ミュンヘン

私がよく利用する映画館は、毎週水曜日が「メンズデー」。
男の人は1,000円で観る事ができます。
というわけで、私の中では最近、水曜日は「映画の日」になりつつあります。
仕事が終わって時間があるときは、通うことが多いです。

受験生やテストを控えてがんばっている子供たちには、
この時期、少々申し訳ない気もしますが、
まあ、これも昨日書いた「人生の勉強」ということで、
お許しくださいませ(なんだか言い訳っぽい!)

さて、本日観てきたのは、
スティーブン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」。

今は、トリノオリンピックで盛り上がっておりますが、
この映画の舞台は、1972年のミュンヘンオリンピック。
私がまだ2歳の頃のお話です。

「事実に基づいたお話」だそうで、これが観ていてけっこう重い!
「平和の祭典」であるオリンピックで、
こんなことが行われていたとは夢にも思いませんでしたね。

詳しいことは、ここでは書けませんが、
「正義とは何か」「平和とは何か」というものを考えさせられた映画です。
主人公の「心の葛藤」もよく描かれている映画だと思います。
ただ、ちょっと長すぎる(3時間近く)のが、欠点かも。
途中、睡魔との闘いも少しあったりして・・・。

ただ、中東問題やパレスチナ問題などに詳しい方じゃないと、
ちょっとわかりにくい部分も多い映画だと思いますので、
これから観ようと思っている方はご注意を!
正直、私もピンとこなかったところ、多かったです。
今までのスピルバーグ監督の作品とはかなりイメージが違います。

というわけで、「事実に基づいた作品」という売り文句には、とっても弱い私でした。
さて、来週は何を観ようかな~。
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# by sawayoshi45 | 2006-02-16 00:26 | どうでもいいこと | Comments(1)

就職?それとも就社?

「就職」とは、文字どおり、「職に就く」ことです。
そして「職に就く」ということは、「その道のプロになる」ことだと思います。
「プロ」の定義は難しいところですが、
私は、「報酬をもらって仕事をしている」人なら、
誰もが「その道のプロ」であると思うし、また、そうあるべきだと思っています。


たとえ会社での扱いが、非常勤やアルバイトであっったとしても、
パン屋さんの店員は、「パンのプロ」であるべきだし、
本屋さんに勤めるなら、「本のプロ」であるべきだと思います。
さらに「接客のプロ」であることも必要ですね。

教育の世界に身を置く人は、「教育のプロ」です。
でも「教育のプロ」といっても、
24時間、教育のことだけを考えていればいいということではありません。

人間を相手にする仕事である以上、
「人間学」を学ぶ必要もあるでしょうし、
ニュース、本、映画、音楽、スポーツ、芸術、・・・・・などなど、
さまざまな話題にも通じていなければならないと思います。

学校の勉強には、「答え」もあるし、ある程度の「ゴール」も定められていますが、
仕事の勉強には、「答え」もなければ、もちろん「ゴール」もありません。
言ってみれば、「一生勉強」ということです。
「職に就く」ということは、そういった「覚悟」をすることだと思います。

今、就職活動で悩んでいるみなさん、
あなたの「就職活動」、単なる「就社活動」になっていませんか?

「数うちゃ、当たる!」と思って、面接に行っていませんか?
ただやみくもに面接を受けたところで、相手は、人事の「プロ」。
すぐに見破られるのがオチだと思います。

その会社の「知名度」や「給料」ばかりをあてにして、
「やりたいこと」もなく、「信念」も持たない人が面接にきたところで、
あなたなら、採用しようと思いますか?
逆の立場で考えてみれば、
自分が何をするべきなのか、わかってくるのではないでしょうか。


なんだか説教じみてきたので、ここでちょっと話題転換。

今日(ホントは昨日)は、バレンタインデー。
といっても、私のような人間にチョコレートをくれる「奇特な人」は、
妻ぐらいなものですが、今日は訪問先のお母さんからもいただいたので、
私としては「大豊作(?)」でございました。

妻はバレンタインデーにこじつけて、
自分が食べたいチョコレートを買ってきては、
結局、自分でほとんど食べてしまうという「はなれわざ(?)」を毎年やっております。

まあ、そういった意味では、
我が家は今日に限らず、毎日がバレンタインデーのようなもの。
もちろん、そんな我が家にホワイトデーはありませんが・・・。
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# by sawayoshi45 | 2006-02-15 00:31 | 人生のこと | Comments(0)

スポーツから学ぶ

日本代表ではありませんが、フィギアスケートペアのアメリカ代表として、
今回のオリンピックに出場している井上怜奈選手。
彼女のこれまでの壮絶な人生が、昼のワイドショーで特集されていました。

オリンピックが始まると、各局でこういった特集よくされていますね。
人によっては、こういった番組、
「お涙ちょうだいもの」と嫌っている方も多いようですが、
「人間観察」が好きな私は、こういった話、決して嫌いではありません。
いや、むしろ好きで夢中になって見ていることが多いです。

スポーツ観戦が好きなのも、こういった選手たちの「ウラ側」を垣間見ることで、
自分自身、学ぶところが大きいからだと思います。
一流のスポーツ選手から学べることって、本当にたくさんあるなと思います。

彼女のことは、きっとこれからも、あちこちの番組で特集されると思うので、
ここではあえて詳しいことは書きませんが、
「才能がない」と言われた子供時代、
父親の病死、
そして彼女自身のガン克服・・・、などなど、
本当に大変な思いで手に入れたオリンピック出場のようです。

何の知識もなく、ただ結果のみで一喜一憂するのと、
こういった選手の「背景」をある程度知ったうえで、応援するのでは、
やはり気持ちの入り方も違うと思いますし、
そこから学べることもまったく違ったものになるような気がします。

それにしても、こういった選手たちって、
本当にさまざまな苦難を乗り越えてきている人が多いですね。
神様はそれに耐え得る人間に、それ相応の試練を与える
という言葉を聞いたことがありますが、本当にそうなのかもしれません。
特に何事もなく、今まで生きてきてしまった私にとっては、ちょっと耳の痛い話です。
それとも、これも「正負の法則」というものなのでしょうか。


さてさて、話は変わりますが、
北海道の中学生は今週からいよいよ「テスト週間」。
受験生は私立高校の入学試験、それ以外の中学生は学年末試験が始まりますね。

子供の将来にとって最良の結果は、一生懸命やって落ちること。
最悪の結果は、何もしないで受かること

という言葉を聞いて、なるほどと思ったことがあります。

もちろん「落ちたほうがいい」と思っているわけではありませんが、
あまり結果ばかりにとらわれることなく、
今の自分に出来ることをしっかりやる、

つまり「100%理論」で、試験にのぞむことが大切だと思います。

それでは受験生のみなさん、そして将来の受験生のみなさん、
月並みな言い方ですが、がんばってくださいね。    
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# by sawayoshi45 | 2006-02-14 00:02 | 人生のこと | Comments(0)

勝手に期待、勝手に失望

昨日の女子モーグル、残念でしたね。
私もそうでしたが、きっと見ていたみなさんは、
里谷多英選手か上村愛子選手、せめてどちらかはメダルを取ってくれるものと、
期待していたのではないでしょうか。
今日はスノーボードの成田童夢(それにしてもすごい名前だ)選手も、
残念ながら予選落ちという結果になったようです。

でも、よく考えてみると、
こういった選手のみなさんに「期待」するのも、「失望」するのも、
私たち「外野」の人間の「勝手な感情」に過ぎません。
彼ら(彼女ら)の過去の実績や、マスコミの報道などにあおられて、
「勝手に期待」して見ている人、多いのではないでしょうか。

やっている選手にしてみれば、メダルは取れなくても、
それ以上の価値を見出している選手も多いと思います。

それを私たちのような「外野」の人間が、
「勝手に期待し、勝手に失望している」わけで、
考えてみれば、「なんて自分勝手なんだろう!」という気がしてきます。

「日本人は本番に弱い!」という言葉もよく聞きますが、
これも私たち「外野」の人間の、「勝手な感情」からくる言葉と言えなくもありません。

といっても、まあ、オリンピックに出るぐらいの選手です。
きっとあらゆる「修羅場」もくぐってきていることでしょうから、
そんなこと、いちいち気にもしていないでしょうけど・・・。

さて、この「勝手に期待し、勝手に失望する」ということ、
実は普段から、私たちは子供たちにもしているような気がします。

たとえば、子供がやる気をみせて、ちょっと勉強し始めると、
「頑張っているんだから、きっと今度のテストは良い点がとれるはず!」と、
「勝手に期待」し、
思い通りの点数がとれなかったら、
「勝手に失望」ということ、やっていないでしょうか。

私たち大人が、普段なにげなくしている行為が、
子供たちの心を傷つけていないかどうか、
よく考えてみる必要があるのではないかと思います。


そういえば、
「勝手に期待し、勝手にがっかり。大人って勝手だな。」
こんな子供の詩、何かの本で読んだことがあるような・・・。
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# by sawayoshi45 | 2006-02-13 00:00 | 教育のこと | Comments(4)

スポーツと勉強の共通点

4年に1度の「スポーツの祭典」、トリノオリンピックがいよいよ始まりました。
今、女子モーグルの予選を見ながら、これを書いております。
それにしても、モーグルってカッコいいですね。
つい見入ってしまいます。

というわけで、今日は「スポーツと勉強の共通点」について、
とりあえず思いつくまま書いてみようと思います。
私は基本的にスポーツも勉強も、その上達方法は一緒だと考えています。

まず、スポーツにも勉強にも「基礎体力」が必要です。

「スポーツはわかるけど、勉強にも体力が必要なの?」と思った方、
「体力」には「パワー」とか「速さ」といった「動の体力」ばかりではありません。
長時間、椅子に座っていられるという「静の体力」もあるんです。
この「静の体力」の低下が、今の「学級崩壊」の原因のひとつとも言われています。
「学力低下」よりも憂うべきは、この「体力低下」のほうだと、私は思っています。

田舎育ちの私は、友達と外で遊ぶことで、
自然にこの「基礎体力」をつけることが出来たような気がしますが、
都会育ちの子供は、今は遊ぶ場所も少なく、
なんだかかわいそうな気がします。
仕方のないことなんですけど・・・。

次の「共通点」と言えば、「基本が大切」ということでしょうか。

野球で言えば、キャッチボールや素振り、
こういった「基本練習」をバカにするようであれば、やはり上達はないと思います。
私はプロ野球が好きで、暇を見つけては球場に足を運んでいますが、
試合前の選手の練習を見ていると、
プロとはいえ、やはり「基本練習」をしっかりやっていることがよくわかります。

これを勉強に例えると、
「概念」をしっかり学び、よく考えて問題を解く練習を繰り返すということでしょうか。
「概念」がないのに、ただ問題の解き方をひたすら暗記するようでは、
本当の意味での上達はないということだと思います。

三つ目の「共通点」。それは「ルールがあること」です。
スポーツにルールがあることは、今さら言うまでもないことですが、
勉強にもルールがあること、意外と忘れている人が多いような気がします。
たしかに「自由な発想」も人生においては必要かも知れませんが、
やはりテストの点数に結びつけるためには、ルールを守らなければなりません。

たとえば国語の問題。
国語のルールはひとつしかありません。
「次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい」というやつです。
でも、このルール、きちんと守って問題を解いている生徒、どれだけいるでしょうか?
文章を読まずに、問題を解こうとする生徒、意外と多いんじゃないでしょうか?

国語の問題のほとんどは、
「文章にどう書かれているか」を聞いているわけであって、
「あなたがどう思うか」を聞いているわけではありません。
この「主観」と「客観」がゴッチャになっている生徒、多いような気がします。
「文章をきちんと読まない」、つまり「ルール違反」をしているようでは、
国語力の上達はないと私は思います。

数学も同じですね。
「概念」を理解しないまま、ただ数字を公式に当てはめる作業、
これも、私からみれば明らかに「ルール違反」、
このようなやり方でいくら問題練習をしたところで、やはり上達はしないと思います。

そういえば、数学者の森毅先生の本に、
「実力とは、才能と努力の積で表すことができる」というようなことが、
書かれていたのを読んだことがあります。

たとえ100の才能を持っていても、努力が0であれば、
「100×0=0」で、実力は0ということです。
逆に、才能が1でも、努力が100であれば、
1×100=100で、100の実力がつくということ。
人間である以上、才能が0ということはまずあり得ないので、
結局のところ、「努力が大切」ということを言いたかったのだと思います。

なんだか長くなってしまいましたが、
スポーツにしろ、勉強にしろ、結局大切なのは、
ある程度の「基礎体力」と「努力」、そして「基本を大事にする心」ではないかと思います。

う~ん、でもよく考えてみると、
これってスポーツと勉強だけに限ったことではないですね。
人生すべてにおいて、当てはまることではないかと、
ここまで書いてきて、今やっと気づきました(遅い!)。
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# by sawayoshi45 | 2006-02-12 00:42 | 勉強のこと | Comments(2)

「教育」が難しくなった

「働くヤツは儲からず、儲けるヤツは働かない」。

ナニワ金融道」で有名な故青木雄二氏の本で見かけた言葉です。
なんだか不条理な感じもしますが、
今の世の中を見事に表現した言葉ではないでしょうか。

青木雄二氏といえば、歯に衣着せぬ語り口調で、
「お金の恐ろしさ」をこれでもかというぐらい世に知らしめてくれた人。
私もその面白さにハマリ、彼の本を読み漁った時期もありました。

私は青森のとある田舎町で育ちました。
山と海以外は何もない町で、主な産業は農業と漁業です。
私の実家はそのどちらでもありませんが、
隣近所は、やはり農家や漁業を営んでいる家庭が多かったです。

友達の家に遊びに行くと、
時期のよっては、お父さんのいない家庭も少なくありませんでした。
そう、「出かせぎ」というやつです。
それだけ、農業だけで生活することが困難だったということでしょう。
状況は今もまったく変わっていないようです。

そういった状況をみて、
子供心に、とても疑問に思っていたことがあります。
その疑問は今もまったく変わっておりません。
その疑問とは、

「人間が生きていくために最も必要なもの、
つまり『お米』や『野菜』を一生懸命つくっている人たちが、
なぜ、これだけ苦しい生活を強いられるのか」

ということです。

私の親戚にも農業を営んでいる人がいます。
私も子供の頃に、手伝いにかり出されたこともありますが、大変な力仕事です。
近ごろは、ほとんど機械化されているようですが、
その機械を買うために、何百万と言う借金を背負わされると聞きます。
その借金を返すために、お父さんが「出かせぎ」に行かなければならない現実。
なんだか、変だと思いませんか?

こういった第一次産業に携わる方々が、もっと優遇される社会をつくらない限り、
地方の弱体化は進む一方でしょうし、
過疎化問題は永久に解決できないのではないかと思うのですが・・・。

一方、テレビをつけると、パソコンの前に座って、
いわゆる「お金転がし」をしているだけで、1日何百万儲けたという話を聞きます。
人によっては、それで数億円を手に入れ、
「成功者」としてもてはやされている方もいます。
確かにそれはそれで、「勉強の成果」なのかも知れませんが、
私としては、少し腑に落ちない部分があるというのが、正直なところです。

一応、「教育の世界」に身を置く者としては、子供たちには、
「お金は、一生懸命働くことで手に入れるのが、人間として正しい道である」
ということを伝えていきたいのですが、
現実をみると・・・・・、
本当に「教育」が難しい時代になったような気がします。

それとも、私のこの考え自体が、今はもう古いんでしょうかね?
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# by sawayoshi45 | 2006-02-11 00:30 | 教育のこと | Comments(4)

認められること

人間は誰かに「認められること」を欲している生き物ではないでしょうか。
自分を「認めてくれる」人がひとりでもいて、それを感じることさえ出来れば、
人間は生きていけるのではないかと思います。

ただ、私たちが世間で「認められる」場合のほとんどは、
「条件付き」ということになるのではないでしょうか。

「成績がいいから認められる」。
「マジメに働くから認められる」。
「人に親切にするから認められる」・・・などなど。

私自身、「子供のため」と思って仕事をしている部分もありますが、
正直なところ、「自分の生活のため」にやっていることも否定しません。
すべての子を「認めている」つもりであっても、
私も人間ですから、やはり腹が立つこともあります。
それに、子供たちの将来に私が責任を負うことも、不可能です。

つまり、他人を「無条件」で「認める」ということは、
それだけ難しいことではないかと思います。

ただ、この「無条件」で「認める」ことが出来る人、世の中にいないことはありません。
それは言うまでもないことですが、「親御さん」です。

親に「無条件」で「認められている」という安心感があるからこそ、
子供は、ちょっとした悪さをしたり、反抗期になることもできるんです。
子供のイタズラや反抗期は、
「そのくらいで親が自分を見捨てるわけがない!」という安心感からくるものだと思います。

どうでしょう?
そう考えると、子供の反抗もなんだか気が楽になってきませんか?

子供の反抗のほとんどは、時間が解決してくれます。
でも、大人になってからの反抗は、ときに取り返しがつかないことになることもあります。
小さい頃からの「しつけ」も、もちろん大事ですが、
子供のうちに、少しずつ「ガス抜き」させることも大事なことだと思いますよ。

親にすら認めてもらえなくなってしまった子の多くは、
「夜の世界」に飛び出すか、部屋に引きこもるかのどちらかだそうです。
そこから、最悪の事態を招くこともあり得ます。
「無条件」で「認められる」ということは、
人間にとってそれだけ大切だということですね。
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# by sawayoshi45 | 2006-02-10 00:41 | 教育のこと | Comments(3)

プロ意識

「姉歯建築」以外でも、「耐震偽装」が発覚したとか。
真偽のほどはまだわかりませんが、こうなってくると、
何だか自分が住んでいるマンションすら、怪しいんじゃないかと疑わしくなってきます。

姉歯元建築士にしろ、今回の建築士にしろ、それに関わった建設業者にしろ、
「住人の命に関わる仕事」をしているという「プロ意識」に欠けていると思わざるを得ません。

もちろん、この人たちばかりではありません。
周りを見渡してみると、「プロ意識」にかけている人、たくさん見かけます。

ろくに本を読んだことのない人が、本屋(古本屋)さんの店員をやっています。
映画をあまり知らない人が、レンタルビデオ屋さんで働いています。
彼ら(彼女ら)は、「自分はただのアルバイトだから・・・」と言います。
でも、お客さんにとっては、正社員もアルバイトも関係ありません。
そこで働く以上、ある程度の「商品知識」を勉強することは、
社会人として、当たり前のことだと思います。

と言っても、ここまでなら人に危害を与えるわけではないので、まだ許せる範囲です。

街を歩いていると、たまに暴走しているタクシーを見かけることがあります。
「タクシーの運転手」と言えば、人の命を預かる仕事。
「運転のプロ」という「プロ意識」、しっかり持って欲しいものです。

そして、学校の先生。
いくら日々の激務でストレスがたまっているとはいえ、
上司や親の悪口、給料への不満、さらには子供の名誉を傷つけるようなことを、
ブログやホームページで書くというのは、どうなんでしょう?

学校の先生に限らず、塾講師や家庭教師にも言えることだと思います。
「自分はアルバイトだから・・・」という言い訳は通用しません。
もちろん、これはほんの一部の方たちに限ってのことですが、
これも「プロ意識」に欠けていると思わざるを得ませんね。

塾に勤めていたとき、講師の採用試験の採点をしていました。
それなりの大学に在籍しているはずなのに、全然できない人がいます。
そして彼ら(彼女ら)の多くは、試験後、こう言い訳します。

「かなり昔にやったことなので、ちょっと忘れちゃいました。
でも、勉強しなおせば大丈夫ですから!」と。

まあ、面接は私でなく塾長がやっておりましたが、
こういった人たちは、まず採用されることはありません。
事前に試験があることを通知しているはずなのに、
何の準備もしないで面接にくるような人たちです。
こういった人たちに大切なお子さんを預けるわけにはいきませんよね。
これも「プロ意識」に欠ける人たちです。

最後に私の自慢話をちょっと。(といっても自慢ってほどではないんですが・・・)
私は塾講師になることを決めると同時に、タバコをキッパリやめました。
子供に接する仕事をする以上、当たり前のことだと思ったからです。
コーヒーは好きですが、授業の前には絶対飲みません。
訪問先で出た場合は飲ませていただきますが、
そのときは必ず、ガムなどで口臭を消してから授業をするようにしています。
コーヒーのにおいって、そばにいると結構気になるものですからね。

授業の技術を磨くのも、たしかに「プロ意識」ですが、
こういった細かい気遣いをするのも、私なりの「プロ意識」だと思っています。


ジョディー・フォスター主演の「フライトプラン」、本日仕事の合い間に観てまいりました。
彼女の出る映画はハズレがないと言われる通り、それなりに楽しめる映画です。
「奥深さ」はあまり感じられませんが、
「子供を愛する母親の強さ」がよく表現されていると思いました。
典型的な「アメリカ映画」って感じで、普通に楽しむぶんには「オススメ」といえます。
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# by sawayoshi45 | 2006-02-09 00:37 | 世間のこと | Comments(5)

「やればできる!」ってホント?

「やればできる!」という言葉、よく使いがちな言葉ですよね。

親が子供に向かって、「あなたはやればできるんだから・・・」
教師が生徒に向かって、「お前たちだって、やろうと思えば何でもできる!」
そして親が教師に向かって、「うちの子、ホントはやればできる子なんですけど・・・」

私も子供たちの成績が上がると、
「なんだ、やればできるじゃん!」と、つい言ってしまうことも正直多いです。

でもこの言葉、こんなに安易に使っていいんでしょうか?

この「できる!」の基準は、「要求水準」によってまちまちです。
たとえば、親が我が子に「東大合格」を要求している場合と、
「クラスの平均点」を要求する場合では、
「できる!」の基準は大きく変わるということです。

「クラスの平均点」ぐらいであれば、
まあ、何とかできないこともないかも知れませんが、
「東大合格」を要求された子供にとっては、
「やればできる!」という言葉は、大変な重荷になってしまうのではないでしょうか。

ここでちょっと話は変わりますが、
私は高校に入学したとき、ほとんど「ビリ」に近い成績でした。
1年の前半までは、その成績を保って(?)いました。

でも、こんな私でも、さすがに「このままではヤバい!」と思い、
一念発起して勉強に取り組んだ時期があります。
たしかにその時は苦しかったですが、「このオレにできないわけがない!」
というまったく根拠のない自信で、なんとか乗り切りました。

その後の私は、どんどん成績も上がり、
「もしかしたら、このままトップクラスに入れるかも」とまで思いましたが、
その期待もむなしく、ある程度のところで「上昇気流」はパッタリととまりました。
けっしてサボったわけではないんですが・・・。
やはり上には上がいるものです。
これがその頃の私の「実力」だったんでしょうね。

さて、なぜ私がこのような話を持ち出したのか。
別に自慢をしたかったわけではありません。

私は自分に対して、「やればできる!」と言い聞かせることで、
何とかがんばってこれたのだと思います。
これがもし、親や教師に、
「お前はやればできるんだから!」と言われてせかされていたら、
「あまのじゃく」の私は、きっといつまでたってもやらなかったか、
親や教師に反抗していたかのどちらかだと思います。

つまり、「やればできる!」という言葉は、
自分に対して使う場合はいいですが、
他人に対して使う場合は、逆効果になることもあり得るということです。

私の尊敬する関根正明先生がよく使われる言葉を借りれば、
「やればできる!」というよりも、
「やれば力がついてくる!」といった表現のほうが適切ではないかと思います。

「やればできる!」という言葉は、何だか基準があいまいですが、
「やらなければできない!」という言葉は、真実といっていいかも知れませんね。


ところで昨日、「内観」の大切さについての記事を書いたのに、
今日(ホントは昨日)のニュースによると、
なんと、あの東横インの西田社長も「内観」をいつもしていたとか。
う~ん、自分が思っているほどあまり意味がないってこと?
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# by sawayoshi45 | 2006-02-08 00:51 | 教育のこと | Comments(2)

内観

私たちが普段「自分の目」で見ている風景は「外観」。
それに対して、いわば「心の目」で自分を見つめるのが「内観」です。
「内省」とも言いますね。
仏教用語のようですが、
人生において、最も大切なことのひとつではないかと私は思っています。

例えば、誰かとケンカや口論をした後に、
「う~ん、ちょっと言い過ぎたかな。明日会ったら謝ろう!」と思える人は、
「内観」がしっかりでき、心が成長できる人です。

一方、気の合う仲間を探しては相手の悪口ばかりを言って、気を紛らわそうとする人は、
「内観」のできない人、つまり、心が成長しない人です。
これの行き過ぎた形が「イジメ」だと思います。

「内観」するためには、「孤独の時間」が必要です。
でも最近は、通信ゲーム、パソコン、ケイタイと、
24時間、常に誰かとつながっていられる道具が豊富です。
その分、昔に比べるとやはり「孤独の時間」が減ってきているような気がします。

いや、こう書いている私自身、最近パソコンに向かっている時間が多くなり、
あまりエラそうに言える立場ではないのですが・・・。

最近の子どもたちは、どこかで「友達の多さ」を競っているように思えます。
「友達が多い=カッコいい」ということなんでしょうか。
「友達が多い」のは、それはそれでいいことなのかも知れませんが、
「友達が少ない」からといって、悲観する必要はありません。

「友達が少ない」ということは、
それだけ「孤独の時間」が多くなり、「内観」する時間が増えるということ。
つまり、それだけ「心が成長できる」というように捉えたほうがいいですね。
ものごとは何でもいいほうに考えましょう。

「孤独は人を賢者にする」。
なかなか奥深い言葉ではありませんか。ねっ!
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# by sawayoshi45 | 2006-02-07 00:11 | 人生のこと | Comments(0)


【札幌の家庭教師 学びの森】   サワダと申します。


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