ちゃんと生きなきゃ!
私が初めて人の死に直面したのは、
おじいちゃんでもおばあちゃんでもなく、
一人の親友との別れでした。
小学校の頃は一緒に悪さをして、
よく職員室で正座させられていました(笑)。
中1の2学期から、
彼は突然学校に来なくなりました。
先生が言うにはちょっとした病気で入院中とのこと。
その頃はまだ、
彼が癌に冒されているなんてことは知らず、
まあ、そのうち来るだろうと軽く考えていました。
でも1か月、2か月経っても、
学校にやってくる気配はありません。
さすがに先生も隠しておけなくなったのか、
ようやく本当のことを教えてくれました。
何度か病院にお見舞いに行きましたが、
彼は見る度に弱っていくのが明らかで、
会うのがとても辛かったのを憶えています。
そして中1の冬、
雪が積もり始めたちょうどこの時期、
彼はとうとう力尽きました。
お葬式で私は友人代表として、
弔辞を読ませてもらいましたが、
今となってはその内容は全く覚えていません。
きっとあまりのショックと、
大役を任されたことで、
頭が真っ白だったのだと思います。
彼の死はもちろんショックでしたが、
今でも私の目に焼き付いているのは、
我が子を失って失望にくれる、
お父さんお母さんの姿でした。
その姿を見てからは、子供ながらに、
「ちゃんと生きなきゃ!」という思いが芽生えました。
それまで割といい加減な生活をしていた私が、
勉強にも部活にも気持ちを入れて取り組むようになり、
生徒会活動にも積極的に参加するようになりました。
一人の親友の死が、
私に生きることの意味を教えてくれた。
そんな気がします。
私もこれまでの人生の中で、
それなりに辛い経験もしてきました。
でもその度に、彼に「ちゃんと生きろ!」
と言われているような気がして、
何とか乗り越えてこられたように思います。
普段は当たり前すぎて、つい忘れてしまいがちな、
生きていること、生かされていることへの感謝。
私はこの時期になると心に刻むようにしています。
【札幌の家庭教師 学びの森】 サワダと申します。
by sawayoshi45
札幌の家庭教師 学びの森
【学びの森 ホームページ】
【自己紹介】
----------------------
【Link】
関根正明のデスク
加藤諦三ホームページ
私立小学校で教師修行!!
日本の教育は、これでよいのか
Souldoctor's Diary Room
爆発的に勉強をやる気にさせる
自由を求めて彷徨い迷子
don't worry!な毎日
piano street
モニママの教育日記
ゆめ芝居 それがしの申します~
ほるもんTの学級通信
ゼロからスタートの08年中学受験
ぽかぽか日和
GOAL通信
札幌家庭教師ガイド
---------------------------
【ブログランキング】
人気blogランキングへ
人気UPランキング>育児・教育
ブログリンク&ランキング
----------------------
以前の記事
2019年 10月2019年 03月
2019年 02月
more...
カテゴリ
家庭教師 学びの森自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと