小学校の勉強ぐらいなら・・・
ロッテ交流戦9連勝! 強過ぎです!
しかも我が(?)中日を3タテとは・・・。
ロッテファンの妻に言わせると、
「ロッテは賞金がかかると強い!」そうです・・・。
塾に勤めていた頃のことなので、もう10年近く前の話ですが、教え子のひとりに
「塾か小学校の先生になりたい」という生徒がいました。
その生徒には申し訳ないのですが、
学力がそれほど高いわけでもなく、学習意欲が特に高い生徒というわけでもなかったので、
正直驚いたのを憶えています。
「え? なんで?」と聞く私に、その生徒は言いました。
「高校や中学校の勉強は難しいけど、小学校の勉強ぐらいなら、
ぼくだって教えられると思うから!」と。
う~ん、みなさん、どう思われます?
たしかに中学生、高校生ともなれば、小学校の教科書はとても簡単に見えることでしょう。
子供が「誰でも教えられる」と勘違いしてしまうのも無理もないことかもしれません。
でも、この子がそう思ったということは、やはり同じようなことを考えて、
実際、小学校の教師や塾の講師になってしまった人がいるのかも知れないと思うと、
何だかゾッとします。
「簡単なものほど、丁寧にしっかり教えなければならない」と私は思っています。
大人にとっては簡単なもの、当たり前のものでも、
子供から見た風景はまったく違ったものであるはずです。
それはみなさんも経験済みですよね。
人間は、最初に覚えてしまった「クセ」を直すのは至難の業です。
最初に間違って覚えてしまうと、それをずっと引きずってしまうことが多いと思います。
「箸の持ち方」や「鉛筆の持ち方」がいい例ですよね。
最初に間違って覚えてしまった子は、意識して直さない限り、
大人になるまでそれを引きずります。
テレビで芸能人の箸の持ち方を見れば、一目瞭然ですよね。
勉強も同じです。
最初に間違った覚え方をしてしまうと、あとでそれを直すのは大変なこと。
だからこそ、
「低学年の子に接する教師ほど、学力も人間性も優れた人間がなるべきだ」
と私は思っています。
「小学校の勉強ぐらいなら誰でも教えられる」という「過信」が、
あとでとんでもない「悲劇」を生むこともあるということ。
世の中の人にわかってもらいたいなと思います。
そういえば、最近テレビでよくお見かけする細○数○さん。
礼儀作法やマナーにはずいぶん精通していらっしゃるようですが、
たまたまテレビでお見かけした時、肝心の箸の持ち方がちょっとヘンだったような・・・。
私の見間違い?
by sawayoshi45
| 2006-05-21 23:59
| 教育のこと
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by sawayoshi45
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