不言実行?有言実行?
「24」、やっと見終えました。
・・・・・が、
まったくスッキリせず・・・。
今度は「シーズン6」が気になって仕方ありません。
「あなたは不言実行派? それとも有言実行派?」
昨日、あるテレビ番組で、こんな議論をしておりました。
ひと昔前は、「不言実行」に美学を感じる人が多かったそうですが、
最近では、「有言実行」をカッコ良いと思う人が多くなってきたそうです。
確かに「ビッグマウス」の人、最近よく目立ちますもんね。
ところで、「不言実行」という言葉を聞くと、
私は今は亡き、自分の父親を思い出します。
彼は、典型的な「物言わぬ人」でした。
私は中学1年のとき、そんな父のことを作文に書いたことがあります。
タイトルは、「不言実行」でした。
幸か不幸か、それが担任の先生の目に留まり、
校内弁論大会に出場させられた記憶があります。
あのときは、正直イヤイヤでしたが、たしか3位に入賞しました。(ちょっと自慢?)
そんな父の背中を見て育ったせいか、
そんな父の血を受け継いでいるせいか、
私もどこか、「努力は隠れてするもの」といった感覚を持っています。
人前ではあまり大きいことは言わず、やるべきことを黙って実行する。
そういったところに美学を感じています。
と言いながら、ここではずいぶん物を言ってきたような気もしますが、
まあ、そのへんはご勘弁を・・・(汗)
で、話を本題に戻します。
そんな私にとっては、勉強や努力は人に見せるものではなく、
「家に帰ってから独りでやるもの」という感覚がありました。
今でもそう思っています。
物覚えがあまりよくない私は、
学校の授業だけですべてを理解することなんて、ほとんどありませんでした。
学校の先生には失礼な言い方かも知れませんが、
正直いって、中学時代も高校時代も、
学校の授業はあまり当てにしていませんでした。
(あっ、だからと言って先生を信頼していなかったわけではありません)
授業なんて解らないのが当たり前。
解るためには、家に帰ってから自分で教科書を読み返すなり、
自分で問題練習を繰り返す。
それを当然のことだと思っていました。
自分の努力不足を棚にあげて、
「学校の授業が解らないから」
「先生の教え方が悪いから」、
そんなのは単なる筋違いの言い訳でしかないと思っていました。
これも、今でもそう思っています。
解らなければ、解るまでやる。
出来なければ、出来るまでやる。
ただ、それだけのことです。
教わる先生によって成績が上下する。
そんなの学力とは言いません。
学力とは、「学ぶ力」です。
どんな状況、どんな環境からでも自分で「学ぶ」ことが出来ること。
それが「学力」だと私は思っています。
「自分はやるときはやる男ですから・・・」
「私は本番に強いから・・・」
こういった言葉を平気で発する人、私はあまり信用できません。
というか、まったく信用していません。
「やるときはやる男」が、なぜ今やらないんでしょうか?
「本番に強い」とは、どれくらいの強さを言うんでしょうか?
練習で出来なかったことが、
本番で突然出来るようになるとでも思っているんでしょうか?
まあ、「有言」だろうが「不言」だろうが、どちらでも構いませんが、
大事なのは「実行」すること。
大きいことを言うだけ言っての「不実行」は、
あまりにもカッコ悪すぎるような気がするんですが・・・。
by sawayoshi45
| 2006-12-12 01:43
| 人生のこと
【札幌の家庭教師 学びの森】 サワダと申します。
by sawayoshi45
札幌の家庭教師 学びの森
【学びの森 ホームページ】
【自己紹介】
----------------------
【Link】
関根正明のデスク
加藤諦三ホームページ
私立小学校で教師修行!!
日本の教育は、これでよいのか
Souldoctor's Diary Room
爆発的に勉強をやる気にさせる
自由を求めて彷徨い迷子
don't worry!な毎日
piano street
モニママの教育日記
ゆめ芝居 それがしの申します~
ほるもんTの学級通信
ゼロからスタートの08年中学受験
ぽかぽか日和
GOAL通信
札幌家庭教師ガイド
---------------------------
【ブログランキング】
人気blogランキングへ
人気UPランキング>育児・教育
ブログリンク&ランキング
----------------------
以前の記事
2019年 10月2019年 03月
2019年 02月
more...
カテゴリ
家庭教師 学びの森自己紹介
自分のこと
教育のこと
勉強のこと
人生のこと
世間のこと
家庭教師のこと
どうでもいいこと