おともだち
アメリカで銃乱射。
長崎でも銃撃事件。
何だか恐い事件が続きます。
銃なんて、なくなればいいのに・・・。
「子供が好きか嫌いか?」と問われれば、
「まあ、好きなほうかな?」とは答えますが、
全面的に「子供大好き!」といった雰囲気は出さないようにしています。
勉強以外のことで、生徒から何か質問されたときは、
下手な演技で、ちょっと面倒臭そうに答えるようにしていますし、(笑)
授業以外のことで、こちらから生徒に連絡を取ることもありません。
まあ、生徒の側からすれば、授業以外の日まで、
こんな「おっさん」と話はしたくないでしょうけど・・・(笑)
大学生の頃に、塾講師のアルバイトをしていましたが、
私はそのときに、大きな失敗をしました。
それは、生徒と「おともだち」になってしまったことです。
教えていたのは、中学生。
当時の私は20歳になるかならないか。
年齢的には、さほど差はありません。
そのため、私はどこか「ノリ」で授業をやってしまうところがありました。
生徒からすれば、「ノリのいい先生」、そして「ラクな先生」です。
生徒は「ラクな先生」の言うことなんか、真剣に聞きません。
聞かなくても、恐くないからです。
ただ、言うことは聞きませんが、何かと近寄っては来てくれます。
ちょっと解らないところがあれば、「先生教えて!」
そして休憩時間になると、「先生ちょっと来て!」と。
そんな「おともだち」の関係を、
「自分は生徒に慕われている良い先生」だと勘違いしていました。
学生先生がやってしまいがちな、典型的な失敗例ですね。
「まあ、そのときは所詮学生だったから・・・」、
といった言い訳をしたい気持ちもないわけではありません。
でも、親御さんからすれば、
「プロの先生の授業」だろうが「学生先生の授業」だろうが、
おなじ月謝を払っているわけですからね。
そう考えると、当時の子供たちとその親御さんには、
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。
あっ、といっても、
「学生先生がダメ」と言っているわけではありませんので誤解しないでくださいね。
学生先生の中にも、
今の私なんかよりずっと優秀な先生はたくさんいると思いますから・・・。
そんな過去の失敗もあって、
私は生徒とは、なるべく「おともだち」にならないよう、
心がけるようになりました。
授業の日以外で生徒と会うこともありませんし、
メールのやり取りすら、ほとんどすることはありません。
それでも、生徒との関係は良好だと自分では思っています。
(↑これも勘違いかも知れませんが・・・笑)
「人間関係は腹6分でちょうどいい」と申します。
先生と生徒の関係も同じだと思います。
離れすぎず、近寄りすぎず、
適度な距離を保ちながら付き合うのが大切。
近寄りすぎるのは、あまり良いことではないような気がいたします。
まあ、あのときの教え子たちも、
今となってはもう30過ぎた「おっさん」「おばさん(おねえさん?)」。
今は何をしているかも全くわかりませんが、
きっと、「お父さん」「お母さん」になっている人もいるんでしょうね。
「彼ら(彼女ら)の子供に教える日がいつかくるかも・・・」
そんな夢見る36のオヤジでございやす。(笑)
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by sawayoshi45
| 2007-04-18 00:44
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