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たかが成績・・・

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今さらながら、「24」にハマッてます。
続きが気になって仕方がありません。
少々寝不足気味のサワダでございます。




私が今まで受け持ってきた生徒たちは、みな地域も学校もバラバラです。
同じ札幌市内でも、街の中心部に住む生徒もいれば、郊外に住む生徒もいます。
隣の市に住んでいる生徒もいます。

そんな子供たちの成績を見てよくわかることは、
「通っている学校によって、成績というのはまったく違う」
ということです。

まあ、当たり前といえば当たり前のことなんですが、
多くの親御さんは自分の子の成績しか知る機会がありません。
そのため、どうしても目に見える成績だけに気持ちがとらわれがち、
そんな気がしないでもありません。

私から見て、同じような実力の持ち主でも、
通う学校によっては、4にもなるし5にもなります。
(私の目が確かかどうかは定かではありませんが・・・)。

転校したとたんに、オール5からオール4に、またはその逆のケースもあります。
なかには、先生への「機嫌取り(?)」がうまいかそうでないかで、
同じ実力でも成績はまったく違ってくる、といった話もよく聞きます。

まあ、これが真実かどうかは別として、
言ってみれば、学校の成績とは、その程度のものでしかないということです。

「絶対評価」ではあっても、「絶対的な評価」ではないということです。

評価する先生も、決してパーフェクトな人たちではありません。
私たちと同じ、未熟な人間です。(学校の先生、すいません・・・)

評価する人によってコロコロ変わる、
そんな学校の成績に自分の人生が左右される、
考えてみれば、バカらしい話ですよね。

もちろん、「成績を上げる」ために努力するのは、素晴らしいことです。
それを応援するのが、私の仕事でもあります。

ただ、その一方で、心のどこかに「たかが成績」といった感覚を持つことも、
私たちには必要だと思います。

「成績を上げる」ことだけに、意識が偏ってしまうと、
もっと大切なものを見逃してしまう可能性があるんじゃないか、
そんな気がします。

神戸で、中2の生徒が父親を刺すという事件がありました。
まだ詳細はよくわかりませんが、
報道によると、学校の成績のことで口論になったとのこと。

たしかに子供にとっても親御さんにとっても、
学校の成績は重要な位置を占めているのはよくわかります。

でも、「たかが成績」に、命を懸けるほどの価値、本当にあるんでしょうか?

学校の成績は、その人の評価の一部に過ぎません。
人生は、学校を出てからのほうが圧倒的に長いということ。
私たち大人は、それを子供たちに伝える義務があるんじゃないか、
そんな気がする今日この頃でございます。

う~ん、それにしても、
「勉強は大切だ!」と言ってみたり、「たかが成績」と言ってみたり・・・、
私の文章、矛盾だらけですね。(苦笑)
by sawayoshi45 | 2006-12-07 00:34 | 教育のこと


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