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見極め

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北海道は急に寒くなりました。
紅葉の季節です。
本州はいまだ30度のところも?
日本って広いですね~



一見ボーっとしているように見えて、
実は頭の中では、しっかり考えて問題に取り組んでいる生徒がいます。

逆に、一見一生懸命やっているように見えて、
実はあまり考えず、ただ機械的に問題に取り組んでいる生徒もいます。

前者の子を「怠けている」と責めたり、
後者の子を「頑張っている」と単純に褒めたりというのは、
その子にとって、決してよい結果にはなりません。

指導者という立場として、
その「見極め」はとても大切なことだと思っています。

ただ厄介なのは、小学校、あるいは中学校の前半までは、
後者の生徒の方が、いい成績を収めることが多いことです。
それで親御さんも本人も勘違いしてしまうことがあります。
でも、こういった生徒は学年が上がるにつれて、成績は下降します。

「小学校まではよく出来たのに・・・」
親御さんからこういった言葉が出てくるときは、
たいてい後者の生徒であることが多いような気がします。

逆に小学校、中学校ではそれほど目立たなくても、
高校以降で成績を大きく伸ばしてくる生徒もいます。
これは前者のタイプに多いです。

本人や親御さんは、「突然上がった」と思いがちですが、
実はそうではありません。

上がるための土壌がしっかり出来上がったからこそ、
それが結果として表れてきたに過ぎません。

芽が出るまで、他の生徒さんより多少時間がかかっていますが、
その分、土中にしっかりと根が張られているので、
その後は安定した成績を保つことが出来ます。
まさに「大器晩成型」といったところでしょうか。

私は今までテストの点数だけを見て、
子供を叱ったり褒めたりしたことは一度もありません。(多分・・・)

たとえ30点でも、その子が頑張った結果であれば叱ることはありませんし、
たとえ90点でも、実力が伴ったものでなければ褒めることもありません。

もちろん点数が気にならないわけではありませんが、
大事なのは点数よりもその中身。

その子がどういった過程を経てその点数を取るに至ったのか、
そちらのほうが大切なことだと思っていますし、
子供たちにもそう伝えているつもりです。

私たち大人が最もやりがちで、最もやってはいけないことは、
結果を急ぐあまり、
前者のような生徒の可能性を潰してしまうことです。

せっかくいいものを持っていても、
心無い大人のひと言で、
その可能性を潰されている子供も多いのではないでしょうか?

教育において、最も大切で最も難しいのは「待つこと」。

故河合隼雄さんの言葉ですが、
私自身、この言葉の意味を深く考える必要性を感じています。

ただ、中にはボーっとしているように見えて、
本当にボーっとしているだけの生徒もいるので、
そのへんの「見極め」がヒジョーに難しいところなんですけどね。(笑)
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by sawayoshi45 | 2007-09-28 00:22 | 教育のこと | Comments(4)

暗記が苦手

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昼と夜の気温差が
激しくなりました。
みなさま、
体調にはお気をつけくださいませ!



子供の頃から私は「暗記が苦手」でした。
教科書の暗唱テストなどは、いつも最後まで残されていたし、
歴史の年号暗記は、正直今でも苦手です。(苦笑)

ただ、いくら「暗記が苦手」でも、テストは容赦なくやってきます。

「暗記が苦手」だけど、テストでは良い点数を取りたい。
そんな欲張りな私は、なるべく暗記事項を少なくして、
点数を取る方法はないかと考えました。

数学や理科の公式は「暗記する」のではなく、
公式の意味を理解し、自分で導き出せればいい。

3つの公式があれば、それをすべて「暗記する」のではなく、
1つの公式から、2つ目、3つ目の公式を導けばいい。

英単語も、意味をそのまま「暗記する」のではなく、
イメージで捉えて、文章の中である程度判断できればいい。

社会も、言葉をただ「暗記する」のではなく、
言葉の意味や国の背景などを考えながら、知識をつなげて覚えていく。

まあ、今考えれば、どれも当たり前のことでしかないんですが、
それまで「勉強=暗記」だと思っていた私にとっては、画期的な発見(?)。
そう考えることで、暗記事項がグッと減って、
それまでイヤだった勉強が、とてもラクに感じるようになりました。

勉強に対する意識をちょっと変えるだけで、
勉強の「景色」は随分と変わる。

その感覚を教え子たちにも味わって欲しい、
それが私の指導の原点ですし、
今もそういう思いで、指導にあたっています。

当時の私のように、「暗記が苦手」なために、
「勉強嫌い」になっている子供たちもたくさんいると思います。

「覚えなさい!」と言うのは簡単ですが、
それだけで全ての子供が覚えてくれるわけではありません。

「野菜が苦手」な子供に、野菜をそのまま出して、
「さあ、食え!」と言っても食べてはくれないのと同じですよね。

ただ、「調理」の仕方によっては、
「野菜が苦手」な子に野菜を食べさせることも、
「暗記が苦手」な子に知識を焼きつかせることも、
決して不可能ではないと思っています。

当時の私のように「暗記が苦手」の子供たちに、
「勉強」という「食材」を、
どれだけ食べやすい形に「調理」して提供できるか、

それを考え続けるのが、私たちの仕事だなって思います。
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by sawayoshi45 | 2007-09-20 00:40 | 家庭教師のこと | Comments(2)

積み重ね

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秋ですねえ。
すっかり日が短くなりました。
受験まであと6ヵ月。
そろそろエンジンかけないと・・・(遅い?)



勉強が得意な生徒も、勉強が苦手な生徒も、
昨日今日で突然そうなったわけではありません。

勉強が得意な生徒は、
勉強が得意になるための「積み重ね」をしてきていますし、
勉強が苦手な生徒は、
勉強が苦手になるための「積み重ね」をしてきているはずです。

「何が何でも今日はここまでやろう!」
「ここをしっかり覚えてから寝よう!」
これが、勉強が得意になるための第一歩。

そして、
「今日一日くらいいいや!」
「明日から頑張れば・・・」
これが、勉強が苦手になるための第一歩です。

1週間、1ヶ月、1年・・・、
その「積み重ね」によって、
ものすごい差となって表れてくるのは明らかですね。

「ウチの子は集中力がない」
「ウチの子はやる気がない」
子供にイライラする気持ちは、私もよくわかります。

でも、その子だって、
そうなりたくてなったわけではないし、
昨日今日で突然そうなったわけでもありません。

そこには必ず、
集中力がなくなるための「積み重ね」
やる気がなくなるための「積み重ね」があったはずです。

そこを改善せずして、
明日から突然集中力がつく方法、やる気になる方法なんて、
あるはずがありません。

子供に集中力をつけさせる、
子供をやる気にさせるには、
何よりも子供がリラックスできる環境が必要です。

自分のイライラは必ず子供に伝わります。
自分がイライラしていては、
そういった環境を作ることは決して出来ません。

成績を上げたければ、
成績を上げるための「積み重ね」が必要ですし、

子供に勉強して欲しいと思うのなら、
子供が集中できるための「積み重ね」が必要です。

そのどちらにも「特効薬」はありません。

自分の身の回りに起こる出来事は、
良くも悪くも、そのほとんどは「自業自得」です。

全ては「自分で蒔いた種」であることを自覚して、
良くなるための「積み重ね」を、
「明日から」ではなく「今日から」始めることが大切ですね。
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by sawayoshi45 | 2007-09-11 02:28 | 教育のこと | Comments(2)

分相応

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以前書いた、この生徒
報告が遅れましたが、
高認試験、無事合格致しました。
2ヶ月半、本当によく頑張ってくれました。
とりあえずは任務完了。
彼の頑張りに乾杯!!




最初はプロ野球選手になりたくて、野球を始めたとします。
でも、やっていくうちに、
自分より上手い選手が山ほどいることを知ります。

プロ野球選手どころか、チーム内でレギュラーを取ることさえ、
簡単ではないことに気づきます。

頑張れば頑張るほど、
努力だけでは乗り越えられない壁を感じるようになります。

そして中高生ともなれば、ほとんどの子は、
「自分はプロ野球選手になれるほどの器ではない」
ということに気づきます。

でも、だからといって、
野球に打ち込んだ日々が無駄だったというわけではありませんよね。

結果はどうあれ、
苦しい練習に耐えて頑張った。
1つのことに懸命に打ち込んだ。
そういった経験は、その子にとっての大きな財産になるはずです。

たまたま野球を例にして書いてみましたが、
これは他のスポーツはもちろん、
勉強や仕事についても同じことが言えますよね。

頑張った経験があるからこそ、
自分の力を客観的に把握することも出来るようになるし、
自分より上の実力の人を素直に認めることが出来るようになります。

頑張った経験がない人ほど、
「自分だってやれば出来る」という万能感にいつまでも支配され、
自分より上の人に対して、僻み根性を丸出しにします。
そして出てくる言葉は、自慢か他人の悪口。

そういう人たちのことを仏教では「餓鬼」と言うそうです。
大人になっても、「餓鬼」はたくさんいるということですね。

「所詮カエルの子はカエル!」
「お前にはなれるわけがない!」
「ウチにはそんなお金はない!」

子供の頃、私はよく母に言われました。
超現実主義である私の母は、
幼い子供の夢を打ち砕くのが大得意でした。(笑)

当時は、その言葉にものすごく反発心を抱いていましたが、
今は母が言いたかったことが、少し分かるような気がします。

母が私に教えたかったことは、
「分相応」ということだったんじゃないかと思います。

いくら頑張っても、みんなが「主役」になれるわけではありません。
人にはそれぞれ「分相応」という生き方があります。

「主役」になれなければ、「脇役」として、
「脇役」になれなければ、「黒子役」として、
「黒子役」にもなれなければ、「観客」として、
それぞれ自分の役割を全うすればいいだけの話です。

その役割に価値の優劣はありません。

「主役じゃなきゃイヤ!」
「一番じゃなきゃダメ!」
というのは、「餓鬼」の発想です。

子供を「餓鬼」に育てようとしていないかどうか、
そして何よりも、
自分自身が「餓鬼」になっていないかどうか、
気をつけたいところですね。
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by sawayoshi45 | 2007-09-07 00:40 | 人生のこと | Comments(0)

求める人、求められる人

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朝晩はだいぶ涼しくなりました。
嬉しい反面、それはそれで、
あの頃の暑さを懐かしく感じたり・・・
自分勝手なサワダです。



「○○高校(大学)に入りたい!」
「将来は絶対○○になりたい!」

高い目標を掲げるのは自由ですが、
それに見合った努力がなされていなければ、
何の意味もありませんよね。

夢や目標を実現させるためには、
「求める人」であると同時に、
「求められる人」でなければなりません。

つまり、○○高校(大学)に入りたければ、
○○高校(大学)から「求められる人」でなければいけないし、
将来○○になりたければ、
○○という職業から「求められる人」でなければならないということです。

受験は非情です。

「頑張ったから・・・」が認められる世界ではありません。
いくら「自分は頑張った」と言い張っても、
1点でも合格基準に満たなければ、不合格です。

つまり、いくら入りたいと思っても、
学校側から「求められる人」になっていなければ、
合格は出来ないということです。

頑張っているのは何も自分だけではありません。
自分より頑張っている人は、
世の中に山ほどいることを忘れてはいけません。

仕事だって同じです。

いくら自分の有能さを主張したところで、
それを判断するのは、あくまでお客さんです。

お客さんから「求められる人」になっていなければ、
仕事だってうまくはいきません。

「もっと給料が欲しい!」
「もっと出世したい!」
「もっと有名になりたい!」
もっと、もっと、もっと、もっと・・・。

私たちはとかく、自分の実力以上のものを求めたがります。

それ自体は別に悪いわけではありませんが、
「求める人」が多い割には、
「求められる人」になるための努力をしている人は、
果たしてどれだけいるんでしょうか?

「求める人」には、誰でもなることが出来ますが、
「求められる人」には、それ相応の努力が必要です。

「求める人」よりも「求められる人」でありたいですね。
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by sawayoshi45 | 2007-09-03 01:00 | 人生のこと | Comments(0)

成長速度

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昨日ひそかに、
誕生日を迎えてしまったサワダです。
立派なまともなオヤジになれるよう、
頑張りま~す♪



私が子供だった頃から、
いわゆる「どうしようもない子」はたくさんいました。

遅刻の常習犯。
約束は守れない。
当然、授業なんて最初から聞く気なし。

「コイツは将来、どうなってしまうんだろう?」
大人の目から見て、とても心配になるような子供たちです。

でも、そんな子供たちも、今となってみれば、
普通のお父さん、お母さんをやっているケースがほとんどです。

中には、自分の過去はしっかり棚に上げて、
バリバリの「教育パパ」「教育ママ」になっている人までいるようです。

彼(彼女)の過去を知っている人からすれば、
おかしくて仕方ありませんが、
子供にしてみれば、いい迷惑ですよね。(笑)

私の教え子たちも一緒です。

宿題はやらない。
言うことは聞かない。
全くやる気なし(のように見える)。

10年前は、あれほどこちらの手を煩わせてくれた子供たちが、
今となっては、立派に社会人として働いています。
私なんかより、よっぽど世の中の役にも立っています。

そう考えると、大人が子供に下す評価なんて、
いかに当てにならないものかというのがよくわかりますよね。

学校時代の「出来る子」と「出来ない子」。

その違いは何かと考えると、
成長速度の違いでしかないような気がします。

人間の成長速度には個人差があります。

同じ日に生まれたからといって、
同じ速さで成長するとは限りませんし、
同じように育てたからといって、
同じような人間に育つわけではありません。

「そんなのは当たり前だろう!」と叱られそうですが、
私たち大人は、ついそのことを忘れてしまうことがあります。

「こんなにしてあげたのに・・・」

こんな気持ちが出てきたときは要注意。

そんなときは、
「この子が悪いわけではなく、成長速度がちょっと遅いだけ」
そう思うことで、少しは気持ちがラクになれるかも知れませんね。

と言いつつ、私もまだまだ未熟者。

ときどき生徒にイライラしてしまうことがあります。
妻の前で、生徒の愚痴をこぼしてしまうこともあります。

でもそんな時、よく妻にこう言われます。

「あんただって、そうだったんじゃないの?」

これを言われると、何も言えなくなる私です・・・(苦笑)
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by sawayoshi45 | 2007-09-01 01:18 | 教育のこと | Comments(4)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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