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親離れ、先生離れ

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夏ですね~。
「タワシ頭」が鬱陶しく感じる季節が、
とうとうやってきてしまいました。



子育てに正解も不正解もないので、
その線引きはとても難しいところですが、
まあ、大きく間違ってさえいなければ、
子供にはいつか、「親離れ」する時期がやってきます。

親との会話が減り、ひとりになりたがる時間が増え、
自然に親の保護下から離れていく行動を取りたがります。

親御さんにとっては、少し寂しい現実かも知れませんが、
それは子供が精神的に自立し、大人に近づいている確かな証拠。
そう考えれば、むしろ喜ばしいことでもありますよね。

そういう時期が来たら、
もちろん親御さんのほうにも、「子離れ」する覚悟が必要です。

「まだ子供だから・・・」と、いつまでも口出しするのは、
子供の成長、自立を妨げる行為でしかありません。

高校生にもなって、
「親の言いなり」、「親にベッタリ」のような親子関係は、
本人らはそれでいいかも知れませんが、
傍から見れば、気持ち悪いだけですからね。(笑)

先生と生徒との関係も、同じことが言えると思います。

きちんとした指導をしていれば、
生徒にはいつか、「先生離れ」する時期がやってきます。

それまでは先生の言う通りにしか勉強できなかった子が、
「自分のやり方」というものを徐々に確立するようになります。

「自分のやり方」を確立してしまえば、
正直、先生の存在はあまり必要なくなります。

とりあえず先生の言うことは聞いている「フリ(?)」をしながらも、
それとは別に、自分の勉強を進められるようになります。
それが本当の「自立勉強」というものです。

その「自立勉強」にまで、あれこれと口を出してくる先生は、
一見親切そうに見えますが、
生徒の成長、自立を妨げる存在でしかありません。

いつまでも先生の指示通り。

先生にとっては、ある意味、都合のいい生徒かも知れませんが、
それは決して良い指導の結果とは言えないと思います。

ある時期が来れば、
生徒は自然に「先生離れ」、先生も自然に「生徒離れ」、
これが教育の理想的な形ではないかと私は思っています。

以前にも書いたことがありますが、
私が一番の理想としている指導形態は、
生徒が自分で勉強する方法をしっかり身に付けたうえで、
私のもとを離れていってくれることです。

といっても、現実はなかなか理想どおりとはいきませんし、
実際そんな生徒さんばかりだったら、私も経営危機に陥ってしまうので、
あまり大きな声では言えないんですけどね・・・(苦笑)

ただ、遅かれ早かれ、先生と生徒には必ず離れる時期がやってきます。

少なくともその時期までには、
生徒が自然に「先生離れ」が出来るような状態を作っておきたいし、
私自身も、上手に「生徒離れ」が出来る人間でありたいなって思います。
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by sawayoshi45 | 2008-06-26 00:45 | 教育のこと | Comments(0)

感覚のズレ

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妻が暇つぶしに
オリジナルテンプレートを作ってくれました。
ホームページのイメージと重なって、
自分ではけっこう気に入っていますが、
どんなもんでしょう?




自分自身の体験と今までの指導経験を通じて、
大学受験の厳しさをイヤというほど思い知らされてきた先生と、
未経験ということもあって、どこか受験を甘く考えている生徒たち。

そこにはもう計り知れないほどの「感覚のズレ」というものがあります。

どれだけ口を酸っぱくして、その厳しさを伝えようとしても、
その「感覚のズレ」を完全に埋めるのは、正直難しいものですね。

「まだ1年あるから大丈夫ですよ」
「やるときはちゃんとやりますから・・・」

まあ、私自身も高校生の頃は同じような発言をしていた気がするので、
生徒ばかりを責めるわけにもいかないのですが、
少なくとも今の実力以上の大学を目指している生徒から、こんな言葉を聞くと、

いったいどうしたらわかってもらえるのか、

と、もどかしさを感ぜずにはいられません。

中には、

「自分は○○高校の生徒だから・・・」
「自分は○○塾(予備校)に通っているから・・・」

と、学校や塾(予備校)が勝手に自分を志望校に導いてくれるものと、
大きな勘違いをしている生徒までいるようです。

もちろん、教え子たちには全員志望校に受かって欲しいというのが本心です。

でも、本当にその子のためを考えると、
一度落ちもらったほうがいいのではないか、とさえ思うことも正直あります。

「何だ、受験ってこんなものか。先生が言っていたほどでもないじゃん!」
なんて思われたらシャクですからね。(苦笑)

高校受験と大学受験はまったく別物です。
誰かに引っ張ってもらおうという受け身の考え方では全く通用しません。

自分でやって自分で苦しむ。

その覚悟がなければ、目標を達成することは不可能だということに、
早く気づいて欲しいと思うのですが・・・

う~ん、一体どうしたらわかってもらえるんでしょうか?

「感覚のズレ」、
かなりの強敵です。(苦笑)
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by sawayoshi45 | 2008-06-23 01:26 | 勉強のこと | Comments(2)

急がない、急がせない

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暑いんだか、
寒いんだか、
よくわからない天気です。
札幌も梅雨入り?



限られた時間の中で、
出来るだけたくさんのことを教えて、早く結果を出してあげたい。

教える立場になったことのある人なら、
きっと誰もがそういった思いを抱くと思います。

でも、その思いが強くなると、
どうしても「急いだ指導」になってしまいがち。

自分では気づかぬうちに、自然に早口になって、
生徒が本当に理解しているかどうか確認もせずに、
教えたいことを機関銃のようにしゃべりまくる。

でも皮肉なことに、そうやって「急いで」教えた内容は、
当の子供たちには、全く伝わっていないことがほとんど。

結局は、虚しい結果に終わることが多いですよね。

お恥ずかしい話ですが、
私も以前、この「病気(?)」にかかったことが何度もあります。

いや、今でも時々そうなりかけることがあって、
その度に、「急ぐな、急ぐな」と自分に言い聞かせるようにしています。

「中途半端に10個に手を付けるよりも、1つ1つを確実に」
それが私の10年間変わらぬ指導方針です。

ですから、たくさんの問題を解かせることよりも、
少ない良問を、頭に焼きつくまで何度も繰り返させるほうを私は好みます。

宿題の出し方についても、よく親御さんに聞かれることがありますが、
私の宿題の出し方はいたってシンプル。

「やったことをしっかり覚えてもらう」、ただそれだけです。

もちろん、そのために補足プリントなどを与えることはありますが、
一般の塾などに比べれば、量はかなり少ないほうだと思います。

「それじゃあ、足りないのでは・・・」という声が聞こえてきそうですが、
私は、決してそんなことはないと思います。

現にそれだけで、短期間に苦手教科を克服した生徒を何人も知っています。
もちろん、「しっかり覚える」という約束を守ってくれた生徒に限りますが・・・

成績が下がってしまう理由はただひとつ。

学校で教わったことや問題集などでやった問題を、
「覚えていないから」です。

早く先に進むばかりが、勉強ではありません。
宿題を多くすれば、成績が上がるわけでもありません。

いくら早く進もうが、何枚プリントをこなそうが、
やったことを覚えていなければ、何の意味もありませんよね。

「急がない、急がせない」

今後もこの言葉を肝に銘じて、指導にあたりたいと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-06-20 00:55 | 勉強のこと | Comments(4)

北海道の入試が変わる!

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「先生、お土産何が良いですか?」
青森出身の私が、
青森のお土産をもらう時期でございます。
でも、地震は大丈夫なのかな?



今日の北海道新聞に、こんな記事が載っていました。

来春の入試から、公立高校の入試制度が少し変わるようです。
英数国の3教科に限り、「標準問題」と「応用問題」のどちらかを、
学校側が選べるようになるそうです。
つまり受ける学校によって、入試問題が変わってくるということですね。

理由は、上位校を狙う生徒にとって、
北海道の入試問題は簡単過ぎて、ほとんど差がつかないからだそうですが、
これについては、私も以前から気になっていました。

というのは、今までの北海道の公立高校の入試は、
実際の実力よりも、内申ランクだけで、
ほぼ合否が決まってしまう部分があるような気がしてならなかったからです。
そのため「一発逆転」が起こりにくいシステムだったように思います。

私はいろんな学校の生徒を今まで見てきましたが、
正直、内申ランクほど当てにならないものはないと思っています。

学力はそれほど変わらないのに、
所属する学校によって2ランク~3ランクも違う場合もあります。

合格できる力は十分持っているのに、
内申ランクが足りないために受験することさえ出来ない。
そんな生徒も何人か見てきました。
これでは、生徒のモチベーションもなかなか上がりませんよね。

自分勝手な思いであるとは思いつつ、
「内申なんかなければいいのに・・・」と思ったことは何度もあります。

詳しい情報はまだわかりませんが、
おそらく札幌の東西南北を始め、それに続く進学校の多くは、
「応用問題」のほうを採用してくると思われます。

一部の生徒にとっては、迷惑なことかも知れませんが、
「内申反対派」の私にとっては、ありがたい「改革」。

これによって、上位校を目指す生徒は、
内申ランクにあまりとらわれることなく、受験勉強に集中できるようになりますし、
逆に、内申ランクが良いからといって、安心することも出来なくなりますね。

少なくとも今までよりは、
「本当の学力」が重視されるようになるのではないか、
そんな期待をひそかに抱いている私です。

受験生のみなさん!
内申が悪いからと諦めるのはまだ早い!!
「一発逆転」を目指して、一緒に頑張りましょう!

というわけで、夏期講習生、募集しておりま~す♪
詳しくはコチラから。(←結局は宣伝・・・笑)
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by sawayoshi45 | 2008-06-18 01:20 | 勉強のこと | Comments(2)

信頼を築くこと、信頼を失うこと

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札幌まつり。
中島公園の近くに住んでいるのに、
ここ数年、行ってないかも・・・。




普段どれだけカッコいい記事を書いていたとしても、
特定の生徒や親御さんの悪口を書いたり、
生徒の個人情報(成績)や顔写真などをブログに載せた時点で、
私のその先生に対する信頼は、一瞬で消え失せます。

生徒を守るべき立場にいる人間が、
生徒の個人情報や写真をネット上に公開する。

万が一それが原因で、
その生徒にとって不都合な出来事が起きたとしたら、
いったいどう責任を取るつもりなんでしょうか?

ブログは不特定多数の人に読まれる媒体。

いつも自分のブログを読んでくれている人が、
必ずしも善意を持って読んでくれているとは限りません。

ちょっと言いにくいことですが、現に私自身、
好意を持っている方の記事よりも、そうでない人の記事のほうが、
逆に気になって読んでしまうことがあります。

そう考えると、
アクセス数が伸びることは決して良いことばかりではありませんし、
自分のブログを読んでくれている人の中にも、
悪意を持って読んでいる人がいるという可能性も考えなければいけません。

そういった状況の中で、教え子の写真を平気で載せる。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉もあるように、
その先生に悪意を抱いている人の中には、
その生徒にまで憎しみを覚えてしまう人間がいないとも限りません。

確かに可能性はかなり低いかも知れませんが、
ゼロでない限り、そういった配慮が必要ではないかと思います。

何か起きてからでは、遅いですからね。

そういった意味では、ブログひとつ書くにも、
私たちには細心の注意を払う義務があると思います。

最近の事件や犯罪には、直接・間接的に、
ネットに関係していることが少なくありません。

信頼を築くのは大変ですが、信頼を失うのは一瞬。

自分も気をつけなければと思います。
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by sawayoshi45 | 2008-06-17 00:25 | 家庭教師のこと | Comments(0)

やれば出来る?

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なぜか交流戦に弱いドラゴンズ。
ああ、阪神の背中が遠のくばかり・・・




先日の秋葉原の殺傷事件。
犯人の出身が同郷の青森県ということ、
そして、出身校までもが同じだったということを知り、
私にとってもかなりショッキングな事件でした。

こんなことでテレビに自分の母校の映像が流れるというのは、
何だかとても気分が悪いものです。

たまたま「そこにいた」というだけで被害に遭ってしまった方、
また、そのご遺族の方々の気持ちを考えると、
私のような者が、外部からものを言える立場ではありません。

ただひとつだけ、ニュースを見ていて、
ちょっと気になった言葉があったので、
今回はそれについてだけ触れてみたいと思います。

「『やれば出来る』という言葉は、やらなくても出来た人間の言うセリフ」

確か犯人が携帯サイトかなんかに書いた言葉だそうですが、
この言葉、みなさん、どう思われますか?

もし自分の周りにいる人が、こういった言葉を吐いたとしたら、
その人に対して、どう答えますか?

「そんなのは負け犬の言う言葉だ!」
「悔しかったら、もっと努力すればいいじゃないか!」
そう言って、片付けようとする場合が多いのではないでしょうか?

私たちは、子供たちの成績が振るわないことを、
よく「本人の努力不足」のせいにしたがります。
(私も、ついそういった言い方をしてしまうことがよくあります《反省》)

確かにそれが原因である場合が多いことは否定しません。
でも、本当にそれだけが原因なのでしょうか?

やってもやっても出来ないこと。
やってもやっても上手くならないもの。

誰だって、そういったものの一つや二つは持っているのではないでしょうか?
それなのに、どうして勉強だけは、「やれば出来る」と言い切れるのでしょうか?

ちょっとやるだけで、なぜかすぐに高得点を取ってしまう子。
逆に、すごく頑張っているのになかなか成績が上がりにくい子。

今までの指導経験を通じて、そういった生徒とたくさん出会ってきました。

これがスポーツであれば、
「運動神経が良いから」とか、「運動神経が悪いから」で済まされます。

どう頑張っても速く走れない子供に対して、
「それはお前の努力不足だ!」とか、
「○○秒で走れるようになるまで今日は帰さない!」
と言う人はあまりいませんよね。

また芸術分野であれば、
「センスがある」とか「センスがない」で済まされます。

それなのになぜか、勉強が苦手な子の場合は、
頑張っても頑張っても、「お前の努力不足だ!」と言われてしまう。

そうやって心の傷をどんどん深くしていく子供たちの気持ち。
私たち大人は、もっと考えなければいけないのではないかと思います。

人間には「向き不向き」というものがあります。
それは勉強だって、例外ではありません。

現に勉強が比較的得意な人の中にも、
得意な教科、苦手な教科というのが必ず存在するはずです。
それは決して「努力の量」だけで決まるものではありませんよね。

そういった、それぞれの個性を認めてあげる度量が、
今の世の中には必要なんじゃないかと思います。

今回の事件の容疑者の肩を持つ気はさらさらありませんが、
彼をそこまで追い詰めてしまったのはいったい何なのか。

この事件をただの凶悪犯による異常犯罪として風化させてしまっては、
いつかまた同じような事件が起きるんじゃないか、
そんな気がしてなりません。
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by sawayoshi45 | 2008-06-12 02:04 | 世間のこと | Comments(0)

タイトル変更

「家庭教師 札幌」でホームページを検索。

グーグルのほうは安定しているようなのですが、
ヤフーのほうが上がったり下がったり、たまに消えたり・・・、
どうも安定しないようです。

数ヶ月前にも同じような事態が起きました。
そのときは数日で元に戻ったので、少し安心していたのですが、
これから夏期講習の生徒を集めようというこの時期に、
またこういった事が起きるのは、私にとっては死活問題でございます。

以前は、新しいブログを立ち上げて対処しようとしたのですが、
複数のブログを同時進行していくのは、不器用な私にはかなりの負担。

何か良い方法はないかと考えた末、
このブログが検索に引っかかりさえすればいいことに気づきました。

そんなわけで、なるべく検索に引っかかりやすくするため、
ブログのタイトルを変更することに致しました。

もちろん、タイトルが変わっても、
私の記事のスタイルは今までといっさい変わらないと思いますので、
みなさん、これからもよろしくお願い致します。
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by sawayoshi45 | 2008-06-11 00:54 | 自分のこと | Comments(0)

初心忘るべからず

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昨日の秋葉原の事件。
犯人がまさか自分と同じ高校出身とは・・・




プロの家庭教師としてそれなりに経験を積んできたつもりですが、
初めての御宅にお邪魔させて頂くときは、正直、今でもドキドキします。

「どんな生徒なんだろうか?」
「どんな親御さんが出てくるんだろうか?」

会ってしまえば、自然に打ち解けることが多いのですが、
やはり一度会うまでは、頭の中でいろいろ妄想を膨らませてしまいます。

そんなドキドキ状態で、何とか体験授業を終えて、
継続のご連絡を頂いたときは、ホッとすると同時に、
生徒と親御さんへの感謝の気持ちでいっぱいになります。

それなのに・・・、
それなのに・・・、
それなのに・・・、

何ヶ月、何年と通っているうちに、
いつの間にかその感謝の気持ちが薄れ、
生徒に対して不満を感じるようになることがあります。

「どうしてやってくれないの?」
「どうして言うこと聞いてくれないの?」

自分の指導力不足を棚に上げて、
相手への不満ばかりを感じるようになる。

う~ん、慣れって恐いものですよね。

何だかんだ言っても、
私の仕事は、生徒さんがいなければ成り立ちません。

まずは、たくさんの塾や家庭教師の中から、
自分を選んでくれたことへの感謝。

そして、見ず知らずの私のところに、
勇気を振り絞って、問い合わせてくれた親御さんのへの感謝。

その気持ちは忘れないよう気をつけなければいけませんね。

「初心忘るべからず」

最近の自分の愚痴っぽい記事を振り返ってみて、
今の自分に最も必要なのは、もしかしたらこの言葉かも・・・、
ふとそんな気がした次第でございます。

せっかく縁あって出会うことが出来た生徒たち。
どうせなら、楽しくやっていきたいものですね。
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by sawayoshi45 | 2008-06-10 00:36 | 自分のこと | Comments(0)

やっぱり基本が大事!

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お祭りの時期は、
なぜか雨の日が多いような・・・
踊り子さんは大変ですね。




勉強に対する姿勢や取り組み方も含めて、
基本を大切にしている生徒で、
大きく成績を落とした生徒に、私は会ったことはありません。

「基本は出来るんだけど応用が出来ない」
と言っている生徒のほとんどは、基本が出来ていない生徒です。

子供たちの言う「基本は出来る」は、
ただ単に問題集の基本問題程度なら出来るということ。

でも、問題集の基本問題は
たいてい公式通りにやれば解ける問題がほとんど。

数学の場合で言えば、公式の意味がわからなくても、
その公式に機械的に数字を当てはめれば解けたりします。

でも、これって本当に「基本は出来る」と言えるでしょうか?

「基本」とはそんなに単純なものではありません。
「基本」の捉え方は人それぞれかもしれませんが、
私の場合は「道理がわかること」と捉えています。

いくら公式を丸暗記したとしても、
その道理がわかっていなければ、「基本は出来る」とは言えません。

ですから私は、
公式そのものよりも、公式の導き方にこだわっています。

なぜ、そういった公式が出来たのか。
どのような過程を経て、その公式が導かれたのか。
その公式は、前にやったどの公式と結びついているのか。

それがわかっていなければ、
本当の意味で、公式を使いこなすことは出来ませんからね。

逆にその道理さえわかっていれば、
「公式を忘れる」なんていうことは、なくなりますし、
万が一忘れたとしても、自分で導けるようになるはずです。

でも、子供たちのほとんどは、公式をただ丸暗記しています。
悲しいことに、教える側にも、
そういった教え方しかしていない先生も少なくないようです。

これでは、応用が苦手な子供たちが増えるのは当然のことですね。

「基本は出来るけど応用が出来ない」のではなく、
「基本が出来ていないから応用も出来ない」ということ。
しっかり自覚することが大切だと思います。

基本問題を解くときに、道理をしっかり考えながら解いていますか?
それとも、ただ単に機械的に当てはめているだけではありませんか?

「基本」とはもっと奥が深いもの。

それに気づくことが出来れば、
イヤな勉強も、少しは面白く感じられると思うのですが・・・
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by sawayoshi45 | 2008-06-07 00:13 | 勉強のこと | Comments(0)

「もったいない」の基準

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私には全く関係ありませんが、
YOSAKOIソーラン祭りが始まりました。
札幌にも「夏が来た!」って感じですね。




「例えばテスト範囲が100問あって、
そのうちの1問しかテストに出ないとしたら、どうする?」

こういった質問を何人かの生徒にしてみたことがあります。

A君は、
「どうせやっても意味ないから捨てる」と即答しました。

B君からは、
「とりあえず10問ぐらい山を張って、それが出るのを祈る」
という答えが返ってきました。

そして、C君は、
「そこから出るのがわかっているなら、頑張って全部覚える」
と、当然のように答えてきました。

C君が普段、学校でも好成績を収めていることは、言うまでもありません。

A君、B君、C君の答え方を比較してみると、
「もったいない」の基準がまったく違うことがよくわかります。

A君・B君は、
「勉強したのに出ない」ことを「もったいない」と考えています。
そのため、なるべく労力を省こうという行動に出ます。

一方、C君の場合は、
「出るのがわかっているのにやらない」ことを「もったいない」と考えています。
そのため、たった1問のためにでも全力を注ぐことが出来ます。

残りの99問は、たとえ今回のテストには出なかったとしても、
確実に自分の知識となり、いつか役に立つ時がやってきます。

そのことをよくわかっているからこそ、
C君は、一見無駄に見えるものであっても、
「頑張って全部覚えよう!」という覚悟が出来るのだと思います。

そして、これは勉強に限ったことではなく、
その人の生き方や人間性にも関わってくる大きな問題だと思います。

効率や見返りばかりを計算して、結局、何も残らない生き方と、
多少の犠牲を覚悟のうえで、ひとつのことに全力を注げる生き方。

どちらが「もったいない」生き方なのか、
考えるまでもないような気がするのですが、
それを子供たちに伝えていくとなると・・・、
なかなか難しいものですね。
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by sawayoshi45 | 2008-06-05 00:01 | 人生のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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