に遠回りになっていること、ありませんか?
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by sawayoshi45 | 2007-02-06 23:34 | 勉強のこと | Comments(4)

「くず」から「ほこり」へ

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暦のうえでは立春。
でも現実は・・・・・
雨が降ったり雪が降ったり、
今年の冬は何か変ですよね。



子供の頃からさんざん悪事を重ねて、
先生からは「お前は人間のくずだ!」とまで言われていた生徒が、
大人になって大成し、いつの間にか「我が校のほこり」。

まさに「くず」から「ほこり」への大出世!(笑)
芸能人やスポーツ選手なんかの世界では、よく聞く話ですよね。

実はこれと似たようなケース、私の中学校の同級生にもひとりいます。
といっても、さすがに「くず」とまでは言われていなかったと思いますが・・・(笑)

彼は中学校の頃、成績は限りなくビリに近い成績でした。
私の記憶では、授業中はほとんど寝ていたような気がします。

決して不良というほどのワルではありませんでしたが、
成績や素行の面で、先生の手を焼かせていたのは確かだと思います。

そんな彼がある日突然、何を思ったか、走ることに目覚めました。
陸上部でもないのに、放課後、校庭をひとりで黙々と走るようになりました。
もちろん雨の日も、風の日も、雪の日も、です。

なぜ突然そんな行動に出たのか・・・

本人に聞いてみると、どうやら駅伝に目覚めたそうで、
駅伝の強い高校に行って大学では箱根駅伝に出るんだそうな。

たしかに普通の人よりはかなり速かったんですが、
当時はそんなに目立つほどでもなかったので、
そんな話を聞いても、正直私は半信半疑でした。

そういった周囲の反応もなんのその、
それでも彼は黙々と走り続けました。

高校は別々だったので、その後しばらくの間は音信不通だったんですが、
私が大学に入って間もなく、私は母からの電話で、驚くべき事実を知らされました。

なんと彼がバイクで事故に遭い、片足を切断したという報せでした。

走ることが「命」だった彼にとっては、まさに絶望的な事故。
これで、箱根駅伝の夢も絶たれました。
一時は、自暴自棄にもなりました。

でも、そこから彼の「逆襲(?)」が始まります。

「走ることはもう無理でも、スキーなら片足でも出来るじゃないか!」

それからの彼は、スキーの練習に打ち込みました。
そして、片足のスキーヤーとして、
2大会連続でパラリンピック出場を果たしました。

惜しくもメダルには手が届きませんでしたが、
今はスキーの指導者として、
子供たちの「ヒーロー」であり、
私の故郷では、「我が町のほこり」でございます。

そして、高校受験の際に、彼に勉強を教えたことがあるのが、
私のちょっとした自慢でございます。
(もっとも彼のほうはそんなこと、もう忘れているでしょうけど・・・笑)

私は彼から、
「人間は突然変わる」ということ、
そして、
「どんな状況からでもやり直せる」ということを学びました。

そして私自身、
今どんなに厳しい状況の生徒であっても、
たとえすぐには成績が上がらなかったとしても、
いつか来るだろう「その日」を信じて、決して諦めず決して見捨てない。

そんな指導を心がけなければと心に誓いました。

後になって、
「先生あの時、ボクのこと見捨てたよね!」なんて言われるのは、
あまりにも悲しすぎますからね。

「ウチの子は何をやってもダメ」
「ウチの子はまったくやる気がなくて・・・」
とお嘆きのお母さん。

その子が、いつか「我が家のほこり」になる日が来るかも知れません。

また「きれいごと」だと言われるかもしれませんが、
「その日」を信じて子供に接することが、
何よりも大事なことだと私は思います。

あっ、でも、欲の出し過ぎは逆効果だと思いますけど・・・(笑)

ちなみに彼のお母さん、
「ウチの○○はバカだから・・・」がいつもの口癖でしたが、
私には何となく、その言葉に愛情がこもっていた、
そんな気がします。

う~ん、でもちょっと美化しすぎたかな?(笑)
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by sawayoshi45 | 2007-02-05 01:34 | 教育のこと | Comments(4)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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