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ガリ勉

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暖かい日が続いていましたが、
今日は肌寒い1日。
まあ、これが平年並みなんでしょうけど・・・




高校に入った当時の私の成績は「ビリから○番目」といった感じでした。

「サワダは中学校までは出来たのに、高校に行ったらダメになった」

実際誰かに言われたわけではありませんが、
皆にそう思われているんじゃないかと、
被害妄想にかられたこともあります。

「どうせ行くなら一番の学校で自分の力を試したい!」

そう親に啖呵を切って、わざわざ遠くの学校に入ってしまった手前、
しばらくは実家に帰るのも憂鬱だったのを憶えています。

そんな私が一念発起して「ガリ勉」に変わったのが高1の秋。

それまでは学校の宿題さえやったりやらなかったりの状態だった私が、
学校の予習・復習に加え、さらに自分の勉強として参考書と問題集を買い、
英語と数学を1から全部やり直すことにしました。

あの頃は学校から帰ってからも、
1日7時間や8時間は当たり前にやっていたと思います。
というか、やるべきことをやって学校の勉強に追いつくためには、
どうしてもそのぐらいの時間が必要でした。

その甲斐あって成績のほうは順調に上がり、
半年後には成績上位者に名前を載せることも出来、
何とか実家にも堂々と帰られるようになりました。

一度遅れをとってしまった勉強を取り返す、
私にとっては確かにとても苦しい時期でしたが、
「ガリ勉」になったあの時期があったからこそ、
今の私があると今でも思っています。

「成績は上げたいけど、ガリ勉にはなりたくない」

多くの子供たちがこういった言い方をするように、
「ガリ勉」という言葉には、何となくマイナスのイメージが付きまといますね。

適度に遊んで、
適度に勉強して、
適度に学校生活を楽しんで、
行きたい学校に行けたらいい。
勉強ばかりの学校生活なんて、つまんないしカッコ悪い。

その気持ちは私にもよくわかりますが、
問題はその「行きたい学校」ですよね。

その生徒が、
適度に遊んで、
適度に勉強して入れるような学校であれば、私は何も言いません。

でも、子供たちの言う「行きたい学校」とは、
たいてい今の本人のレベルよりもはるか上であることがほとんどです。

そうなると、
適度に遊んで適度に勉強して・・・というわけにはいきません。
どこかで「ガリ勉」になる覚悟が必要だと私は思います。

表現はあまりよくないかも知れませんが、
「成績を上げる」というのは「相手を抜かす」ということです。

前の走者と同じスピードで走っている限り、
前の走者に追いつくことも、追い越すことも出来ません。

前の走者を追い越すためには、
前の走者よりも速いスピードで走らなければいけません。

もちろん時間だけの問題ではありませんが、
前の走者が8時間勉強しているなら、自分は9時間やらなければいけない。
そのくらいの覚悟で勉強しなければ、追いつくことは出来ません。

「今やらずに、いつやるの?」

私がよく子供たちに言う言葉ですが、
何も一生「ガリ勉でいろ!」と言っているわけではありません。

長い人生のほんの一時期、「ガリ勉」になることも、
子供たちにとっては必要な経験ではないかと思います。

少なくとも大口を叩くだけ叩いて何もしないよりは、
「ガリ勉」でも結果を出すほうが、何十倍もカッコいいですよね!
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by sawayoshi45 | 2008-03-28 02:18 | 勉強のこと | Comments(0)

自分でやらなきゃ身に付かない!

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久しぶりの焼肉は、
美味かったなあ・・・




「高校に行ったら、なるべく一人で頑張ります!」

そう言って、3年前に別れた元教え子がいます。

先日、彼から大学合格の報告メールが届いたので、
今日はそのお祝いということで、
彼と「焼肉デート」をしてまいりました。

学校の話、受験の話、野球の話(お互いプロ野球ファン)・・・、
と、いろいろ楽しい話を聞かせてもらったわけですが、
その中で、ぜひ今の教え子たちにも聞かせたいなあと思う言葉がありました。

その言葉とは、

「中学校までの勉強は授業を聞いているだけで何となく分かったけど、
高校の勉強は自分でやらないと、何ひとつ身に付かないですね!」

「自分でやらなきゃ身に付かない」

本当に当たり前のことなのに、
そのことを忘れている生徒、案外多いのではないでしょうか?

彼は高校の3年間、塾にも予備校にも行かず、
ずっと独学で勉強してきたそうです。

一回だけ大手予備校の講習に参加したことがあるそうですが、
授業を受けただけでやった気分になってしまうということで、
すぐにまた独学に戻したそうです。

途中、勉強が解らなくなったり成績が伸び悩んだりして、
何度か私に助けを求めようと思ったそうですが、
その度に、

「勉強は孤独との闘い」
「勉強はひとりでやるもの」
「自分でやらなきゃ身に付かない!」

と、自分に言い聞かせて、
必死に参考書や問題集と格闘してきたということでした。

私としては、正直、頼ってきてくれるのも、
ちょっと嬉しい気持ちもないわけではありませんが(笑)、
それ以上に、彼の心の成長がとても嬉しく思いました。

「就職したら、今度はボクが奢りますから・・・」

そう言ってくれた彼の姿が、
3年前よりも、ひと回りもふた回りも頼もしく感じたのは、
きっと気のせいだけではなかったはず。

彼に奢ってもらう日を楽しみにしているサワダでございます。
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by sawayoshi45 | 2008-03-25 01:09 | 勉強のこと | Comments(2)

確認作業

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プロ野球開幕。
今年のドラゴンズは・・・
今年のロッテは・・・
う~ん、楽しみです!



勉強で一番大切なのは「確認作業」だと私は思っています。

昨日やったことをしっかり記憶したか、
一週間前に覚えたことをまだ覚えているか、
そういった「確認作業」を繰り返すことで、知識は定着していきます。

でも、多くの子供たちは、この「確認作業」を嫌う傾向にあるようです。

気持ちは分からないでもありませんが、
せっかく一度頭に入れたことを「無」にしてしまう、
私から見れば、こんな勿体ないことはありません。

その「勿体なさ」に早く気づいて欲しいのですが、
子供たちには、なかなか伝わらない。
非常に歯痒い思いをすることがよくあります。

脳科学者の茂木健一郎さんによると、
人間の脳は何度も目にしたものを「貴重なこと」と認識し、
自然に忘れないように働くそうです。

とすれば、勉強のやり方なんて簡単ですよね。
何度も目にすること、つまり「確認作業」を繰り返すことです。

勉強法は人によってそれぞれかも知れませんが、
私の場合は、夜に覚えたことを次の日の朝に必ず確認するようにしています。

昨日は出来なかったことが、今日は出来るようになっている。
それだけでも、自分の成長を実感できるはずです。
そして、その繰り返しが「勉強」というものではないでしょうか。

ここでも何度も書いてきましたが、
私は子供たちにあまり宿題を出すほうではありません。

新しいことをたくさんやらせるよりも、
一度やったことを何度も「確認作業」をして、
知識を定着させることのほうが大切だと思っているからです。

その「確認作業」をきちんとやった生徒には、
確認テストを行って、さらに知識を深めさせます。

大量の宿題や課題を出さずとも、
実際、それだけで点数を大きく上げた生徒や、
苦手教科を短期間で克服してしまった生徒はたくさんいます。

ただ、この「確認作業」を怠っている生徒には、確認テストもしません。
「確認作業」をしていないのであれば、
確認テストをする意味はありませんからね。

今日は何ページやったか、
今日は何時間勉強したか、

それはそれである程度は必要なことですが、

やったことをどれだけ覚えているか、

その「確認作業」のほうが大事だということを忘れてはいけませんね。

「ボクは暗記が苦手だから・・・」と言っている生徒さんへ。

一度やった問題集やプリント、何度「確認作業」していますか?
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by sawayoshi45 | 2008-03-22 01:22 | 勉強のこと | Comments(0)

勝負はもう始まっています!

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昨日の合格発表で、
今年の受験もひとまず終了。
気持ちを新たに、
新年度も頑張ります!



昨日は北海道の公立高校の合格発表でした。

見事に合格を手に入れた生徒、
残念ながら涙を飲んだ生徒、
きっとさまざまだと思います。

大人から見れば単なる通過点に過ぎない受験も、
本人とその家族にとっては、一大イベント。

受験生とその家族のみなさん、本当にお疲れ様でした。

でも、本当に大事なのは「これから」ですよね。
合格は「ゴール」ではなく、次への「スタート」。
いつまでも浮かれ気分に浸っているわけにはいきません。

特に進学校と言われる学校に合格した生徒さん。
中学校までの勉強と高校からの勉強は、
内容的にも量的にもまったく違ったものになります。
中学校の何倍も中身が濃くなりますので、覚悟してくださいね。

「国立大学に入りたい!」
「ボクは医学部に行きたい!」

そういった「次なる高い目標」を持っている生徒さんは、
今から勉強を始めることです。

「今まで頑張ったんだから、少しぐらい遊んだって・・・」
なんて考えていたら、
あとで必ず後悔することになります。

高校受験は北海道という狭い地域での戦いですが、
大学受験は全国の受験生が相手です。

その中には、
すでにキミたちよりも、2年も3年も先の勉強をしている同級生もいます。

そういった人たちと3年後に戦うということを自覚してください。

次の勝負はすでに始まっています。
さあ、「次への目標」に向かって、今日からまた机に向かいましょう!
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by sawayoshi45 | 2008-03-19 00:33 | 勉強のこと | Comments(0)

他人を批判すること

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公立高校の合格発表が
近づいてきました。
ちょっと緊張気味のサワダです。
あっ、でも前の記事で宣言したとおり、
教え子の合否報告はしませんので悪しからず。




過去に一度だけ、ある親御さんから痛烈な批判を頂いたことがあります。

今思えば、私にも至らない点が多々あったと考えることが出来ますが、
やはりその時は、かなり頭に血がのぼって、
しばらくの間、不愉快な思いをしたのを覚えています。

しょせん私も未熟な人間。
万人に認められることは不可能ですし、この仕事をしている以上、
そういったことも覚悟しなければいけないのかも知れません。

ただこのとき、実は私以上に憤慨した人がいました。
それは、私の妻でした。

妻の言い分は、
私が批判されたことも悔しいけど、
それ以上に悔しいのは、
私を慕ってくれている生徒や親御さんまでバカにされたような気がした、
ということでした。

なるほど、確かに言われてみればその通りです。

私だって、自分が悪く言われるのはまだ我慢できても、
自分の家族や教え子が誰かに悪く言われたとしたら、
きっと言った相手を許せないと思います。

そして、そのとき妻に言われたことで、私はハッと気づきました。

「他人を批判すること」は、当の本人ばかりでなく、
その人の家族や周りの人までをも不愉快にさせてしまうということに。

その頃の私はまだ若かったこともあり、
「批判をして何が悪い!」
「間違っていることは、間違っているとハッキリ言うべきだ!」
どこかそんな思いを持っていました。

でも、自分が批判されて初めて、
「批判された人の気持ち」、
「批判された家族の気持ち」に思いが至ったような気がします。

それ以来、「他人を批判すること」はなるべく避けるよう心がけてきたつもりです。

個人的にどんなに嫌いな相手であっても、
相手にも家族があり、その人を慕っている人たちがいます。

相手をあからさまに批判することは、
相手の家族はもとより、その人を慕っている人までをも、
不愉快な思いにさせることになります。

「嫌いな相手を負かしたい」

その気持ちは私にもよくわかります。
でも、その気持ちに少しだけブレーキをかけるのもまた、
大人のマナーではないかと思いますが、いかがでしょうか?

あっ、でもこれって、
批判している人を批判していることになってしまうんでしょうか?

う~ん、あくまで「自分への戒め」ということで読んで頂けたら幸いです。
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by sawayoshi45 | 2008-03-15 01:26 | 人生のこと | Comments(0)

まずは自分を信じること

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路上の雪もずいぶんと融けて、
いよいよ「春到来」って感じですね。
プロ野球ももうすぐ開幕。
開幕前が一番ワクワクします!



「教える仕事」に初めて興味を持ったのは中学生の頃でした。

学校の先生の授業を聞きながら、生意気にも、
「これならボクのほうが上手く教えられる!」と思いました。

そして、クラスの友達に勉強を教えたりしているうちに、
「教えること」が同時に「自分の勉強のため」にもなることを知りました。

「相手にどうやって伝えるか」を考えていくうちに、
自分の知識もどんどん深まっていく感覚を味わいました。

その頃から私は「先生」という仕事を意識し始めたような気がします。

当時の私は、
「先生になりたい」ではなく、
「自分は先生になるものだ」という根拠のない自信を持っていました。

でも、根拠があろうがなかろうが自信を持って行動していると、
なぜか不思議とチャンスは巡ってくるものです。

この話をすると、子供たちにはよく驚かれるのですが、
私は高校1年生の時に、すでに「仕事」として家庭教師をやっていました。

高校生から家を出て下宿生活を始めたのですが、
その下宿先にたまたま家庭教師の依頼が来て、
中学生2人を受け持つことになりました。

それなりにお月謝も頂き、高校生にしてはけっこうなお小遣いだったと思います。
ただ、さすがに3年生ともなると自分の勉強だけで精一杯になり、
その2人の高校合格を見届けてやめることにしました。

大学に入っても、一番先に考えたアルバイトは塾講師でした。
別に何の根拠があるわけではありませんが、
「教える仕事」なら誰にも負けないという自信がありました。

そのため、お世話になった塾長とも随分とぶつかってきました。
今も十分そう思われているかも知れませんが、
あの頃は、ずいぶんと傲慢な人間だったように思います。(苦笑)

その後、いろいろ紆余曲折を経てきましたが、
まあ、結果的に今こうやって「教える仕事」をしているわけですから、
ある意味、自分の夢を叶えられたと言ってもいいのかも知れません。

確かに生活も不安定だし時間も不規則、
まとまった休みもとることは出来ませんが、
これも好きなことを仕事にしている代償と考えれば、
それほど苦痛に感じることはありません。

私の中では、それなりに満足の行く人生を歩んでいると思っています。

自分の夢や目標を語るとき、
「出来れば○○になりたい」といった言い方をしているうちは、
その夢は叶わないと言われます。

本当にその夢を実現させたいのであれば、
「出来れば・・・」ではなく、
「自分は○○になるものだ!」と自分を信じる力が必要です。

その思いの強さが自分の行動を決めます。
そして、信じて行動していれば必ずそのチャンスは巡ってきます。

青臭いことを言っているように思われるかも知れませんが、
人生って案外そういうものではないかと私は思っています。

今の自分を何とかしたければ、
「まずは自分を信じて行動すること」
その大切さを子供たちに伝えられたらと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-03-14 00:57 | 人生のこと | Comments(2)

間違ったっていいじゃん!

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気分転換のため、
テンプレートを変えてみましたが、
う~ん、ちょっと派手だったかな?




どんなに自分では注意しているつもりでも、
人間は間違いを起こす生き物です。

10年以上も教える仕事に携わっている私でも、
いまだに高校入試で5教科満点を取る自信はありません。

自分では出来たつもりになっていても、
必ずどこかでミスをしているものです。

そう考えると、子供たちの間違いを安易に責めることが、
いかに自分勝手なことかがよくわかります。

もし他人の間違いを責める資格がある人がいるとしたら、
今まで一度も間違いを起こしたことのない人。
でもそんな人って、世の中にいませんよね。

「ケアレスミスをなくすにはどうしたらいいですか?」

試験前や受験前になると、よく子供たちからこういった質問がきます。
でも、どれだけ意識してもケアレスミスを100%なくすことは出来ません。
だって、自分では気づかないから「ケアレス」なんですからね。

ですから私は、

「ケアレスミスはどうせなくならないから、
多少のミスをしてもある程度の点数が取れる実力を身につければいいだけ!」

そう応えるようにしています。

「間違ったらダメ!」
「ケアレスミスは絶対にダメ!」

そう言われ続けてきた子供たちに、
「何かに挑戦する心」が芽生えるとは考えにくいですよね。

間違いは誰にでもある。
どうせなくすことは出来ないんだから、
間違いを恐れることよりも、
とにかくやってみること、挑戦してみることが大切。

「しょせん人間なんだから、間違ったっていいじゃん!」

そういったメッセージを送り続けることが、
私たち大人の役割ではないかと思いますが、いかがでしょう?

まあ、ただ子供たちの言う「ケアレスミス」は、
実際は「ケアレス」なんかではなく、
練習不足が原因であることがほとんどだったりするんですけどね。
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by sawayoshi45 | 2008-03-12 00:26 | 教育のこと | Comments(0)

いるだけ

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「一匹狼?」として活動し始めてから、
おかげさまで10年が経ちました。
どこまで出来るかはわかりませんが、
これからも需要ある限り頑張りますので、
みなさん、これからもよろしくお願い致します!




「先生、今日はこれをやろうと思っているんですけど、
まずは自分のやり方でやってみるので、合っているかどうか見ていてください!」

以前は、教えてもらうことをただ待っていた生徒たちが、
いつの間にか、こちらが何も言わなくても、
自分でやるべきことを見つけ、自分から取り組むようになる。

こういった子供たちの成長を目の当たりに出来ることは、
私にとって、何よりも嬉しい瞬間と言えます。

教えることを生業にしている私が言うのも何ですが、
私は子供たちには常々、
「勉強は教えてもらうものではなく、自分でやるもの」と言っています。

誰かに教えてもらうことを当たり前と考える。
誰かにやることを指示してもらえないと出来ない。

そういった受け身の状態で本当の学力を身につけることは不可能です。

ですから受け持って1年もすれば、
私は子供たちにほとんど指示も宿題も出さなくなります。
(もちろん生徒によって個人差はありますが・・・)

やるべきことを自分で決めて、自分で取り組む。
その中で、どうしても解らないものに関してだけ、
私がちょっとだけサポートする。

言ってみれば、私はただ「いるだけ」の存在、
それが私の理想とする授業です。
といっても、現実はなかなか理想どおりとはいかないんですが・・・

「家庭教師をつけたら成績が上がった!」

生徒や親御さんからそう言ってもらえるのは、本当に嬉しいことです。

でも、
「家庭教師をやめたら成績が下がった!」
となっては、何の意味もありません。

先生によっては、それで溜飲を下げる方もいらっしゃるようですが、
私にとっては最大の屈辱です。

せっかく縁あって出会うことが出来た子供たち。

目先の成績だけで一喜一憂するのではなく、
どうせならもっと広い視点を持って子供たちと接していければと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-03-11 00:42 | 教育のこと | Comments(0)

下に立つ

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今日は春の陽気でした。
受験前の忙しさで、
伸び放題になっていた髪をようやく切り、
サッパリ気分のサワダです。



「人の上に立つ」ことは大変なことだと思います。
「人の上に立つ」ためには、多くの人の信頼を得なければなりません。
そしてその信頼を得るためには、それ相応の努力が必要です。

つまり、「人の上に立つ人」は、
言い換えれば、「努力の人」とも言えるのではないかと思います。

でも、私たちにとってもっと大切な努力は、
「上に立つ」ことよりも「下に立つ」ことではないかと私は思っています。

「上に立つ」ことや「上を目指す」ことばかりが努力とは限りません。
「下に立つ」こともまた努力が必要なことだと思います。

高い場所から相手を見下ろしてばかりでは、
本当に相手を理解することは出来ませんよね。

本当に相手を理解しようと思ったら、
相手よりも「下に立つ」努力が必要です。

だからこそ、「理解する」は、
英語で「understand」というのだと私は解釈しています。

生徒や親御さんから「先生」と呼ばれることで、
つい上からものを見ている自分に気づくことが時々あります。

私たちの仕事は、生徒に指示を出すことはあっても、
生徒から指示を出されることはあまりありません。

生徒に宿題を出すことはあっても、
生徒から宿題を出されることはほとんどありません。

生徒を叱ることはあっても、
生徒から叱られることもめったにありません。

きっと、こういった日常を繰り返すことで、
いつの間にか、上からものを見るクセが付いてしまっているのかも知れません。
とても危険なことだなって思います。

教養とは相手の気持ちがわかること。

養老孟司氏の本によく出てくる言葉ですが、
今までの自分がどれだけ生徒の気持ちを理解して接していたか、
そう考えると、とても恥ずかしくなります。

私も人並みの教養を身につけるためにも、
「下に立つ」努力を忘れないようにしたいと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-03-10 01:03 | 人生のこと | Comments(0)

落ちた子の気持ち

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先週降った大雪も、
ずいぶんと融けました。
春はすぐそこですね!



高校受験は何とか第一志望に引っかかりましたが、
大学受験では「確実」とまではいかないまでも、
「まず大丈夫だろう」と言われていた第一志望に落ち、
自分としては不本意な大学に行くことになりました。

今となっては、「それで良かったんだ」と素直に思えますが、
やはり落ちた瞬間は、
「目の前が真っ暗」「この世の終わり」といった感覚を味わいました。
しばらくの間は、外を歩くのさえ恥ずかしかったのを覚えています。

私たち大人からすれば、
「たかが受験」「単なる通過点」に過ぎないことであっても、
やはり受験生にとっては、目の前にある受験が全てです。

今まで頑張ってきた努力が報われなかった。

「自分の力が到らなかっただけ」というのは頭では分かっていても、
その現実を真に受け入れられるまでには、それなりの時間がかかります。

ですから、そんな状態のときに、
「合格したー!」とはしゃいでいる人を見れば、
その人を恨みたくなる気持ちも、私にはよくわかります。

もちろん合格した人には何の責任もありませんが、
人間の感情は、なかなか理屈通りと言うわけにはいきませんからね。

先日、ある進学校に通う生徒が学校通信を見せてくれました。
そこには、「医学部にすでに○○人合格、すごいぞ○○生!」
といった見出しが書かれていました。
何だか塾の宣伝チラシみたいです。

その生徒は、その通信を見ながらこんなことを言ってくれました。

「落ちた人だっているはずなのにね」
「学校は落ちた人の気持ち、考えないのかな?」と。

さすがは私の教え子です!

合格ではしゃいでいる学校側よりも、
その生徒のほうが、よっぽど大人の考え方が出来ていると思いませんか?

学校内では決して「優等生」ではありませんが、
私はそういった考え方が出来る生徒が大好きですし、
そういった生徒が自分の教え子であることに誇りを持っています。

この時期、あちこちで「合格報告」がなされています。

「○○高校(大学)○人合格」
「○○君が見事○○大学に受かりました!」

おめでたいことを報告したくなる気持ちは私にもよくわかります。

でも、その陰で泣いている子がいるのも確かです。
その子たちの気持ちを考えたら、とてもはしゃぐ気にはなれません。

ですから、これからも私は「合格報告」は一切しないし、
受験ネタもなるべく書かないようにしたいと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-03-08 00:22 | 家庭教師のこと | Comments(2)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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